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幼児のための学研教室/子育てコラム
子育てコラム
 

05.12.28
Vol.1 読み聞かせは本好きの入り口 〜親子のふれあいタイムを大切に〜

 

   子どもの本離れが問題になって久しいですが、子どもが元々、本が嫌いな訳ではありません。幼児の頃に、本との素敵な出会いを経験していれば、自ずと本を開く子どもになっていくもの…そのために大切なのが、読み聞かせなのです。

 読み聞かせをする、となると「私は読むのが上手じゃないから…」「忙しくて時間がないから…」といったみなさんの声が聞こえてきそうです。でも心配はいりません。一日5分でもいいんです。上手じゃなくていいんです。子どもと一緒に本を開き、時間を共有する…そのこと自体が、価値のあることなのです。

 様々な情報があふれる時代、「子どもにどう接すればいいのか不安がある」というおうちの方も少なくありません。最近よくいわれている「抱きしめるという会話」というフレーズは、そんなみなさんへのひとつのメッセージになっています。親が不安なら、子どもも不安なもの。そんな時、何はともあれギュッと抱きしめる、スキンシップ。そうすることで、親と子の間の見えない膜がひとつ、取り除かれていくのです。
 読み聞かせの時間を共有することは、そんなスキンシップを自然に演出してくれます。そしておはなしを読んでいくなかで子どもの様子を見ていると、はっとしたり、よろこんだりという反応があるはず。それを見逃さず、「びっくりしたね」「きれいだね」などと合い間に声を掛けてあげることで、感性の共有もすることができるのです。大好きなおうちの方とのふれあい、そして時間と感性の共有……こんな喜びはありません。やがて子どもにとって、本を介在した時間は、なくてはならない楽しみとなるでしょう。
 
   幼児の好奇心は、純粋かつ旺盛なもの。文字や言葉に対しても、興味を持てば短期間に覚えていったりします。楽しいものとして印象づいた、読み聞かせで広げていた本…いつか自分から開き、読んでみたいという日がやってきます。そうなればあとは、身近に本のある環境を整えてあげることです。
  ただ、ひとり読みができるようになったのだからと、ぱったり読み聞かせを止めてしまうのはちょっと待ってください。ひとり読みのはじめの頃は、まだ読むのに手一杯。本当にストーリーを楽しむには、まだまだ読み聞かせも必要なのです。そして読み聞かせにはもうひとつ、想像力を刺激するという効果が。これはテレビやゲームで受身一辺倒になり勝ちな子どもの感覚に、能動的な働きかけをしていきます。ひとりでどんどん読めるようになるまでの限られた期間のこと、親子で読み聞かせタイムを楽しんでいきたいものですね。
 
 
 
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