学研の学力診断

2020年秋 実施調査結果

新型コロナウイルス感染症により、学校の臨時休校などが続いた2020年。学研では、コロナ禍でのお子さまの学力を把握し、これからの学びに活かすため、2020年秋に「学研の学力診断」を実施いたしました。ここでは、診断結果をもとに、つまずきのポイントや算数&国語の得点の相関関係についてまとめました。

概要

対象学年:年長~小6

調査期間:2020年10月17日(土)~11月30日(月)

受検者数:110,494名

科目:算数・国語

知識を「活用して」
解くことが苦手

各学年の正答率をみると、高学年(特に5年生)は算数の正答率が低く、図形の知識を活用して解く問題や概数の「用語」や「範囲」を答える問題が、特に低い傾向にありました。

また、心配されたコロナ禍による学習内容理解への影響ですが、全体としては高い平均点を記録し、影響はなかったと判断できます。しかし、都道府県毎の正答率を比較すると、最大15.6%(小5・算数)の開きがあったことから、地域によってはコロナ禍の影響を子どもたちが受けていることがわかりました。

※各地の詳しい資料データをご覧になりたい方は、学研エデュケーショナル・アセスメント課までお電話にてお問い合わせください
03-6431-1084(月~金9:00-17:00祝・休日をのぞく)

国語・算数の得点には
相関関係が!

低学年、中学年は国語と算数の得点の間に特筆すべき相関は見られませんでしたが、高学年では、最低限の国語の点が取れていない児童は、算数の得点も取れていない傾向がありました。テストの内容から、文章題ができていないためと考えられ、「読解力」の差が学力の差につながったようです。

学研教室で
学力に差をつけよう!

一般の受検者と学研教室に通っている会員の得点差を比較すると、学年が上がるにつれ、差が少し開いていることが分かります。

学研教室では、全ての教科の基礎となる算数と国語を同時に学習し、バランスのとれた学力を養います。また、算数では詰め込みの暗記法ではなく、問題のしくみを理解し論理的に考えることで答えを導き出します。分かった上で、実際の場面で使えるような文章題を解くことで自ら「考える力」や、学んだことを「社会で活用する力」をはぐくみます。

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