卒業生の声

学研教室OB
鶴崎修功さん

夏休みスペシャルインタビュー 学研教室OB 東大王・鶴崎修功さん

初代東大王・鶴崎修功さんは、学研教室OB!

クイズ番組「東大王」(TBS系)に出演中の初代東大王・鶴崎修功さんは、年中から中2まで学研教室で学んでいました。ご本人によると、ずっと継続していた学研教室での学習方法が基礎となって、のちの東京大学受験にも生かされたのだそうです。学研教室OBの鶴崎さんに、小学生のころからのお話しや、東大受験についてなどをお話しいただきました。

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学研教室には、いつから通っていたのですか?

年中から中学2年生まで通って、算数・数学と国語の2教科を学んでいました。私が通っていたのは、自宅の近くの湖山教室(鳥取県鳥取市)。私の妹も、中3まで同じ湖山教室に通っていました。
中2で学研教室を卒業したのは、中3までの教材をすべてやり終えてしまったからです。私の場合は自分の学年よりも1〜2年先を学習していました。

鶴崎さんにとって学研教室のよかったところは?

学研教室は、無学年方式で自分のペースでどんどん先へ進められる点がよかったです。先取り学習もでき、自分のペースで早くも遅くもできるので、ストレスなく学習を続けられました。学校の勉強よりもっと先に進みたいと思っても、自力だけでは限界があるので、上の学年の教材を与えてくれる学研教室はありがたかったです。
学研教室では、通常、1日に算数と国語(以下、算国)の教材を2枚ずつ解いていきますが、私は気分が乗ると3枚、4枚とやっていました。宿題も先生が教材を私のペースに合わせて渡してくれたので、短期間に1冊分終えたこともあります。

学研教室は鶴崎さんの勉強法にどんな影響を与えましたか?

予習をする習慣が身につきました。たとえば、小4のとき、私は学研教室で小6で学ぶ内容を先に勉強していました。小4で小4の学習内容を完璧にマスターするのは大変ですが、小6の内容を学んでから小4の問題を見ると、「これは6年生で学ぶ内容に関係するから、よく覚えておこう」と考えられ、気が進まない勉強でも将来に役立つと思えて、やる気が出ました。
私の小・中学校時代の勉強法は、まず自宅のパソコンの勉強ソフトで予習をして20%くらいの理解でよしとし、次に学研教室に行き、先取りで学校の予習をして70%くらいを理解し、最後に学校の授業で100%にするという、完全な予習型でした。とくに算国は、学研教室で先に1〜2年先の教材を学習していたので、学校の授業で同じ単元に取り組むのは、パソコンでの勉強も含めると、3回目ですから楽勝でした。おかげで小・中学校の成績はよかったと思います。
学研教室の先取り学習で成功した体験は、後の東大の受験勉強にも十分生かされました。完璧な理解でなくても、ある程度先のことを予習しておいて、残りの部分をあとで埋める勉強法は、今やっていることの意味をしっかり考えられ、学習の目的がはっきりするのでやる気も出て知識が定着します。この予習型の勉強法のよさに気づかせてくれたのは、まちがいなく学研教室での無学年方式の学習です。

パソコンの話が出ましたが幼少期にパソコンやネットとどう触れていたのですか?

私が初めてパソコンに触れたのは3歳のころらしいです。お古のパソコンをもらったのですが、そこにジュースをこぼして壊してしまって、それ以降はしばらく自分用のパソコンを持たせてもらえませんでした。それでもパソコンは大好きで、当時家にあったiMacによく触れていました。
インターネットは小学生のころから活用していました。両親からも、ネットの利用に関する制限はまったく受けていなかったんです。ウイルスサイトに引っかかったことはありませんが、いきなり英語のサイトにつながってしまうのが怖くて、当時は子どもながらにかなり慎重にネットに接していたと思います。
子どものネット利用を危惧する向きもありますが、私は子どものころからどんどん活用すべきだと思っています。もちろん、とめどなくネットサーフィンをしてしまって時間を無駄にしてしまうことや、あぶないサイトに触れてしまうことといった「危険」な部分からはなるべく離れたうえで、ということは大前提ですけど。
現代社会では、誰もがいつかはネットを活用することになると思うんです。大学に入れば、それこそネットはなくてはならないものなんですよね。そうした、必要に迫られたときにネットの扱いに慣れていないと、困惑することになるのは間違いありません。ですから、子どものころからネットに慣れていることは、意外と大事なことではないかと思うんです。少なくとも私は、子どものころからパソコンやネットに触れていたことで得をしたことが多いなと思っています。

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学研教室の「算国2教科同時学習」という点は
どうでしたか?

学研教室で算国を同時に学べたのはよかったと思います。得意な算数だけでなく、国語で漢字や語いを学べたからこそ上の学年の教材も理解できました。漢字を含め、国語力はとても重要だと思っています。漢字が読めなかったり、語い力や読解力がなかったりすると教科書や問題文も読めません。正直なところ、小学生時代は長文読解問題に関してはあまり得意ではありませんでしたが、学研教室でいろいろな読解問題を解くことで、自然と読解力が身につきました。

学研教室の教材について何か印象に残っていることは?

学研教室の教材はわかりやすかったです。最初に問題の考え方の説明があり、例題を解いてから練習問題に進むという構成がとてもいいと思いました。練習問題に挑戦して、わからなければ前に戻って解説を読み直せばできる。学校のような講義型の授業だと、聞き逃したときに自分のペースで前に戻れません。学研教室の教材は、わからなければ、わかるところまで戻ればいいのでやりやすかったです。私は、できるところまで自力でどんどん進んで、「わからなかったら前に戻る」というスタイルで勉強していたのでぴったりでした。ちなみに小・中学生のときは学研教室の勉強だけで学校の授業は十分理解できていました。

学研教室の先生はどんな方でしたか?

先生は、私の学習ペースに合わせてくれる方でした。あまり得意ではなかった読解問題に取り組んでいるとき、時間がかかっても待っていてくれました。強制的にやらせる、ということはまったくなく、自主的に学習を進めるという雰囲気を作ってくれていたのでとても感謝しています。

学研教室に通っていたころから東大に行きたいと思っていたのですか?

実は、小学5〜6年生から高校1年生のころまでは、ぼんやりとですが、京都大学に行きたいと思っていました。それはなぜかというと、数学の世界的な大きな賞であるフィールズ賞を受賞している3人の日本人(小平邦彦、広中平祐、森重文)は、全員京大出身だと知ったからなんです。でも高校生になってから、「数学オリンピック」という高校生以下の者が参加できる数学の大きな大会の予選に出場してみたら、その大会での成績優秀者の多くは東大に進学しているということがわかったんですよね。さらに、フィールズ賞を受賞しているような方はもう名誉教授などになっていて、直接教えを受けることはできないだろうということもわかって、「じゃあ、東大に行こうかな」と考えるようになったんです。

東大受験の際は猛勉強されたのでしょうか?

私が初めて「受験」というものを経験したのは、小学校に入るときでした。ただ、そこまで大変な「受験」ではなかったんです。そして、小学校から中学校へはエスカレーター式でしたので受験はなし。高校には受験をして入りましたが、特別な勉強などはしなくても合格できました。
ですから、私にとって初めての本格的な受験が、東大受験だったんですね。といっても、学研教室で学習習慣がついていたおかげもあって、高校時代も普段から勉強をしていたので、受験の直前になって猛勉強をするようなことはありませんでした。もちろん、受験本番が近づいたころには普段よりは多少多めに勉強をしていましたが、それでも、学校のカリキュラムに則って勉強をしていれば大丈夫という感触はありました。
それに、私が住んでいたのは鳥取には、有名な大学受験用の予備校や塾はなくて、そうした場所で受験対策をすることはできなかったんです。ただ、私の通っていた高校の先生が、難関校を受験する生徒の添削をしてくれていました。例えば、大学の過去試験問題を家で解いたものを持って行くと、採点してくれたんです。これは、私の高校だったからできたこと。都会の進学校だと東大を受験する人が多すぎて、先生方がそんなていねいな対応をすることなんて不可能だと思いますが、私の学校だと7人くらいだったので余裕で対応できるんです。地方に住んでいるということは、悪いこともあるけれど、いいこともあるというわけですね。

中間テストや期末テストの対策はどうされていましたか?

これも受験と一緒で、普段どおりに勉強をしていれば大丈夫という感じでした。多少復習をすることはありましたが、一夜漬けで根を詰めるようなことはありませんでしたね。
高校生のころの中間・期末テストでは、自分の順位は気にしていました。私の学校では順位が貼り出されなかったので、周りの成績がよさそうな者に成績を聞いて、「なるほど」と思っていたり。
さらに高校時代は、学校内の中間・期末テストだけでなく、全国模試にも気合いを入れていました。やはり、ライバルは強いほうが燃えますからね。全国の、顔は見たことはないけど名前はよく見るという人に「コイツ、やるな」なんて思っていたりしました。そういえば、東大に入ったあとに、その「顔は知らないけど名前はよく知っているライバル」に出会って、「この人か……」と思ったこともありましたね。

東大に入ってよかったことは?

やはり、数学オリンピックの出身者をはじめとするレベルの高い人たちと一緒に数学を学べることですね。私は、自分よりもレベルが高い人と仲よくなって、その人に引っ張られる形で自分もレベルアップするタイプなんです。
そして、周りの人がみんな学ぶことに対して前向きだというのもいいことだと思います。例えば、数学でも、歴史でも、書道でも、ひとつのことに集中して取り組んでいると、ひとつ間違えると周囲に敬遠されがちになりますけど、東大だとそんな人がたくさんいるので、否定されることはまったくないんです。新しく突拍子もないことを始めたとしても、「え~!?」という反応はなく、「がんばって!」というムードになってくれるのも、ありがたいですね。

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最後に、勉強をがんばっている子どもたちに
励ましのメッセージをお願いします。

勉強は今やっておいたほうが大人になってからきっと得をします。どうせやらなきゃいけないのですから、できるだけ楽しくやってほしいです。勉強というのは、なぜ学ぶのか、その意味に気づくと楽しくなります。また勉強を通して、「知る」ことの楽しさや「自分に向いているもの」を発見できることもあるのではないでしょうか。そして自分に合った勉強のやり方や楽しみ方をぜひ見つけてください。
学研教室でしっかり学んでいけば、東大にだって入れます。だれにでも苦手な部分はあると思いますが、続けていけば絶対に成長できると思います。

プロフィール

学研教室OB・初代東大王 鶴崎修功さん

1995年鳥取県生まれ。鳥取大学附属中学校、鳥取県立鳥取西高等学校を卒業し、東京大学理学部数学科へ入学。現在は東京大学大学院数理科学研究科修士課程1年。東京大学クイズ研究会(TQC)に所属し、大学3年生の時に初めてクイズ番組『東大王』に出場し優勝。初代「東大王」になるという快挙を成し遂げ話題に。

学研教室会員 卒業・合格体験記

学研教室会員のみなさんから、たくさんの「卒業・合格体験記」が届きました!
「学研教室で学んで良かった!」という喜びの声をご覧ください。

イラスト/矢島慶子

小学校卒業・中学校合格体験記

受験を経験して「挑戦することの大切さ」を知った

「私はAICJ中学校に行くんだ!」
これは、私が小学4年生のころから言い続けてきた言葉です。そして昨年12月、私はAICJ中学校に合格することが
できました。6年生の夏休みから本格的に受験勉強を始めました。わからないところがたくさんありましたが、
学研教室の先生がわかりやすく、そして細かく教えてくださいました。おかげで、自分の力に
することができました。試験が終わった直後、学研教室の先生に試験問題の内容や成果などを
伝えました。そのとき、私は安心して涙が出そうになりました。
受験を経験して私は「挑戦することの大切さ」を知りました。私にとって受験は「大きな
挑戦」でした。あきらめようと思ったことは何度もあったけれど、受験勉強を続けること
ができたのは、学研教室の先生や家族が支え、応援してくれたからです。
これからも学研教室に通い続けて全力でがんばります!

私立AICJ中学校合格(広島県)

最後まであきらめずに支えてくれた周りの人たちに感謝!

私が合格することができた理由は、学研教室の先生や、家族、友だちがあきらめずに応援してくれたからだと思います。私は問題をはやく解くことが苦手でした。いっしょに勉強している友だちの中でも問題を解くのに一番時間がかかっていました。しかし、それでも先生はあきらめることなく、私ができていないことや
直したほうがよいところを注意してくださいました。いっしょに勉強していた友だちは、
わからない問題の解き方を教えてくれました。家では、両親や姉が応援してくれました。
私一人では、中学受験をあきらめていたと思います。最後まであきらめずに支え続けて
くれた周りの人たちに感謝しています。3年後の高校受験のときには「がんばろう。」と
私が周りの人を支えられるくらい、あきらめずに行動できる自分になりたいです。

国立奈良教育大学附属中学校合格(奈良県)

学研教室を長く続けてきて、良かった

ぼくは小学1年生の秋に学研教室に入会して、小学校卒業まで通いました。実際にこんな長く続けられるとは思いませんでした。
ぼくは、勉強が苦手でした。そんなぼくに、学研教室の先生は、いろいろな考え方やヒントを出してくれたので、
自然と算数の問題が解けるようになっていきました。今では基礎計算から文章問題まで解けるようになりました。
学校のテストでも高得点がとれるようになり自信がつきました。
国語も辞書引きから始まり、長文読解も特訓してくれました。今までは長文を見るだけで
あきらめていたのですが、先生の「その人の気持ちになって取り組めば。」という魔法の
言葉を思い出して解いています。英語も先生と会話するのが楽しいです。学研教室を
やめたいと思ったこともありましたが、続けてきて良かったと思います。
中学校でも学研パワーでがんばります。

卒業体験記(埼玉県)

私は小学2年生から学研教室に通いました。風が強い日や大雨のときも、教室に行けば先生に会えるし、勉強を見てもらえる安心感もあり、楽しく通いました。学研教室では、学校で習う内容の先取り学習をするので自信がつき、4年生のころからは学校の授業で手を上げて発言できるようになりました。

私立流通経済大学付属柏中学校合格(千葉県)

ぼくは5才から学研教室に通っています。2才から水泳も習っていて、選手コースに在せきしています。4年生のときに学研教室の先生から、文武両道に力を入れている学校の受験を勧められ、受験を決めました。受験当日、先生に「自分が勉強してきた努力を信じてがんばれ。」と言ってもらい、落ち着いて臨むことができました。

私立報徳学園中学校合格(兵庫県)

ぼくが合格できた一番の理由は、学研教室とその先生だと思っています。先生はぼくに、わからない所を教えてくれたり、本気で注意してくれたりして支えてくれました。学研教室に行ってよかったと思いました。学研教室と先生、ありがとうございました。中学生になってもよろしくお願いします。

国立京都教育大学附属桃山中学校合格(奈良県)

中学校卒業・高校合格体験記

不安な受験期を支えてくれた学研教室の先生や仲間たち

中1のころからずっと憧れていた福岡県の公立トップ校、修猷館高校。
私は学研教室でコツコツ学習を重ねていくうちに、憧れだった修猷館高校を、現実に目指せるくらいに成績が安定してきました。「受験しよう!」と心に決めたのは中2の冬。しかし、ここからが大変でした。模試の志望校判定が思うように上がらず、また、先に迎えた私立高校入試でも目指していたコースに受からず、
大変不安で苦しい思いをしました。心が折れそうになるたびに、私があきらめないように
支え、背中を押してくださったのは学研教室の先生でした。
学研教室で学んだおかげで、夢をかなえるためにがんばることの素晴らしさを
知ることができました。また、学研教室のアットホームな雰囲気の中での先生や
仲間たちとの会話が、受験期の不安で押しつぶされそうな気持ちをいつも和ませて
くれました。学研教室で受験期を過ごせて本当に良かったです。

福岡県立修猷館高等学校合格(福岡県)

学研教室で自主的に学ぶ習慣がついた

私は、中学校で最初に受けたテストの結果がめちゃくちゃで、惨敗でした。30点未満の教科も珍しくありませんでした。しかし、学研教室で学ぶようになってから、数学の定期テストは70点以上を取ることが普通のことのようになりました。
その理由は学習を楽しめるようになったからだと思います。学研教室に入って成長した
ことは、自主的に学ぶ習慣がついたことです。これがいちばん良かったことだと思います。
学研教室では、学校のような授業とは違い、自分で自主的に学ぶしかありません。ただ、
自分のペースで学習を進めることができます。その中で磨かれたのが学習に取り組む自主性
でした。学研教室に通って、今までに身につけたことをこれからも活用していきます。

私立楊志館高等学校合格(大分県)

学研教室は私を人としても成長させてくれた

私は中学1年のときに学研教室に入りました。周りに比べ遅い時期に入った私を学研教室の先生は丁寧に指導してくださいました。
進路をどうするか迷っていた中2のとき、先生に大阪教育大学附属高等学校平野校舎を薦められました。そのころの私は恥ずかしがり屋で人前に立つことがとても苦手でした。そんな私に先生は「自ら行動しなさい。」と指導してくださいました。そのおかげで性格も明るく積極的になり、人前に立つことへの苦手意識
が薄れました。先生には礼儀も指導いただきました。自ら行動する積極性、礼儀を身に
つけた私は、大阪教育大学附属高等学校平野校舎の面接にも受かることができました。
先生は私たちの将来のために必要な指導をしてくださいました。これは私を人として
何段階も成長させてくれました。3年間で学んだことを高校でも生かし、何事にも全力
で取り組んで、充実した学校生活になるようこれからも勉強に励もうと思います。

国立大阪教育大学附属高等学校平野校舎合格(奈良県)

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