夏休みスペシャルインタビュー 学研教室OB 東大王・鶴崎修功さん

初代東大王・鶴崎修功さんは、学研教室OB!

クイズ番組「東大王」(TBS系)に出演中の初代東大王・鶴崎修功さんは、年中から中2まで学研教室で学んでいました。ご本人によると、ずっと継続していた学研教室での学習方法が基礎となって、のちの東京大学受験にも生かされたのだそうです。そんな鶴崎さんは今年の8月2日に開催された「学研キッズフェス2018」用にスペシャルクイズを作り、かつ当日イベントに参加して子どもたちにクイズの参加証(賞状)を手渡ししてくださいました。今回は、鶴崎さんの「小学生の頃の夏休みの過ごし方」に迫ります。

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夏休みも普段通り勉強していました

鶴崎さんは「学研キッズフェス2018」に参加して、
子どもたちにクイズを出題してくれました。このイベントに
参加して子どもたちと接して、いかがでしたか?

楽しかったですね。ただ、大学のクイズ研究会でクイズ作りは慣れているんですけど、小学1年生にも解けるようなクイズを作るというのは、意外と難しかったです。解けなくて泣いてしまった子もいましたけど、問題に対してそれくらい真剣に取り組んでいるというのは、素晴らしいこと。そんな子どもたちの反応を見ているだけで、楽しかったです。

鶴崎さんは小学生の頃は何に興味を持っていましたか?

気づいたときには数字が好きで、幼少期には母がよくやっていたナンバープレイスのようなパズルのマスに、答えを見ながら数字を書き込むなんていうことを楽しんでやっていたらしいんです。そしてそのまま算数が好きになり、数字を使ったパズルや算数の問題を自分でも解くようになって、親に「もっと問題を出して」とよくせがんでいました。今回のキッズフェスのような頭を使うイベントやワークショップにも好んで参加していましたね。

現在、小学生たちは夏休みの真っただ中ですが、鶴崎さんはどのように夏休みを過ごしていましたか?

年中の頃から中2までは週2回、学研教室に通っていましたし、学習ゲーム的なものもやっていました。なので、夏休みもきちんと勉強していましたね。あとは「算数オリンピック」という小学生以下の子どもを対象とする算数のコンテストに出ていたので、それに備えて算数の本も読んでいました。まあ、算数の本を読むというのは夏休みに限らず、普段からしていたんですけど。でも、学校の感想文などの宿題に関しては模範的ではなかったですね。夏休みが残り1週間くらいになって、手をつけるというタイプでした。実は「定期的に少しずつ」というのは苦手なんです。しかも、基本的にズボラですから、序盤にやるのではなくて、最後にまわしてしまうというのがお決まりのパターンだったんです。

夏休みだからといって特別なことをしていたというわけではなかったんですね。

そうですね。普段と違うのは、学校に行く時間の代わりに遊んでいたということ(笑)。僕はゲームが好きなので、夏休みにはいつも以上にゲームに時間を割いていました。その点は今もあまり変わっていなくて、最近はNintendo Switchで『スプラトゥーン2』をよくプレイしています。小学生の頃はニンテンドーゲームキューブでした(笑)。

「ゲームは1時間だけ」というようなことをご両親に言われていたのでは?

うちはゲームの時間に制限はなかったんです。いくらでもやっていい。その代わり、それで夏休みの宿題を間に合わせることができなかったら自分の責任だぞ、という感じでした。でも、やっぱり小学生だからどうしてもゲームをやりすぎてしまって、宿題を終わらせるのに苦労するという失敗をやってしまうんですよね(笑)。そんな失敗を繰り返しながら、「いつまでゲームをやって、いつから宿題に取りかからなくてはならない」ということを覚えていきました。なので、1日中ゲームをやっている日もあれば、1日中算数をやる日もあるという感じでした。気の向くままにたくさんゲームをやって、たくさん算数をやって……。そして学校の宿題は、後回しになってしまうという感じでした(笑)。

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両親の『放任主義』が
僕にとってはありがたかった

夏休みの「自由研究」の宿題は、どうしていましたか?

自由研究は夏休みの前半から取りかかっていました。生物学者の父から聞いた話を、自分なりに展開させたこともありまして......。「ラポポートの法則」という、北のほうに棲んでいる動物のほうが赤道付近に棲む動物よりも生息域が広いという法則があるんです。例えば、ホッキョクグマは広範囲に棲んでいるけど、マレーグマが棲んでいる地域は狭いんです。それで僕は、その法則を国土面積にも適応できないかと思ったんです。例えば、ロシアやカナダはものすごく広いけれど、赤道付近の東南アジアの国々は小さい国が多いですよね。父の影響で小学生にしてはハイレベルですが、そうしたテーマでまとめたことがあります。

ちなみに、ご両親は小学生のときの鶴崎さんにどのように接していたんですか?

わりと放任型だったと思います。勉強をしたくないんだったらしなくてもいい、もし進学したくなければそれでもいい、という感じでした。もちろん、何かありそうなときは助言してくれていたんですけど、とにかく強制はほとんどなく、自由にさせてくれていたんです。そして、その接し方は僕にとってよかったんじゃないかなと思っています。さらに重要で、よかったと思っているのは、絶対に僕の味方であるという態度をとってくれていたこと。頭ごなしに否定をせず、すべてを受け入れてくれていると僕に思わせてくれていたのは、本当にありがたかったですね。

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一番の効果的な勉強方法は
自分のタイプを知ること

鶴崎さんが思う、効果的な勉強方法を教えてください。

それは人によって違うと思います。僕の場合は、視覚を使った勉強方法が効果的ですね。本を読んで視覚情報を使って記憶するのが得意です。ほかにも、耳から情報を入れるのが得意な人がいれば、書くのがいいという人もいます。そういう自分の向き不向きを知ることができれば、より効率のいい勉強ができるんじゃないかと思いますね。ちなみに、僕は視覚派でよかったなと思っているんです。だって、数学は聞いて覚えるのは無理ですからね。とにかく、いろんな方法を試して、「これなら続けられる」という方法に出合うことが大切だと思います。

なるほど。ちなみに、鶴崎さんは小学生の頃に苦手な科目はあったんですか?

ありましたよ。図画工作とか。あまりにもうまく絵を描けなくて、泣いたこともありました。あと、夏休みの宿題のなかでは読書感想文が大の苦手でした。

そんな読書感想文をどのように克服したんですか?

結局、最後まで克服できなかったと思います(笑)。まず僕は、物語を読むのが苦手です。さらに、「感想って『面白かった』とか『つまらなかった』とかしかないのに、それで1000文字も書けるわけがない!」と思ってしまっていて(笑)。それで、当時は自分の好きな算数の本を読んで、無理矢理感想文を書いていました。大学院生になった今にして思えば、読書感想文とは、本を読んで、その内容と自分の実生活を結びつけて、自分なりの論を組み立てるものだと言えます。それをうまく導き出すには……まず、その本の流れを図にしてみるといいんじゃないでしょうか。そうすることで、その本の構造が見つけられるので、それをヒントに書き始めればやりやすいんじゃないかなと思います。みなさんも夏休みの宿題を楽しくクリアして、有意義な夏休みを過ごしてください。

プロフィール

学研教室OB・初代東大王 鶴崎修功さん

1995年鳥取県生まれ。鳥取大学附属中学校、鳥取県立鳥取西高等学校を卒業し、東京大学理学部数学科へ入学。現在は東京大学大学院数理科学研究科修士課程1年。東京大学クイズ研究会(TQC)に所属し、大学3年生の時に初めてクイズ番組『東大王』に出場し優勝。初代「東大王」になるという快挙を成し遂げ話題に。

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