お役立ち情報

学研教室の豊富なノウハウを
コラムでお届けします。

記事詳細

2023年12月21日

  • 小学生
  • 習い事
  • 教育
  • 子育て

小学生が勉強をやる気になるために やる気アップに向けて保護者ができることとは

「ダラダラしていてなかなか宿題を始めない」「ゲームばかりしていて勉強しない」こんな悩みを持つ保護者も多いことでしょう。子どもが勉強に対してやる気を出すためには、どのようにすればよいのでしょうか。その対策について考えていきましょう。

小学生が勉強に対してやる気が出ないのはなぜなのか

女の子が机にうつ伏せになっている画像

小学生が勉強をやる気にならないのはなぜなのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

睡眠や休息が十分ではない

意外と見落としがちなのが、睡眠や休息が十分にとれていないというケースです。子どもは元気に見えても、大人ほどの体力はありません。
疲れがたまっていると、気持ちが勉強に向かいにくいものです。睡眠時間が十分にとれているか、学校や習い事などの活動が負担になっていないかなど、子どもの様子をよく観察することが大切です。

勉強がつまらない

勉強がつまらないと感じて、なかなかやる気にならないこともあります。子どもは本来好奇心が強く、楽しいことには集中して取り組めるものですが、勉強が楽しくないと、やる気は出てきにくいものです。

勉強がわからない

勉強が難しく、理解が追いつかなくなるとやる気を失ってしまいます。内容がわかれば「次の問題にも取り組んでみよう」という気持ちになるものです。どこでつまずいているのかよく確認し、理解不足を解消していくことが大切です。

勉強する環境が整っていない

子どもが集中して勉強できる環境が整っていないため、勉強をする気にならないということもあります。家族の話し声が聞こえて落ち着かない、ゲーム機やおもちゃが目に入るところに置いてある、雑音が多いなど、子どもが勉強しにくい環境になっていないかどうかをよく確認してみましょう。

勉強する意味がわからない

「勉強する意味がわからない」という子どももいます。何のために勉強しているのかがわからないと、やる気も出てこないでしょう。
勉強には、知識を増やすとともに、考える力や問題を解決する力を身につけるという意味もあります。勉強を通して身についた力が、将来役立つということが理解できるようになると、勉強へのやる気もアップしてくるはずです。

「勉強のやる気」を引き出すためにできること

女の子が勉強している様子

それでは、勉強へのモチベーションを高めるために、どのような工夫をすればよいのでしょうか。

生活リズムを整える

子どもの健康を保つうえで、生活リズムを整えることはとても大切です。心身の調子がよければ、勉強をはじめ、さまざまなことに積極的に取り組む気持ちが生まれてくるものです。
生活リズムの中に家庭学習の時間を組み込むと、学習習慣も身についていくでしょう。

勉強の仕方を工夫してみる

「勉強は楽しい」と感じると、自然と勉強に取り組む気持ちが生まれてきます。そのためには、勉強が楽しくなる工夫をすることが大切です。
紙の教材に向かって勉強するのが楽しくない場合は、音や動きのあるデジタル教材を使ってみてはいかがでしょうか。
また、問題をクイズやなぞなぞ形式で出してみる、公園に行って実際の生き物を観察してみる、図書館で好きな本を選んでみるなどして、子どもの興味を引き出す工夫をしてみましょう。

苦手なところを見つけて対策する

そもそも勉強がわからない、苦手な科目に取り組みたくないという場合は、わからないところや苦手と感じるところを克服する必要があります。
まずは、簡単な問題から取り組み、「できた」という成功体験を積み上げていくことが大切です。

苦手科目に取り組むときは、保護者から「ちょっとやってみようか」と、声をかけて一緒に勉強してみましょう。苦手なものでも、日常的に取り組んでいると親しみを感じるようになり、徐々にハードルが下がっていきます。「わからないから」「苦手だから」と言って遠ざけず、少しずつでも触れていくことが大切です。

勉強しやすい環境を整える

子どもが集中して勉強に取り組める環境を整えることも大事です。ゲーム機やおもちゃなどが目に入らないよう配慮する、子どもが勉強している時家族は静かに過ごすといったことを意識しましょう。
また、子どもと一緒に、保護者も机に向かって仕事や読書をするというのもおすすめです。

少し先の将来の話をする

少し先の将来の話をしながら、目標を立てるとやる気のアップにつながります。中学生になったらどんなことをしたいか、将来どんな仕事に就きたいかといったことを話していると、子どもも日々の勉強の大切さを感じるようになるはずです。
そのうえで、今日の宿題を○分で終わらせる、ドリルを○ページやる、テストで何点以上とるなど、小さな目標を立てて取り組むようにしていくとよいでしょう。

塾・家庭教師・通信教育などを利用する

保護者が勉強するように言っても子どもがなかなか動かないときは、外部の力を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。
塾・家庭教師・通信教育など、学校と家庭以外のところにつながると、子どもの気分が変わってスイッチが入るということもあります。

保護者が子どものやる気をサポートするためには

子どもが勉強へのやる気を出すために、保護者ができることについてまとめます。

前向きな声かけをする

「何ですぐやらないの?」などの声かけは、反発したり子どものやる気を失わせてしまったりするといわれています。
「宿題が終わったら一緒におやつを食べよう」「夕方までに終わらせようか」など、できるだけ前向きな声かけをすることが大切です。

強く叱らない

子どもが勉強しないと、保護者はどうしてもイライラしがちですが、あまり強く叱るのはおすすめできません。叱られたことで、子どもが勉強に対してネガティブなイメージを持ってしまうからです。
やらされている感覚を持っている間は、勉強に対してやる気が出てこないものです。子ども自身が自主的に取り組めるような声かけをすることが大切です。

ときには一緒にリフレッシュする

子どもが疲れている様子なら、一緒にお菓子を食べたり、気分転換に買い物に誘ったりしてみてもよいでしょう
保護者がやさしく寄り添ってくれれば、子どもにも「がんばってみよう」という気持ちが湧いてくるはずです。

子どもが勉強に対してなかなかやる気が出てこないときは、オンライン学習を検討してみてはいかがでしょうか。学研教室オンラインは、お子さまの得意・不得意を見極めながら、最適な学習指導を行います。オンライン学習をお考えの際は、学研教室オンラインをぜひご利用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

お電話でのお問い合わせ
月〜金 9:00〜17:00(祝・休日をのぞく)
お近くの学研教室事務局につながります

0120-114-154

キャンペーン情報

春の無料体験学習 受付中!

春の幼児無料体験学習 受付中!