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2024年1月25日

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社会科が苦手な小学生必見! 社会科への興味や理解を深める学び方とは

小学校で習う社会科は、日々の生活や社会の仕組みを理解するうえで大切な教科です。しかし、暗記することもたくさんあり、苦手に感じる子どもも多いものです。社会科への苦手意識を克服する学び方について考えてみましょう。

覚えることが多く、用語も難しいため「社会科は苦手」と感じやすい

覚えることが多く、用語も難しいため「社会科は苦手」と感じやすい

小学生が社会科を苦手と感じるのはどうしてなのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

内容に興味がない

子どもにとって教科としての社会科は、実生活ではなじみのないことも多いものです。学習内容に興味を持つことができないと、積極的に取り組む気持ちになりにくいものです。興味がないので勉強が進まず成績も上がらないため、社会科が苦手と感じてしまいます。

言葉が難しい

社会科では、都道府県、地域、人名、年号、制度名など、さまざまな用語が登場します。聞き慣れない言葉や長くて難しい名称などは覚えにくいものです。難しい言葉が出てくると、うんざりして勉強するのが嫌になってしまうこともあります。

暗記することが多い

1つの単元で多くの言葉を覚えなければならないため、暗記が面倒と感じる子どももいます。物事の背景を理解していないと、機械的に暗記しなければならないと感じるため、暗記そのものが負担になるのです。

「覚える」作業をしていない

習った知識を定着させるためには、復習をして覚える作業が必要ですが、その時間を設けていないことが考えられます。授業で1回聞いただけでは、時間が経つと忘れてしまいます。その状態でテストを受けるとなかなかよい成績が取れず、社会科を苦手と感じてしまうのです。
通常、覚える作業は家庭学習で行いますが、家庭学習では国語や算数をメインに行う傾向があります。覚える時間を取っていないことが成績不振につながり、苦手意識を持ってしまう1つの要因となります。

どこが重要なのかが理解できていない

社会科では多くの用語が出てくるうえ、物事の仕組みを理解するためにたくさんの資料が使われます。教える側は、子どもに理解させようと考えて補助資料をたくさん用意するのですが、内容が多すぎることで、どこが重要なのかがわからなくなってしまうという子どももいます。

「社会科」そのものに興味を持ってもらうところから始める

親子の会話

社会科を「暗記科目」と思っていると、なかなか興味を持って学習していくことができません。まずは、社会科に興味を持ってもらうことが大切といえるでしょう。

ドラマ・マンガ・ゲームなどをきっかけにする

学校での勉強、と思うと嫌になってしまう子どもも、遊びの中で歴史・地理・政治経済などに親しんでいると、興味を持ちやすくなります。たとえば、多くの歴史的事象はドラマや映画、マンガ、ゲームなどの題材になっています。
時代背景などを理解していると社会制度が必要になった理由もわかり、難しいと感じていた用語も覚えやすくなります。

知育かるたやクイズで知識をつける

都道府県や国名・地名などを使ったかるたなども、社会科の学習に効果があります。同様に、地名を使ったすごろくやゲームなどもよいでしょう。また、家族でクイズを出し合うのもおすすめです。
遊んでいるうちに知識が身につき、楽しみながら学ぶことができて一石二鳥です。

社会科見学に行く

社会科に興味を持ってもらう1つのきっかけとして、家族で社会科見学に行くのもおすすめです。実際に工場見学をしたり、史跡を見に行ったりすると、教科書の中のできごとが一気に身近に感じられるはずです。
ドラマを見たりマンガを読んだりしたあとに、いわゆる聖地巡礼をするのも楽しいものです。家族のイベントとして、楽しみながら社会科に触れられるとよいでしょう。

新聞やニュースを見る習慣をつける

子ども向けの新聞を読む習慣をつけると、社会科への理解が深まりやすくなります。子ども向けの新聞は、文字が大きくマンガやイラストを使うなどして、わかりやすい工夫がさまざまにされています。
また、ニュースを見るときには「円安になると誰が困るんだろうね」「難民キャンプにいるのはどこの国の人なんだろう」など、子どもに問いかけをしてみましょう。意見を言い合ったり一緒に調べたりすることで、社会科への興味が刺激されるはずです。

内容を覚える時間を作る

子どもが社会科を苦手と感じるのは、テストの成績がよくないからともいえます。テストの成績を伸ばすためには、内容を正確に暗記しておくことが大切です。社会科に興味を持ってもらう工夫をしつつ、家庭学習の中で覚える時間を取り入れるようにしましょう。
社会科は教科書を読んで用語を覚え、問題集に取り組み、知識を正しく身につけられれば比較的簡単に得点を伸ばすことができる教科です。成績がよくなると苦手意識がなくなるだけではなく、「がんばれば得意科目にできる」という前向きな気持ちも生み出せるはずです。まずは、その日に習ったところを読み直すなど、短時間から取り組んでみるとよいでしょう。

社会科は「単なる暗記科目」と思わないことが大切

社会科には、国語や算数の力が必要になることもあります。たとえば、教科書を読んだり問題文を理解したりするためには、読解力が必要です。また、グラフや図からデータを読み取って分析するには算数の力が必要になるでしょう。
社会科は単なる暗記科目ではなく、国語や算数も含めた総合的な力をはぐくんでいける教科といえます。そして、そのきっかけは、日々の生活の中にあります。社会科への興味・関心を意識しながら、苦手意識を少しずつ取り除いていけるとよいでしょう。

社会科が苦手なお子さまには、オンライン学習を活用するという方法もあります。オンライン学習では、動画を活用して具体的な映像を見たり、家にいながら社会科見学ができたりします。オンライン学習をお考えの際は、学研教室オンラインをぜひご検討ください。

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