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2025年1月13日

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より良く生きるために必要な「教養」 子どもの教養をはぐくむために保護者がサポートできること

子どもに教養を身につけ、賢く育ってほしいと願う保護者は多いことでしょう。ただし、単に多くの知識を持っているだけではあまり意味がありません。教養の意味や身につけることの大切さ、また教養をはぐくむために、家庭でできる子どもとの関わり方について解説します。

教養とは「知識の量」ではなく、知識を活かして生きていくこと

教養とは「知識の量」ではなく、知識を活かして生きていくこと

子どもにとって、教養を身につけることとはどのような意味を持つのでしょうか。

教養は、人として成長していくうえでの知識

自分自身が学習して身につけた知識や理解力を教養と呼びます。一般的には歴史・文学・芸術・自然などについて学んだ広い知識を指すことが多いでしょう。これらの知識は、ものごとを考える、意見をいう、文章に書きとめるといった中で活かされる力です。ものの見方や倫理観、美意識などにも関わり、子どもが成長していく中で大切な力といえます。

基礎的な知識があると不安が少なくなる

教養は生きていくうえで基礎的な知識となります。新しいことに取り組むとき、基礎的な知識があるのとないのとではその姿勢には違いが現れるものです。知識があれば「それほど心配することはない」と思い積極的に取り組めますが、知識がないと不安が大きくなってチャレンジできなくなることもあるでしょう。

マナーを身につけるうえでも必要

社会に出て必要となるマナーを身につけるうえでも、教養は欠かせません。なぜ、そのようなマナーが必要なのか、背景を知ることで理解も深まります。正しいマナーは、よりよい人間関係にもつながります。その意味でも、子どものうちから教養を身につけることはとても大切です。

教養が身につくと、子どもの生きる力が高まる

教養が身につくと、子どもの生きる力が高まる

続いて、教養を身につけることの大切さについて説明していきましょう。

好きなことや得意なことが見つかる

たくさんの教養に触れていると、その中から子どもの好きなことや得意なことが見つかるはずです。好きなことや得意なことに取り組んでいると、毎日を楽しく過ごしていくことができるようになります。楽しく明るい気持ちは子どもの生きる力をはぐくみ、何か問題が起きたときも、前向きに乗り越えていくことができるでしょう。

ものごとを判断するときの基準になる

変化の激しい現代社会を生きていくには、常に新しい情報に触れる必要があります。ただし、その中には誤った情報が含まれていることもあります。教養が身についていると、自分の知識と照らし合わせて「それはおかしいのではないか」と考えることができるでしょう。判断の軸ができるという意味でも、教養は重要な意味を持つのです。

主体的に学ぶ姿勢が身につく

教養は「これはどういうことだろう?」「どういう意味があるのだろう?」という疑問を持ったとき、自分で人に質問したり調べたりして身についていくものです。学校の授業で一部の教養が身につくこともありますが、授業の内容に興味を持てたから覚えることができたともいえます。つまり、主体的に学ぼうとするときこそ、教養がついていくときなのです。主体的に学ぶ姿勢は学習に活かされるだけではなく、子どもがこれから生きていくうえでも必要になる力です。

異なる文化を持つ相手への理解が深まる

教養がないと相手の行動を誤解してしまうこともありますが、教養があるとお互いへの理解が深まりやすくなります。たとえば、外国の文化を知っていれば「日本人とは違うんだな」と理解して、無用なトラブルを避けることができるでしょう。これからのグローバル社会を生きていく子どもたちにとって、さまざまな文化の教養を持つことは必須といえます。

新しいアイデアを生み出すことができる

いくつかの教養が、意外なつながりを持っていることもあります。先進的なテクノロジーが、歴史の考察から生み出されたというケースなどもあるでしょう。教養は、一見関係ないような知識を掛け合わせて新しいものを生み出すときにも大きな力を発揮します。子どもが成長して社会で活躍するようになったとき、身についた教養が大いに役に立つはずです。

子どもが教養を身につけるため、家庭でできるサポートとは

子どもが教養を身につけるため、家庭でできるサポートとは

教養は、普段の生活の中で自然と身につけていくことができるものです。教養が身につく家庭での関わり方についてご紹介しましょう。

アニメやゲームで扱われているテーマを掘り下げる

子どもの好きなアニメやゲームの中には、歴史的な事象や科学的な内容をテーマにしたものもあります。そのテーマの前提となる知識を掘り下げることで、教養を身につけられることもあります。「わかると楽しい」という経験をたくさんすると、自ら学ぼうという姿勢も養われていくでしょう。

授業に出てきた作家の作品を読んでみる

国語の授業で出てきた作品の作家を調べて、その作家の他の作品に触れてみるのもおすすめです。教科書に載っている作品は、子どもにも読みやすいものが選ばれています。まったく知らない作家の作品よりも、子どもも親しみを持って読めるでしょう。

図書館・美術館・博物館を利用する

教養を身につけるのに読書は大変有効ですが、中には読書があまり得意ではないという子どももいるでしょう。そのようなときは、まず図書館で行われる読み聞かせや紙芝居のイベントなどに参加してみると、読書へのハードルが下がるかもしれません。
また、美術館や博物館で行われる体験イベントや館内ツアーに参加するのもおすすめです。実物を目にすることで刺激を受け、子どもの知的好奇心も高まるでしょう。

旅行に行く前に、その地域について調べてみる

旅行は子どもの教養を高めるよい機会となります。行く前には、その土地の産業や歴史などを調べていくとよいでしょう。そのうえで旅行に行って実際に体験すると、より子どもの心に残るはずです。伝統工芸に触れたり、その土地ならではの料理を食べたりすることも教養を身につける一助となります。

習い事を活用して教養を身につけるのもおすすめ

子どもが楽しみながら教養を身につけるために、習い事を活用するのもおすすめです。技術の習得だけではなく、周辺にある知識を得ることもできるからです。
さまざまな経験を積み重ねることで、教養は身についていきます。子どもが豊かな人生を送るためにも、家庭でできることを試してみてはいかがでしょうか。

学研教室では、きめ細かな学習指導を通して幅広い教養が身につくよう、お子さまとの対話を重ねています。習い事の一つとして、学研教室をぜひご利用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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