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2025年3月12日

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地頭のよさって何だろう? 地頭のよい子に見られる特徴とその伸ばし方

「地頭がよい」というと、持って生まれた頭のよさではないかと思いがちですが、家庭での関わり方によって地頭のよさを伸ばしていくことは可能です。地頭のよい子どもの特長と、その力を伸ばすために保護者ができることについて解説します。

地頭がよい子どもは、さまざまな状況に対応する力を持っている

地頭がよい子どもは、さまざまな状況に対応する力を持っている

そもそも地頭がよいというのは、どういうことなのでしょうか。その特長をまとめます。

「頭がよい」と「地頭がよい」の違い

資格試験やテストなどで高得点が取れる人は記憶力がよく、多くの知識を蓄えることができる人といえます。一般的に、そういう人は「頭がよい」といわれます。一方、「地頭がよい」という場合は、その人が本来持っているさまざまな力が高いレベルにあることを指します。ものごとを論理的に考えることができる、ひらめきがある、対応力があるといったことを指して地頭がよいといいます。

自分で考えて判断できる

地頭のよい子どもは、状況に応じて自分で考えて判断することができます。たとえば、友達との間で何かトラブルがあったとき、状況を整理してよりよい方法を提案することができるでしょう。また、ものごとがスムーズに進まなくても、あきらめずに試行錯誤をくり返して、結果に結びつける粘り強さも持っています。

集中力が高い

集中力が高いのも地頭のよい子どもの特長です。周囲に惑わされることなく、自分のするべきことにしっかり取り組むことができます。時間を忘れて没頭することができるため、特定の分野で大きな成果をあげることができるでしょう。

発想が豊か

頭の中でさまざまなイメージを膨らませ、いろいろなアイデアを出すことができます。新しい方法やちょっとした工夫を思いつき、今までのやり方では解決できなかったことを、別の方向からアプローチして解決することができます。

知的好奇心が強い

日々の生活の中で「これは何だろう?」「どうしてこうなるんだろう?」という疑問を持ち、自ら知ろうとする知的好奇心が旺盛です。興味の幅が広く、新しい知識を得ることに喜びを感じます。

観察力が鋭い

身の回りのできごとをよく観察していて、その中から疑問や課題を見つけるのが得意です。自分なりにその原因を探る、これからどうなるかを考えるなど、課題を解決するために行動を起こすことができます。

思考が柔軟

固定観念にとらわれず、ものごとを柔軟に考えられるのも地頭のよさといえます。さまざまな視点から状況をとらえ、最適な答えを導き出す力を持っています。

「自分で考える」という経験をサポートして、地頭のよさを育んでいく

「自分で考える」という経験をサポートして、地頭のよさを育んでいく

地頭のよさは、成長する過程での環境や経験とも関わりがあります。保護者はどのように子どもと関わったらよいのでしょうか。

質問をして子ども自身に考えさせる

地頭を鍛えるには、子どもが自分で「考える」という経験を積んでいくことが大切です。子どもが疑問を持って何か聞いてきたときには、すぐに答えを教えるのではなく「○○ちゃんはどう思う?」と子ども自身に考えさせる習慣をつけるとよいでしょう。また、日ごろから「これってどういう意味だろうね?」「どうやって使うんだろう?」など、質問を投げかけるのもおすすめです。

選択肢を用意する

日々忙しく過ごしていると、「これにしなさいよ」「こっちでいいよね」などと決めつけてしまうこともあるでしょう。この状態が続くと、子どもは自分で考えなくても保護者が決めてくれるだろうと思ってしまう可能性があります。子どもがなかなか決められないときには、選択肢を用意して「これとこれどっちにしようか」と、選ばせることから始めてみてはいかがでしょうか。選択することから、少しずつ子ども自身で考える力が身についていくはずです。

イベントや自然体験を活用する

多くの体験は、子どもの知的好奇心を高めるうえで効果があります。科学館、美術館、博物館などのイベントに参加したり、山登りやキャンプなどの自然体験をしたりすることは、子どもの好奇心を大いに刺激してくれます。その中で思考力や創造力などを育むことができます。

読んだ本について話し合う

思考力を高めるためには、読解力も必要です。読書の習慣は、子どもの読解力を伸ばすうえで大変効果的です。読書の習慣がまだ身についていない場合は、保護者が読み聞かせをするのもおすすめです。登場人物の気持ちや、物語の中で起きたできごとに対する感想などを話し合うと、子どもの思考力はさらに増していきます。

保護者も学ぶ姿勢を見せる

子どもは保護者の姿を見て育ちます。保護者が常に知的好奇心を持ち、本を読んだり学びを深めたりする姿を見ることで、子どもも「自分もあんなふうに学びたい」と思うものです。子どもに求めるだけではなく、保護者自身が学ぶ姿勢を見せることも大切です。

子ども自身で考える機会を増やし、地頭のよさを身につけていく

地頭のよさは学校の成績だけではなく、子どもが生きていくうえで必要になる力です。幅広い好奇心はチャレンジ精神につながり、豊かな思考力は適切に課題を解決していく力となります。保護者は、子どもが自分自身で考える機会をたくさん持てるよう、サポートをしていけるとよいでしょう。

学研教室では、課題に対してさまざまな方向からアプローチすることで、お子さまの思考力を育んでいきます。お子さまの思考力を伸ばしたいとお考えの際は、学研教室をぜひお選びください。

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