2025年4月7日
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速読の効果を知りたい! 速読ができると身につくさまざまな能力とは
できるだけたくさんの本が読めるよう、子どもに速読をやらせてみたいと考える保護者もいるのではないでしょうか。速読は文章を速く読めるだけではなく、その他さまざまな能力を身につけることができるといわれています。速読とはどのようなものなのか、解説していきましょう。
文章を一つの塊ととらえ、瞬時に理解していくのが速読の仕組み

普通に文章を読むことと、速読にはどのような違いがあるのでしょうか。まずは、速読の仕組みについて説明します。
速読とは
速読とは読んで字のごとく、文章をできるだけ速く読む技術のことをさします。斜め読みや飛ばし読みをして速く読むという意味ではなく、スピードをもって文章の意味を正確に理解することが重要とされています。目を速く動かしたり、目の筋力を鍛えたりすることも試みられてきましたが、最近は、目で見たものをできるだけ早く脳で理解することが大切と考えられるようになってきています。
視野を広げて多くの文字を見る
文章を読むのが遅い人は、一字一字丁寧に目で追っていたり、声に出して読んだりする傾向があります。そのため「木を見て森を見ず」の状態になりやすく、文章の理解に時間がかかってしまいます。そこで速読では、できるだけ視野を広げて文章を見るような練習をしていきます。一度に多くの文字を目に入れることで、読む文章の量を増やすという方法です。
文章を塊としてとらえる
視野を広げて多くの文章を目でとらえられるようになると、それが一つの塊として認識できるようになります。たとえば、1文字ずつ「こ」「と」「ば」ととらえていたものが、「ことば」という塊になって、瞬時に意味が理解できるようになるのです。練習を積んでいくと、単語から文章へ、さらに、複数の行をまとめてとらえられるようになり、読むスピードがアップしていくのです。
集中力や判断力の向上にも繋がる速読の効果

速読にはさまざまな効果があります。一つ一つ見ていきましょう。
たくさんの本が読める
速読のもっとも大きなメリットは、たくさんの本が読めるようになるということです。読書が好きな子どもはもちろん、読書に苦手意識を持っていた子どもも、速く読めるようになるにつれ読書へのハードルが下がります。気軽に本を読んでみようという気持ちになり、さまざまな本の世界に触れることができるようになるでしょう。
知識が豊かになり自分に自信がつく
たくさんの本を読むと、今までより広く深い学びを得ることができるようになります。知っていることが多くなれば不安も少なくなり、自信を持って行動できるようになるでしょう。また「自分は速く本が読める」ということ自体が、子どもの自信につながります。
コミュニケーション能力の向上
速読を活用して多くの知識や情報が得られるようになると、人と話をするときに、いろいろな話題を提供できます。話題が豊富だと、より多くの人とコミュニケーションが取れるようになります。さまざまな場面で持っている知識が役立ち、初めて会う人とも物おじせずに話をすることができるでしょう。
集中力が身につく
文章を速く読もうとするときは、内容に集中する必要があります。そのため、速読の練習を重ねると、子どもの集中力はより高まります。
理解力や判断力が向上する
集中して素早く内容を理解することが、理解力や判断力の向上に役立ちます。理解力や判断力が向上することは、問題解決能力を高めることにもつながります。
学力アップが期待できる
速読ができるようになると、国語だけではなく、さまざまな教科によい影響をもたらします。教科書の内容を正確に読む、テストの際に時間不足にならなくて済むなどの効果が期待できます。
速読の学び方と、マスターするために心がけておくとよいこと

速読をマスターするために、押さえておきたいポイントをまとめます。
速読の学び方
速読にはさまざまな学び方があります。本を読む、ドリルに取り組む、スマートフォンのアプリを活用するなどして1人で学ぶこともできます。「速読 本」「速読 ドリル」「速読 アプリ」などのキーワードで学び方を検索してみるとよいでしょう。また、通信講座や塾に通って学ぶという方法もあります。それぞれスタイルが異なるため、子どもに合った学習方法を選びましょう。
集中できる環境を整える
速読をするには集中力が必要です。練習をするときには、子どもの気が散らないよう環境を整えましょう。ゲームやマンガなどは片づける、雑音が入らないようにするといったことに気をつけます。
速読の基本を身につける
速読ができるようになるには、速読の基本的な技術を身につけることが大切です。できるだけ視野を広げて文章全体を見る、スムーズに目を動かす、一度に多くの単語を読むなどの訓練が必要です。
頭の中で音読しない
速読の重要なポイントは、頭の中で音読をしないということです。1人で本を読むときに声を出すことはあまりないかもしれませんが、頭の中で文字を追いながら音読しているケースは意外と多いものです。1字1字文字を追っていると、塊として見ることができなくなります。そのため、音読は速読を身につけるうえでは避けた方がよいといわれているのです。
まずは単語から始めてみる
文章を見るときには、できるだけことばをひと塊で見るように意識しましょう。まずは、1つの単語から始め、2つ、3つと一度に読む単語の数を増やしていきます。練習を重ねていくうちに、徐々に長い文章を塊で見られるようになっていきます。
速読の練習を続ける
速読は、続けることで徐々に身についていくものです。すぐにやめてしまっては、なかなか身につきません。あきらめず、定期的に練習を続けることが大切です。
速読は、今後の受験や大人になってからも役立つ技術
文章が速く読めるのはもちろん、集中力や記憶力、判断力のアップにもつながるのが速読のメリットです。身につけるには少し時間がかかりますが、今後の受験や大人になってから仕事をするうえでも役立つ技術といえます。子どものペースに合わせながら、取り組んでみてはいかがでしょうか。
学研教室では、国語学習の中で、文章の意味を正確にとらえられるよう丁寧な指導を行っています。お子さまの学力アップをお考えの際は、学研教室をぜひお選びください。