2025年8月7日
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小学生の「国語の勉強」 低学年・中学年・高学年それぞれの勉強法と家庭でできるサポートの仕方
国語は、さまざまな教科を学ぶうえで基礎となる科目です。ただ、子どもに国語を教えようと思うと、具体的にどのようにしたらよいのか悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。今回は、低学年・中学年・高学年別に、国語の勉強法や家庭でできるサポートについてまとめます。
小学校低学年の国語学習 文字を正しく覚え、読書や音読で文に慣れる

まずは、学習の基礎となる低学年の国語学習について見ていきましょう。
小学校低学年の学習内容
ひらがなやカタカナの読み書きから始まり、基本的な文の成り立ちや短い物語の読み取りなどを行います。低学年ではひらがなやカタカナと並行して比較的画数の少ない漢字を習います。また、音読をすることで言葉の使い方や表現力を養います。
勉強の方法
字の書き方を覚える
正しく字を書けるようにするため、くり返し字を書く練習をします。漢字の形を正確に理解するためには、書き順もしっかり覚える必要があります。毎日5分程度でもよいので、反復練習することが大切です。鉛筆の持ち方、鉛筆を持たない方の手の位置、正しい椅子の座り方、といった字を書くための基本的な姿勢などもこの時期にしっかり身につけておくとよいでしょう。
読書の習慣をつける
本を読む習慣をつけると、語彙力や読解力が身につきます。教科書に載っている文や絵本などの短い文章から始め、少しずつ長い文章を理解できるようになるとよいでしょう。本を読むことに抵抗がある場合は、子どもの好きなジャンルの図鑑や絵本から試してみてはいかがでしょうか。
音読で言葉の抑揚やリズムをつかむ
低学年では音読を通して、言葉の抑揚やリズムをつかむ学習を行います。声に出して文を読むことで、言葉の意味がより明確になります。目と口と耳を同時に使うため、集中力を養う効果もあります。
家庭でできる国語学習のサポート
楽しく学ぶ工夫をする
低学年の間は、国語を学ぶことが「楽しい」と思えるような工夫をすることが大切です。机に向かってくり返し漢字を書くだけではなく、クイズ形式で出題してみる・カードゲームやスマートフォンの学習アプリを活用するなどしてみてはいかがでしょうか。
いろいろな体験をして興味の幅を広げる
外遊びやイベント・旅行など、さまざまな体験をして、子どもの興味・関心の幅を広げるのもおすすめです。体験したものの知識やそのときの気持ちなどが、文を読んだときの理解や書くときの表現へとつながっていきます。
小学校中学年の国語学習 漢字の意味を理解して読み・書きを習慣化する

低学年で学んだ基礎をもとに、内容を深めるのが小学校中学年の国語学習です。
小学校中学年の学習内容
小学校中学年では覚える漢字の数が増え、書き方も複雑になっていきます。読む文章も長くなるため、文全体の理解に加え、段落や構成の理解も必要になります。ローマ字の学習を行うのも小学校中学年です。
勉強の方法
漢字の意味と使い方をしっかり理解する
小学校中学年では、読み方が同じで意味が異なる漢字を多く習うため、それぞれの意味を理解して使い分ける必要があります。例文を通じて、その意味と使い方を覚えていくとよいでしょう。
興味のある本を選んで読む
この時期になると子どもの好みがはっきりしてくることが多いため、読書のきっかけとして好きなジャンルの本を選んで読むのがおすすめです。興味のある内容であれば、楽しみながら読み進めることができるため、自然と語彙力や読解力が身についていきます。
日記をつけて書く習慣を身につける
書くことに慣れるため、日記をつけるのはおすすめです。その日にあったことを思い出し、整理しながら書くことで思考力や文の構成力がついていきます。短い文章でも、日々の習慣として継続することが大切です。
家庭でできる国語学習のサポート
子どもと一緒に調べる
子どもに「これってどういう意味?」と聞かれたときには、一緒に調べてみてはいかがでしょうか。自分が知りたいことに保護者も興味を持ってくれていると思うと、子どもの学習へのモチベーションがアップします。また、辞典や図鑑は子ども部屋の本棚にしまうのではなく、リビングですぐ目につくところに置いておくのもおすすめです。テレビを見ていて疑問に思ったことや、もっと知りたいと思ったときに、さっと調べられるような環境を作ってあげるとよいでしょう。
読んだ本について質問してみる
子どもが本を読んだら、どこがおもしろかったか、読んでみてどんなふうに感じたかなど質問してみましょう。保護者に話をするには、自分の考えをまとめる必要があります。自分の考えを言葉で表現することが、文章の理解や作文を書くときなどに役立ちます。
小学校高学年の国語学習 いろいろな文章に触れ、自分の意見を持てるようにしていく

高学年になると、今まで学んできたことをより発展させた学習内容になっていきます。
小学校高学年の学習内容
物語文だけではなく、論説文の読解など、内容もさらに難しくなります。単に読んだ感想を述べるだけではなく、自分なりの解釈をしたうえで書いたり読んだりすることが求められます。
勉強方法
熟語や例文と関連づけて漢字を覚える
漢字を覚える際には、単独で覚えるのではなく熟語と関連させて覚えるとよいでしょう。たとえば「夢」という漢字を覚えるときには「初夢」「夢中」「夢想」などをセットにして覚えるのです。また、例文を作って覚えるという方法も効果的です。「昨日、富士山に登る夢を見た」などの例文を作ると、言葉の使い方も合わせて学ぶことができます。その他、同じ部首でまとめて覚えるという方法もあります。
いろいろなジャンルの文章を読む
物語だけではなく、新聞やエッセイなど、いろいろなジャンルの文章を読むのもおすすめです。それぞれ文体が異なるため、幅広い表現を知ることができるからです。また、読むときには、筆者が何を伝えたいのかを意識しながら読むと、国語力の向上に役立ちます。
文の構成を意識する
文を書くときには、全体の構成を考えることが大切です。「はじめ」「なか」「まとめ(おわり)」の三つの段落を意識して書くようにするとよいでしょう。
家庭でできる国語学習のサポート
自分の言葉で説明してもらう
子どもが知らない言葉や表現が出てきたときには、一緒に調べたうえで「自分の言葉で説明するとどんな感じ?」と、子どもに聞いてみましょう。「知らない言葉」を「知っている言葉」に置き換えると、意味が理解しやすくなります。たとえば、「猛暑」という言葉が出てきたとき、辞書で調べると「はげしい暑さ。(例)記録的な猛暑」と出てきます。意味を調べたうえで「猛暑を分かりやすく説明したらどんな感じ?」と子どもに聞いてみます。「すっごく暑いこと」「びっくりするくらい暑いこと」などと引き出せると、自分の中で理解しやすくなり知識の定着にも役立つでしょう。
日ごろの会話を大切にする
国語力を養うには、日ごろの会話も大切です。他者と話をすることで、考える力や要点をまとめる力が身についていくからです。子どもが自由に意見を言えるような雰囲気づくりを心がけることも大切です。
家庭で適切にサポートしながら国語力を伸ばしていくとよい
国語の力は、家庭での働きかけによっても伸ばしていくことができるものです。適切にサポートしながら、国語力を高めていけるとよいでしょう。
ただ、状況によってはご家庭で十分なサポートができないこともあるかもしれません。学研教室では漢字や熟語などの基礎を大切にしながら、複雑な内容も理解できるよう丁寧な指導を行っています。お子さまの国語力を伸ばしたいとお考えの際は、学研教室をぜひご利用ください。





