2025年8月11日
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小学生が「文章を読むのが苦手」と感じるのはなぜ? 苦手を克服するための具体的な方法とは
文章を読むことに対して苦手意識を持つ子どもは少なくありません。苦手なままにしておくと、国語はもちろん算数(数学)の文章問題を解くときなどにも影響が生じる可能性があります。文章を読むのが苦手な理由とそれを乗り越えるためにできることについてまとめます。
文章を読むことで得られるさまざまな力とは

まずは、読む経験が減ってきている現状と、文章を読むことの重要性について見ていきましょう。
情報化の影響で読む機会が減っている
ICTが欠かせない社会となり、学校でも一人一台タブレット端末が配られるようになりました。文章を読まなくても学習が進み、その影響もあって読むのが苦手な子どもが増えているのではないかという声もあります。画像や動画を見ながら学習できるのはよいことですが、一方で文章を読む機会が減ってきていることも指摘されています。
文章を読むことで得られる効果
文章を読むときには、全体の構成を意識したり書かれている内容の要点をつかもうとしたりする作業を頭のなかで行います。この作業を繰り返すことで、子どもの論理的な思考力が養われていきます。また、多様な知識が身につく・想像力が育まれる・語彙力が身につくなど、さまざまな効果があります。
語彙力や読解力の不足が苦手意識を高めている

続いて、子どもが文章を読むのが苦手になってしまう理由を考えてみましょう。
そもそも読むことに慣れていない
幼いころから絵本などに触れていると、活字への抵抗は少なくなるものです。しかし、本を読む習慣が身についていないと、活字を見ただけでうんざりしてしまいがちです。日常的に「読む」という習慣がないため、文章を読むことに苦手意識を持ってしまうのです。
知っている言葉が少ない
語彙が少ないことが原因で、読むことが苦手という子どももいます。文章を読んだときに知らない言葉がたくさん出てくるため混乱してしまい、なかなか意味を読み取ることができないのです。読んでいても内容がわからないことが多く、読むのが嫌になってしまいます。
読解力が不足している
内容を正確に読み取るには、読解力が必要です。文章を読むときには、話の流れがどのようになっているか・筆者が伝えたいことは何なのかなどを考えながら読み進めていきます。読解力が不足していると、内容をしっかりくみ取ることができないため、苦手意識を持ちやすくなります。
文章が長いと読みづらい
短い文章なら大丈夫だけれど、長くなると読めないという子どももいます。文章が長いと疲れて頭が働かなくなる・前に書いてあったことを忘れてしまうといったことが起こり、読むことにストレスを感じるのです。
興味のある内容や、絵や図が載っているものから読むのがおすすめ

文章への苦手意識を克服するにはどのようにしたらよいのでしょうか。具体的な学習方法を見ていきましょう。
興味のあるものを読む
子どもが興味を持っていることや好きなことが書かれている文章なら、読むことへのハードルは低くなるはずです。取り組んでいるスポーツや習い事、お気に入りのキャラクターが登場するものなどを読んでみてはいかがでしょうか。友達や家族など、好きな人からもらった手紙を読んでみるのもおすすめです。
絵本や図鑑を見る
絵本や図鑑は、文章と絵やイラスト・図などがセットになっているので、意味が取りやすいといえます。まずは、文字を読んでその内容を理解することから始めてみるとよいでしょう。
語彙を増やす
読む力を伸ばすには、語彙を増やすことも重要です。知っている言葉が多ければ、ストレスをためずに読み進むことができるからです。家族でたくさん会話をする・知らない言葉が出てきたらこまめに調べるなど、知っている言葉の数を増やす工夫をしていきましょう。
読んだ文章について子どもに質問してみる
子どもが文章を読んだとき、その内容について質問するのもおすすめです。人に説明するには、読んだ内容を思い出しながら頭のなかで要点をまとめ、相手にわかるように話す必要があります。その過程で読解力が身についていきます。
短い文章から読む練習をする
長い文章を読むのが苦手な場合は、短い文章から読む練習を始めるとよいでしょう。学校からのプリントやお店のチラシなど身近にあるものから始め、子ども新聞や文字の大きい児童向けの本を読むなど、スモールステップで進めていきます。
指示語や接続語を意識する
文章が苦手な子どもには、指示語が何を指しているのかわからないというケースが見られます。「それ」や「あれ」が何を指しているのか確認することで、読みやすさは格段にアップします。また、接続語の意味をしっかり覚えることも読みやすさにつながります。初めは少し時間がかかるかもしれませんが、丁寧に確認することで文章を読むことに慣れていけるでしょう。
しっかり読めると、学習面や生活面にもよい影響がある
文章には物語文や説明文など、さまざまなものがあります。文章を読む力があれば、文学作品を楽しんで豊かな内面を育んだり、説明文を正確に読み取って間違いを少なくしたりすることもできます。苦手な理由をよく確認し、適切な対応で正しく文章を読めるようにしていけるとよいでしょう。
学研教室では、短い文のまとまりごとに内容をとらえることを積み重ね、長文を読む力や読解力を無理なく育んでいきます。
例えば、学研教室では、8級7集(2年生)の教材で、説明文を読むときには順序を表す言葉に注目をして読むということを学習します。「はじめに」「まず」「こんどは」「つぎに」「さいごに」といった言葉に注目し、文章を読んでいくことで、文章の内容が理解しやすくなることを体験します。その後、その順序を表す言葉を使って、伝わりやすい説明文を書くというという学習もセットで行います(8級8集29)。

説明文を読んでそこに書かれていることをしっかり理解する力は、社会に出てからも会社の資料や公的な文書などを扱う際に、常に求められる力です。また他人に分かりやすく説明する力についても同様です。そういった力を学研教室では小さいうちから無理なく少しずつ積み重ねていくことができます。
お子さまの読む力を伸ばしたいとお考えの際は、学研教室をぜひお選びください。





