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2025年2月7日

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子どものやる気をアップさせるには? 保護者が日ごろから意識しておきたいこと

学習や習い事などは、子ども自身がしっかりとやる気を持って取り組んでほしいものです。しかし、「子どものやる気がなくて困ってしまう」と感じることも少なくないでしょう。やる気が出ない理由と、子どものやる気を引き出すためにできることについてまとめます。

子どものやる気が出てこないのは「必要性を感じない」「やらされ感がある」

子どものやる気が出てこないのは「必要性を感じない」「やらされ感がある」

子どもにやる気が感じられず、困っている保護者は多いものです。なぜ、やる気が出ないのか、その理由について考えてみましょう。

取り組む必要性を感じない

学習や習い事など、最初は楽しく取り組んでいたものの、だんだん興味を持てなくなることはよくあります。子どもは興味のあるものには積極的に取り組みますが、興味のないものには関心を持たなくなるものです。おもしろいと思わないものに対して、取り組む必要性が感じられなくなり、やる気を失ってしまうのです。

「やらされている」ことへの抵抗感がある

人は頭ごなしに命令されると、「やらされている」と感じて不愉快になるものです。子どもも「勉強しなさい」「早くやりなさい」などと言われると、「勉強させられている」と抵抗感を持ってしまうでしょう。自分からやりたいことではないのにやらされていると思うと、どうしてもやる気が起きなくなってしまいます。

否定されたり急かされたりする

取り組んだことに対して「ここは間違っている」「それは違うんじゃないの」などと言われると、子どもは一気にやる気を失います。また、自分からやる気になったところに「まだやらないの?」などと急かされると、「せっかくやろうと思ったのに」と嫌な気持ちになり、やる気がなくなることもあります。

環境が適していない

何かに取り組もうと思ったとき、集中できる環境が整っていないとやる気が出ないということもあります。たとえば、宿題をやろうと思ったとき、きょうだいが近くでゲームをしている、家族が電話で話しているといった環境だと、なかなかやる気にはならないでしょう。

子どもの気持ちを尊重することが、やる気を引き出すポイント

子どもの気持ちを尊重することが、やる気を引き出すポイント

子どものやる気を引き出すために、家庭でできる工夫についてご紹介します。

目標を設定する

子どものやる気をアップさせるためには、目標を設定してみるのが効果的です。ゴールが見えていれば、それに向けてがんばろうという気持ちになるからです。
目標を立てるときはあまり大きな目標ではなく、小さな目標を立てて、成功体験を積み重ねていくことが大切です。一つ一つ達成したことが自信になり、子どものやる気につながります。

急かさない

子どもがなかなか動かないと、イライラしたり心配になったりして「早くしなさい」と言いたくなるかもしれません。ただ、子どもには子どものペースがあり、強制的に指示されるとかえってやる気を失ってしまいます。子どものやる気を引き出すためには、遠くからそっと見守ることも大切です。

「自分の問題」として意識させる

やらなければならないことを、自分の問題としてとらえられるようになることも必要です。いつも保護者が促したり注意したりしていると、「保護者がうるさいから仕方なく取り組む」と思うようになってしまいます。「どうしたらできるようになると思う?」「別の方法にしてみたらどうかな?」と子ども自身に考えさせ、自分の問題だということに気づかせていくようにしましょう。

時間を決めて習慣化する

子どものやる気を引き出す方法として、時間を決めて習慣化するのもおすすめです。○時までは勉強する、○時からはピアノの練習を30分する、それ以外の時間はゆっくりしてよいといったように、生活にメリハリをつけるのです。その際、大切なのは保護者が一方的にスケジュールを決めるのではなく、子どもと一緒に考えることです。「自分で決めた」ということが子どもの意識を高め、やる気を引き出すことにつながります。

環境の整備に気を配る

子どもがやる気になるよう、環境を整えることも大切です。静かにした方がよければリビングのテレビは消す、保護者がいる方がやりやすいなら子どものそばで見守るなど、子どもの希望を聞きながら、適切な配慮をするとよいでしょう。

子どものやる気を後押しする保護者の心構え

子どものやる気を後押しする保護者の心構え

子どもがやる気になるために、保護者が気をつけておくとよいことをまとめます。

子どもをコントロールしようと思わない

「子どものため」と思う気持ちは大切ですが、あまり口出しし過ぎると、子どもはコントロールされていると感じてやる気を失っていきます。子どもは一人の人格を持った人間であり、保護者の思い通りにはならないものです。子どもを個人として尊重する気持ちを持って接することが、子どものやる気を引き出すことにつながります。

こまめに褒めることを意識する

大人でも子どもでも、褒められて嫌な気持ちになることはないでしょう。特に保護者に褒められることは、子どもにとって大きな自信となります。子どもも褒められるとうれしくなり、「もっとがんばろう」という気持ちになるはずです。

子どもにまかせてみる

「子どものすることは危なっかしい」「失敗させたくない」と思っていると、どうしても子どもを手助けしたくなってしまいます。ただ、子どもの自主性を育てるには、子どもにまかせることも必要です。自分の意思で取り組むことが、子どものやる気を伸ばしていきます。

子どもの気持ちを大切にしながら、やる気が出るようサポートしていく

子どものやる気が出てこないのは、周囲の対応や環境などにも原因があるものです。今の状況を見直し、子どもの気持ちを大切にしながら、やる気を引き出す工夫をしていけるとよいでしょう。

学研教室では、学習の中で経験する「楽しい」「わかった」という気持ちを大切に、お子さまのやる気をはぐくんでいきます。お子さま自ら積極的に学習に取り組めるよう、学研教室を上手にご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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