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2022年9月7日

  • 幼児
  • 教育
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子どもの「生きる力」を育ててくれる幼児教室のホントのところ

子どもの知能を伸ばしてくれるという幼児教室。小さいうちから「お勉強」をする必要なんてあるのかな?と思うかもしれませんが、幼児教室によって伸ばせる力はさまざまです。幼児教室の実際と、通う上でのメリットやデメリットについて考えてみましょう。

幼児教室って何をするところ?

子どもの「生きる力」を育ててくれる幼児教室のホントのところ

幼児教室というと「お受験」のための教室をイメージする方も多いかもしれません。もちろん、お受験対応の幼児教室もありますが、実はそれだけではありません。
幼児教室の主な目的は、就学前の子どもに遊びや学習を通して表現力や発想力、コミュニケーション能力などを身につけさせること。つまり、大きな意味で「生きていくため力」をつけるところ、と考えるとよいでしょう。

文部科学省では、幼児教育の意義をこのように定義しています。

「幼児教育は、目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎をつくること、『後伸びする力』を培うことを重視している。
幼児は、身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって、生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培い、また、小学校以降における教科の内容等について実感を伴って深く理解できることにつながる『学びの芽生え』を育んでいる。」
(引用元 : 「第2節 幼児教育の意義及び役割 幼児教育の意義及び役割」文部科学省中央教育審議会初等中等教育審議会.
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1395402.htm)

幼児教室はこの定義に基づいて「子どもがもともと持っている力を伸ばして、よりよく生きていくための取り組みをしているところ」ということができるでしょう。それぞれの教室では独自のカリキュラムが組まれており、以下のような特徴を持ったものが見られます。

・遊びやゲームを通して知能の発達を促す
・体を動かして体力や運動能力を高める
・音楽や図画工作などを通してモノづくりを楽しむ
・外国語を通して社会性を学ぶ
・ICT教材を活用して科学技術に触れる
・より具体的なお受験対策を行う

それでは、幼児教室に通うことで、具体的にどのような力がつくのか見ていきましょう。

幼児教室で身につく力とは

幼児教室で身につく力とは

(1) 子どもの「好き」や「得意」が見つけられる

幼児教室では、家や幼稚園・保育園など、子どもが日常的に過ごす場では経験しにくいような、子どもの「好き」や「得意」が見つかる可能性があります
ピアノ教室やサッカー教室などの習い事と違い、幼児教室では何か一つの技術を身につけることを目的にはしていません。子どもをいろいろな方向から刺激して、潜在能力を引き出していくのが幼児教室の目指すところです。

そのため、保護者が思ってもみなかったことに子どもが興味を抱いたり、今まで気づかなかった才能の芽が見つかったりすることがあるのです。
さまざまな体験をすることで、子どもの可能性が広がっていくのは幼児教室の大きな特徴といえるでしょう。

(2) 自分に自信が持てるようになる

先生から丁寧に教えてもらうことで、今までできなかったことができるようになるのも子どもにとってはよい経験となります。一つのことができるようになると、それが自信となり、また新しいことにチャレンジしようという気持ちがわいてくるものです。

家で忙しくしていると保護者も余裕がなくなり、ついつい子どもに「そうじゃないよ」「もっとこうした方がいいよ」などといった声かけをしてしまいがちですが、そこは教育のプロ。幼児教室では先生がいいタイミングで上手に子どもをほめてくれるので、子どものモチベーションが上がり、自己肯定感が高まっていくのです。

(3) 集団の中で社会性を学ぶことができる

幼児教室で何か課題に取り組むときには、一定のルールが存在するものです。決まり事を理解して周りの人と協力していくことで、子どもの協調性や社会性が育まれていきます
まだまだ親子関係が中心の子どもの小さな世界の中で、幼児教室というコミュニティは社会とつながる新しい扉となるはずです。

ときには友達に助けてもらったり、反対に自分ががまんして友達に順番を譲ってあげたりする姿に、子どもの成長を感じられることでしょう。

教室に通うことが負担にならないために気を付けること

教室に通うことが負担にならないために気を付けること

子どもの成長に役立つ幼児教室ですが、一方で以下のような点には注意が必要です。

(1) 子どものストレスになっていないか気を配る

就学前の子どもは、まだまだ体力的にも精神的にも不安定なものです。子どもが楽しんで通っていればいいのですが、疲れてしまって通うこと自体を負担に感じているケースもあります。

また、保護者がいいと思っていても子ども自身が興味を持てない内容だったり、あまり得意ではない内容だったりした場合は、子どものストレスになる可能性があります
中には、ゲームや遊びなどでも勝たなければ保護者にほめてもらえないであったり、人よりうまくできなければならないと思い込んでしまったりと、がんばり過ぎてしまう子もいます。

教室に行くことを嫌がっているときはもちろん、何となく元気がないようなときなど、子どもの様子をよく見て無理をさせないことも大切です。

(2) 時間的・経済的な負担をよく考える

小さな子どもを幼児教室に通わせる場合、必ず送迎や付き添いが必要になります。忙しい日々を送る中、保護者が継続して連れていくことができるのか、保護者が動けない場合のフォロー体制はできているのかなど、事前によく考える必要があるでしょう。

さらに、教室によっては指導料が高額だったり教材費がかかったりするケースもあります。子どもが大きくなるにつれ、経済的な問題は次第に重くのしかかります。けっして軽視することなく、続けることができる料金体系なのかをしっかり確認することも重要です。

親子ともに教室との「相性」を大切に

数ある幼児教室の中から教室を選ぶ際には、まずは子どもの好みや性格に合っているかどうかを見極めることが大切です。しっかりとしつけをしてくれるところから、個性重視でのんびりできるところ、システマティックなカリキュラムがとられているところやその場その場で対応してくれるところなど、教室の雰囲気も方針もさまざまです。

保護者にとってもコミュニケーションの場となる幼児教室。保護者自身がその環境になじめるのかも、案外重要な要素です。その意味でも、親子ともに相性の合う教室を選ぶとよいでしょう。
学研教室では、徳育面も大切にしながら、「判断力」「創造力」が伸ばせる教育に力を入れています。知育重視の教室を選ぶなら、学研教室へぜひお越しください。

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