2025年5月30日
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猛暑の夏は「おうち遊び」がおすすめ 夏休みを楽しむ室内遊びをご紹介
猛暑の日には熱中症の心配もあり、家のなかで過ごす方が安全といえます。ただ、家のなかにいると、子どもが退屈してしまったり元気があり余ってしまったりすることもあるでしょう。そこで今回は、家のなかで楽しく遊べる「おうち遊び」をいくつかご紹介します。
暑い夏には室内で遊ぶことがおすすめの理由

「子どもは外で元気に遊ぶもの」といえないほど、近年の猛暑は厳しいものがあります。おうち遊びをおすすめする理由について見ていきましょう。
創造性や問題解決能力を高めることのできるおうち遊び
夏の猛暑日は熱中症のリスクが高く、大人より体の小さい子どもは特に注意が必要です。ただ、室内にいると体を動かさない時間が増え、運動不足になりがちです。また、外のように思い切り体を動かすことができず、ストレスがたまってしまうこともあるでしょう。そのようなときこそ、おうち遊びがおすすめです。手先を動かして何かを作ったり、頭を使って考えながら遊んだりするなかで、子どもの創造性や問題解決能力を高めることができるでしょう。
子どもの年齢や好きなことを考えながら遊びの内容を工夫する
おうち遊びの内容は、子どもの年齢によって異なります。低学年の場合は簡単な工作やルールがわかりやすいボードゲームなど、高学年の場合は創造力を刺激するもの作りや戦略が必要なゲームなどがよいでしょう。また、できるだけ子どもが興味を持っていることや得意なことを選ぶと、意欲を持って楽しく取り組むことができます。
おうち遊びをするとき気をつけておきたいこと
家のなかで遊ぶときには、周囲を片付け安全に遊べるよう配慮しましょう。ぶつかると壊れてしまうものなどはけがの原因となるので、あらかじめ片付けておきます。また、長い時間同じ遊びをくり返していると子どもは飽きてしまうので、バリエーションを考えることも大切です。
おうち遊びのアイデア 工作・ゲーム・体を使った遊びなど

それでは、おすすめのおうち遊びのアイデアをご紹介していきましょう。
スライム作り
【材料】
洗濯のり120ml、お湯120ml、重曹大さじ1、コンタクトレンズの洗浄液大さじ1、ビーズや食紅、材料を混ぜるための空き容器
【作り方】
- 1.空き容器に洗濯のりとお湯を入れ、さらに重曹を入れてよくかき混ぜます。
- 2.ビーズや食紅などを入れるとより華やかになります。
- 3.ここにコンタクトレンズの洗浄液を加えていきます。コンタクトレンズの洗浄液は、少しずつ入れるのがコツ。硬さを調整しながらスライムを仕上げていきます。
サマーリース作り
【材料】
段ボール、ビーズ・スパンコール・シェル型のパスタ・貝殻など飾りになるもの、絵の具、ひも、木工用接着剤
【作り方】
- 1.段ボールを丸いリースの形に切り抜きます。
- 2.リースに絵の具で好きな色を塗り、土台を作ります。
- 3.リースの土台に、木工用接着剤でビーズや貝殻などの飾りを貼りつけていきます。
- 4.完成したらリースに穴を2ヵ所開け、ひもを通してぶら下げられるようにします。
手作りリバーシゲーム
【材料】
緑の色画用紙
段ボール
定規
ペン
ハサミ
のり
白い紙と黒い紙
【作り方】
- 1.緑の色画用紙に定規とペンを使って64個のマスを書き、それを段ボールに貼りつけます。
- 2.別の段ボールから円形のコマを64個作ります。小皿やペットボトルのフタなどを利用すると簡単に円形ができます。
- 3.円形に切り抜いたコマに片面は白、もう片面は黒の紙を貼っていきます。
- 4.できあがったリバーシのマスとコマを使って遊びます。
ダンス
子どもが楽しめるアップテンポの曲や、子どもが好きな曲をかけてダンスをします。子どもが思うまま自由に踊ってもよいですし、保護者がお手本を見せ、簡単な振り付けから始めてもよいでしょう。手を挙げる・ジャンプをするなど、シンプルな動きなら子どもも簡単に合わせることができます。ダンス動画を見ながら、一緒に踊るのもおすすめです。
宝探しゲーム
保護者が家のなかにおもちゃやお菓子などの宝物を隠し、子どもはクイズや暗号などを解いてその宝物を探します。年齢によって、ヒントとなるクイズや暗号の難易度を調整します。宝物を隠す人と探す人に分かれ、交代で宝探しに挑戦してもよいでしょう。
ジェスチャーゲーム
事前にお題を考え、ジェスチャーを使って何を表現しているか当てる遊びです。低学年の場合、お題は動物や日常の動作などわかりやすいものがよいでしょう。高学年になってきたら「顔を洗っているゾウ」など、少し複雑なお題にすると、より盛り上がります。
家のなかでキャンプ
リビングなどにテントを張り、キャンプ気分を楽しみます。子どもと一緒にバーベキューの準備をして食事をしたり、部屋のなかを暗くしてランプをつけたりすると、キャンプの雰囲気を楽しめます。
お菓子作り
低学年の場合は、保護者がホットケーキを焼いて子どもが生クリームや果物をトッピングする、焼いたマシュマロと固形のチョコレートをクラッカーで挟むといった簡単な作業がおすすめです。高学年になったら、やけどをしないよう注意しながらオーブンなどを使って、親子で本格的なお菓子作りに挑戦してもよいでしょう。
スマートフォンで動画作り
短編映画やコマーシャルを作るつもりで、動画を制作してみるのも面白いものです。コンセプトを考えてシナリオを作り、実際に演じたものをスマートフォンで撮影します。スマートフォンで簡単な動画編集をすると、よりクオリティがアップします。作ったものを家族や友達と一緒に楽しみましょう。
おうち遊びは、子どものコミュニケーション能力向上にも役立つ
夏の暑い日に、家のなかで楽しめるおうち遊びをご紹介しました。家族でおうち遊びをしていると、自然とコミュニケーションがとれるようになり、信頼関係も深まっていきます。猛暑の夏休みの楽しい過ごし方として、おうち遊びを上手に取り入れられるとよいでしょう。
おうち遊びがコミュニケーション能力の向上に役立つのと同様に、学研教室では、経験豊富な先生がお子さまと上手にコミュニケーションをとりながら学習を進めます。お子さまのコミュニケーション能力向上をお考えの際は、学研教室をぜひご活用ください。