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2022年11月8日

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子どもの集中力はいつまで続く?集中力を高めるコツとは

子どもが楽しめそうなゲームや遊びを準備しても、すぐ興味を失ってしまってがっかり……そんな経験をした保護者の方も多いはず。子どもの集中力はどのくらい持続するのでしょうか?集中力を高めるコツと合わせて考えてみたいと思います。

子どもの集中力はどのぐらいの時間続くの?

子どもの集中力はどのぐらいの時間続くの?

一般的に小学校低学年くらいまでの子どもの集中力は「年齢×1分」あるいは「年齢+1分」といわれています。3歳なら3~4分、4歳なら4~5分程度という計算です。中学生くらいでもしっかり集中できるのは、15分程度が限界といわれています。
「うちの子は集中力がなくて困る」と心配している保護者の方は、そもそも子どもの集中力は長く続かないもの、と思っておくとよいかもしれません。

ただ、周囲の環境や精神状態などによって、集中できる・できないがあるのも事実。子どもの気が散りやすいのは、どんなときなのでしょうか。

ちょっとしたことで途切れやすい子どもの集中力

ちょっとしたことで途切れやすい子どもの集中力

集中力が途切れやすい環境にいる

テレビがついている、周囲で他のきょうだいが騒いでいる、目に入る範囲にまんがやゲーム機が置いてあるなど、集中しづらい環境にいるというケースは案外多いもの。子どもは大人よりも外からの刺激に敏感なため、ささいな変化に反応しやすいものです。

苦手なことに取り組んでいる

苦手なことをするのは、誰でもハードルが高いものです。イヤイヤ取り組んでいては、なかなか集中することはできないでしょう。
また、大人から「勉強しなさい」「練習しなさい」などと言われて取り組んでいるものの、子ども自身がその意味を理解していなかったり、必要性を感じていなかったりすると、すぐに飽きてしまいます。
必要ならば、それを行う目的を理解させてから取り組むように促しましょう

心配事があったり不安な気持ちになっている

大人なら気にならないようなことでも、感受性の強い子どもはとても敏感に反応します。心配なことやちょっとしたトラブルなどに心を痛めていると、集中力を発揮することは難しいもの。
どうしても集中できていないときは、外で何か嫌なことがなかったかなど、じっくり聞いてみるのも一つの方法です。

睡眠不足・生活習慣の乱れ

夜遅くまで起きていて睡眠が不足している、朝ごはんを食べていない、お菓子を食べ過ぎて必要な栄養が十分とれていないなど、生活習慣に乱れがあると集中力は低下しやすいもの。
習い事が忙しすぎるような場合は少し余裕のあるスケジュールにする、家族みんなで早めに寝るなど、生活習慣の見直しをするとよいでしょう。

好きなことに取り組んで集中力を高めよう

好きなことに取り組んで集中力を高めよう

好きなこと、興味のあることをたくさんさせる

好きなこと・興味のあることをたくさんさせるのは、子どもの集中力を高める上でとても効果的な方法です。
絵を描く、ブロックで遊ぶ、本を読むなど、子どもの好きなことなら何でもOK。やがてその集中力は勉強など他の場面でも発揮されるようになっていきます。

タイマーなどを利用して時間を意識させる

「○分間で終わらせよう」など、タイマーで時間を計って取り組むのもよい方法です。集中と休憩を繰り返すことでメリハリがつき、集中するときは集中するという習慣がついていきます。

集中しやすい環境作りをする

宿題を始めるならテレビを消す、机の上には勉強に必要なものだけを置く、手が届くところにまんがやゲーム機などを置かない、きょうだいは別の部屋で遊ばせるなど、子どもが集中しやすい環境作りを心がけましょう。

「集中力がない」と言い過ぎない

「あなたは集中力がないんだから」という言葉を頻繁に使ってはいませんか?あまり言い過ぎると「自分は集中力がないんだ」と思い込んで、子どもはますます集中しなくなってしまうといいます。
わずかな間でも集中している瞬間を見つけたら「今、すごい集中していたね」などと、褒めてあげてください。自信をつけることが、集中力アップにつながります

まんがやゲーム機などの「遊び」を取り上げない

集中力を養うにはリラックスする時間も必要です。「これが終わったら遊べる」という気持ちが、モチベーションを高めることもあります。遊びをすべて排除してしまうと、頑張る気持ちがなくなり、かえって集中力の低下を招く原因となることもあり注意が必要です。

子どもの集中力を鍛える「パズル」「ボードゲーム」「折り紙」

いわゆる「脳トレ」のような意味では、パズル、ボードゲーム、折り紙などが、子どもの集中力を鍛える効果があるといわれています。指先を細かく動かすことや深く考え続けることが脳を刺激して、集中力アップにつながるのだそうです。

ただ、大切なのは、子どもがそれを楽しんで積極的に取り組んでいるかどうかということ。
いくら効果があるといっても、訓練のように強制するのは子どもにストレスを与えるため逆効果になってしまいます。

子どもは楽しんでいるときに集中できること、集中力が続く時間はとても短いこと、その集中はちょっとしたことで大きく揺らぐことなどを意識していただけるとよいのではないでしょうか。
学研教室では子どもの「楽しい」「好き」という気持ちを大切に、ほめて伸ばす指導法で、集中力アップをサポートしています。学習教室なら、ぜひ学研教室をお選びください。

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