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2022年10月31日

  • 小学生
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子どもの勉強、おうちのどこでするのが一番いい?メリット・デメリット徹底検証

子どもが勉強する場所は、学校をはじめ学習教室や塾などいろいろなところにあるもの。でも、基本となるのはやはり家庭学習です。子どもが家の中で集中して勉強するために、一番いい場所はどこなのでしょうか?

子どもの勉強場所は「リビング」?「子ども部屋」?

子どもの勉強場所は「リビング」?「子ども部屋」?

子どもが大きくなって一人で勉強するようになることを考えると、小さいうちから家で勉強する習慣を付けておくのはとても大事なことです。その際、子どもにとってどこで勉強するのが一番いいのか悩んでしまう保護者の方も多いことでしょう。

家庭学習の場所として考えられるのは、「リビング」「子ども部屋」ではないでしょうか。近年はリビング学習も浸透し、リビング学習を想定した家具や住宅が作られるようになってきています。
ただ、それぞれにメリットやデメリットがあるのも事実。具体的にその利点や問題点につい見ていきましょう。

ダイニングテーブル・リビング・子ども部屋……それぞれのメリットとデメリット

ダイニングテーブル・リビング・子ども部屋……それぞれのメリットとデメリット

コミュニケーションが取れるダイニングテーブル

「子どもの宿題は、ダイニングテーブルでやるといい」という話は、世の中にだいぶ定着してきているようです。多くの家庭の子どもが、ダイニングテーブルで勉強をしているというデータもあります。
ダイニングテーブルでの学習のよさは、お互いにコミュニケーションが取れるということ。子どもは、保護者の方の近くにいることで安心感を得ることができますし、保護者の方も子どもの様子を確認しながら過ごすことができます。子どもは分からない問題があったら気軽に保護者の方に質問し、保護者の方はその場で教えてあげることもできるでしょう。
また、ダイニングテーブルは広さがあるため、たくさんの本や資料を並べて楽しく学習できるのもよいところです。

一方で、家族の団らんと勉強との気持ちの切り替えが難しくなってしまう、という面もあります。楽しいのはいいことですが、盛り上がりすぎてなかなか気持ちが勉強に向かない……というようなケースも珍しくありません。
また、ダイニングの照明が、学習環境に適さないという面も気になるところ。照明はより明るい方が集中しやすい・視力の低下が懸念されるなど、ダイニングの照明が暗めに設定されている環境では注意が必要なこともあります。

生活空間と距離を置く~リビングの中に学習スペースを作る

リビングの中に子どもの学習スペースを作るという方法もあります。具体的にはリビングの一角やリビングに続く小部屋などに、学習机を置いてそこで学習するスタイルです。

ダイニングテーブルの椅子は、子どもの体の大きさに合っていないことが多いため、姿勢が崩れやすい可能性があります。
学習机は子どもの成長に合わせて高さを変えることができるように設計されているため、子どもの体にピタリと合った姿勢で学習に取り組むことができます

また、近くに家族がいるという安心感はありながら、専用スペースがあることで、より集中できることが期待されます。照明の暗さという問題もクリアになるでしょう。

ただ、家族が楽しそうに団らんしているのが分かるだけに、子どもが疎外感を抱いてしまうことも。自分も仲間に加えてもらいたくなり、ついつい席を立ってしまいがちです。
また、ダイニングテーブルに比べて狭い机の上で資料を広げるのが面倒になり、「やっぱり、ダイニングテーブルがいい」と、移動してしまうこともあるかもしれません。

マイペースに勉強を進められる子ども部屋

では、「子ども部屋で勉強をする」というケースはどうでしょうか?
そもそもリビング学習が浸透していった背景には、「子ども部屋だと保護者の方が学習のサポートをしづらい」「保護者の方の目が行き届かない」「年齢的に一人で集中するのは難しい」といった問題があったからです。
このあたりが、子ども部屋で勉強する際のデメリットとされるところです。

ただ、子どもによっては、自分の城である子ども部屋で過ごすのが一番リラックスできると感じているケースもあります
最大のメリットは、誰にも邪魔されずに集中できるということ。マイペースに勉強を進めたい子にとっては、保護者の方のアドバイスがややうるさいと感じることもあるかもしれません。
よかれと思ってアドバイスしたくなる気持ちも分かりますが、子どもの性格をよく見極めて、勉強する場所を考える必要があるのかもしれません。

時にはリビング、時には子ども部屋……と使い分けてみる

それぞれの勉強場所についてメリットとデメリットを見てきましたが、当然のことながら物事にはプラス面とマイナス面があります。
学習内容やその時の子どもの様子を見て、時には勉強する場所を使い分けてみるのも一つの方法です。
「専門家が言っていたから」「みんながいいと言っていたから」などで、なんとなく場所を決めるのではなく、子どもの性格や様子を見て、勉強に向いている場所を見極める必要もあります。いずれにしても、子どもが集中して楽しく学習できるのが一番。
お子さまの集中力をはぐくむ学習の一助として、学研教室をぜひご活用ください。

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