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2022年12月01日

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子どもの脳を生き生き育てたい!脳を鍛える遊び5選

近年脳科学の研究が進み、子どもの脳の発達にも関心が集まっています。子どもの脳が成長していく上で、保護者にサポートできることはどの程度あるのでしょうか。子どもの脳の発達と、脳を鍛える遊び方について解説していきます。

幼児期にぐんぐん発達していく子どもの脳

幼児期にぐんぐん発達していく子どもの脳

人間の脳は、すべての領域が一度に発達していくわけではありません。いろいろな部位が少しずつ発達し、やがて脳神経のネットワークが構築されて脳全体が成長していくといわれています。年齢ごとの脳の発達について見ていきましょう。

0~1歳の脳の発達

赤ちゃんの脳は、ものを見るための「後頭葉」と、音を聞く「側頭葉」から発達し始めます。その後、触覚を司る「感覚野」と、体の動きに関わる「運動野」が発達していきます。はじめは音や光に反応するだけだった赤ちゃんが、次第に体を動かすようになり、お座りやはいはいなどができるようになるのはこういった順で脳が発達していくからです。

0歳から1歳までの間に、赤ちゃんの視覚・聴覚・触覚と運動能力はどんどん発達していきます。脳の発達を促すには、赤ちゃんに笑顔でたくさん話しかけ、抱っこやおんぶでスキンシップをはかるとよいでしょう。

1~2歳の脳の発達

1~2歳になると、脳神経のネットワークが相互につながり始め、言葉を覚えて少しずつ会話ができるようになっていきます。
また、さまざまなものに興味を持つようになり、物事に集中することで脳が活性化していきます。この年齢では、子どもが興味を持ったタイミングを逃さず、その興味をより深めるような働きかけをするのがおすすめです。子どもの話に共感することで、子どもの脳はさらに刺激されて生き生きと成長していきます。

3~5歳の脳の発達

言葉の数が増え、日常生活のいろいろなことができるようになる3~5歳ごろには、自分の好きなことがだいぶはっきりしてきます。この時期には好きなことをきっかけに、脳の発達を促していくのがポイントです。
たとえば、動物が好きなら動物の図鑑を保護者の方と一緒に見る、動物園に行って実際の動物の動きを見るといったことで、子どもの知的好奇心を刺激するとよいでしょう。

子どもの脳を鍛える5つの遊び

子どもの脳を鍛える5つの遊び

子どもの脳を鍛えるには、どのような遊びがよいのでしょうか。脳の発達におすすめの遊びを5つご紹介します。

積み木遊び

積み木は0歳からできる遊びで、子どもの想像力やバランス感覚を育てるのに役立ちます。小さいうちは積み木同士を叩いて音を楽しんだり、丸や四角、三角といった形に触れて触覚を刺激したりするとよいでしょう。
積み木の組み立てができる年齢になると、出来上がりをイメージして作業していく創造力や、形を覚えて積み上げる記憶力も鍛えられるようになります。

リズム遊び

リズム感や音感を鍛える「リトミック」も、子どもの脳の発達に効果的です。音楽に合わせて手拍子をしたり体を動かしたりすることで、子どもの聴覚や触覚が刺激されます。
鈴やカスタネット、タンバリンなどの楽器を使ってもいいし、おうちで遊ぶならお菓子の空き箱を叩いたり新聞紙をガサガサさせたりして音を出すのもいいでしょう。子どもは音に合わせて体を動かすのが大好きです。ぜひ、試してみてください。

お絵描き

絵を描くことは子どもの表現力や創造力を養います。また、イメージすることによる想像力、写生による観察力なども伸ばせます。

指先を使うため集中力記憶力が鍛えられ、人やものの配置や色選びなどを考える思考力も身につきます。
うまい・へたなどと評価せず、子どもが感じたままに描かせてあげましょう。また、「これは○○を描いたのね」などと先回りすると、子どものイメージが広がらなくなってしまう可能性も。自由に描くことが、子どもの思考力や想像力を伸ばしていくのです。

ボードゲーム

家族で楽しめるボードゲームは、コミュニケーション能力を高めるのに有効です。また、作戦を考えたり簡単な計算が必要だったりと、子どもの判断力や考える力を育てる効果もあります。
ハンデをつけると大人も子どもも全力で戦えるようになり、競争心を刺激してより脳の発達に役立つでしょう。

ごっこ遊び

おままごとやヒーローごっこなどのごっこ遊びは、役柄に沿った役割を演じることで脳の実行機能を高めます。この実行機能は、目標を立てて計画しそれを実行する力へとつながっていきます。

正しい生活習慣と保護者の励ましで子どもの脳を育てよう

子どもの脳を育てるのにもう一つ重要なのが、正しい生活習慣です。食事と睡眠をしっかり取って健康的な生活を送ることは、脳の発育の基本となります。脳によいからといって子どもに多くの習い事をさせ、食事をとる時間がなくなったり睡眠不足になったりするようでは困ります。

また、子どもの脳を鍛えるには、保護者の方の働きかけがとても大切です。子どもが気持ちよく過ごせるように気を配り、いいタイミングで褒めたり励ましたりすることが、脳の発育には大変有効です。
子どもの脳の発達を育てるなら、お近くの学研教室をぜひ活用ください。

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