2023年7月24日
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オンライン授業で必要なものとは?最低限必要なもの、あったら便利なものについてご紹介
インターネットの普及に加えてコロナ禍が後押ししたオンライン授業。学校で取り入れられるようになったのはもちろん、オンライン授業を行う塾や習い事も多くなりました。オンライン授業を受ける際に必要なものや、あると便利なものについてまとめてみました。
オンライン授業のスタイル~配信授業を見る「一方向型」・先生とやり取りしながら学習を進める「双方向型」
インターネットが日常生活に欠かせなくなった現在では、学校や塾、習い事などさまざまなところでオンライン授業が取り入れられるようになってきました。
オンライン授業は主に、配信されている授業を見る「一方向型」、先生とやり取りができる「双方向型」のスタイルに分かれます。一方向型の中には、録画された授業を何回も繰り返し見ることのできるオンデマンド型も含まれます。
オンライン授業には移動時間が省ける、家のリラックスした環境で学習ができる、保護者の方のサポートが得られるなど、いろいろなメリットがあります。今後ますますオンライン授業の需要は高まっていくと考えられるでしょう。
では、続いてオンライン授業を受ける際に必要なもの、準備しておくとよいものについてご紹介していきます。
オンライン授業を受けるときに必要なもの・あると便利なものとは
オンライン授業を受けるため、基本的に必要なものは、授業を見ることのできる端末機器とインターネットにつながった環境です。
オンライン授業で基本的に必要となるもの
端末機器 : パソコン・タブレット・スマートフォン
まず必要なのは、配信授業を受信できるパソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末機器です。
授業の内容によってはある程度高い性能が必要な場合もあります。推奨環境をよく確認したうえでどの端末にしたらよいかを選ぶとよいでしょう。
双方向型で動画などを見ながら先生とやり取りが必要な場合は、スマホだと容量が少なく途中で止まってしまうということもあるようです。
オンデマンド型の授業であればスマホでも対応できますが、画面が小さいと見づらいこともあり、できればパソコンやタブレットの方がおすすめです。
小さい子どもがオンライン授業を受ける場合は、デスクトップパソコンでじっと座って授業を受けるのが難しいケースもあり、持ち運びのできるノートパソコンやタブレットの方が使い勝手がよいようです。
有線でつなげるインターネット環境やWi-Fiの設置
インターネットにつなげる環境整備も必要です。動画や音声などを多用し、多くの容量を使う授業の場合は、有線でつなげた方が安心です。無線の場合でもできれば容量を気にせず使えるWi-Fiの環境を整えておきましょう。
Web会議システムのアプリやアカウントの取得
オンライン授業にはZoomなどのWeb会議システムを利用することもあります。その場合は、事前にアプリのダウンロードやインストール、アカウントの取得が必要になります。アカウントの取得は情報の入力などに時間がかかるため、余裕を持って準備しておくとよいでしょう。
基本的な機器にプラスしておくと便利なもの
イヤホンマイク・ヘッドセット
最近のパソコン・スマホ・タブレットは基本的に音声の出力や入力機能が内蔵されていますが、環境によっては聞き取りづらかったり、こちらの生活音をマイクで拾ってしまったりすることもあります。音声の聞き取りにくさは、オンライン授業の上で双方ストレスのたまるもの。イヤホンマイクやヘッドセットを使うと、音声の聞き取りやすさ・伝わりやすさが各段によくなります。
また、イヤホンやヘッドセットを使うと周囲の雑音が聞こえにくくなるため、授業に集中しやすいというメリットもあります。
Webカメラとマイク
イヤホンマイクと同じ理由で、聞き取りやすさと同時に相手からの画面の見えやすさが必要なら、Webカメラとマイクを使うとよいでしょう。Webカメラとマイクが一体型になっているものも便利です。
プリンター・マウス・タッチペンなどの周辺機器
課題をプリントとして提出する際にはプリンターが必要です。また、マウスやタッチペンを使うこともあるでしょう。オンライン授業でどんな周辺機器が必要か、事前によく確認しておくことが大切です。
タブレットやスマートフォンを置くスタンド
タブレットやスマホを使う際に、意外と忘れがちなのがスタンドです。画面を見ながら作業をする場合、スタンドがあるのとないのとでは作業効率がだいぶ違ってきます。机の上を広く使う上でもスタンドがあると便利です。
端末機器やインターネット環境が整っていないときには?
最近はスマホの機能が充実し使用できる容量も増えてきた分、パソコンは必要ないと考える人もいるといわれています。家庭にパソコンやタブレットがない場合や、インターネット回線を引いていない場合はどのように対処したらよいのでしょうか?
パソコンやタブレットが家庭にない場合
貸し出し用のパソコンやタブレットがないか確認する
学校や塾・習い事の教室で、端末機器を貸してくれるケースもあります。一度、貸し出し用の機器がないか確認してみましょう。
レンタルを利用する
民間のレンタルを利用するのも一つの方法です。一カ月単位・年単位などのコースが選べるようになっています。機器や機種にもよりますが、一カ月5,000円程度から借りることができます。
これを機会に購入する
今後、パソコンやタブレットは学習にも必須アイテムとなることが予想されます。オンライン授業をきっかけに、思い切って機器を購入してもよいのではないでしょうか。
インターネット回線を引いていない場合
モバイルWi-Fiを使う
今後も固定のネット回線を使う予定はないという場合は、モバイルWi-Fiを使うとよいでしょう。機器自体も手軽に購入できますし、スマホ利用者なら格安で利用できるプランを用意している携帯キャリアもあります。
テザリングを利用する
スマホのテザリング機能(スマホを中継してパソコンやタブレットに接続する機能)を利用して、ネットに接続することができます。
スマホの通信データを使うため、大容量のデータをやり取りする場合は難しいですが、さほど大きな容量を使わないならおすすめです。
これからの時代、オンライン授業が行われる可能性はより高くなると考えられます。最初から大がかりな機材を導入する必要はありませんが、少しずつ環境を整備していけるとよいでしょう。
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