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2023年3月21日

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オンライン学習に向いているのはどんな子? 学習のスタイルと向き・不向きについて

オンライン学習に興味はあるものの、わが子がオンラインの学習に向いているのかどうか心配な保護者の方もいるのではないでしょうか。オンライン学習の特徴を理解したうえで、子どもがオンライン学習に向いているかどうかを考えてみましょう。

オンライン学習のスタイルとそれぞれのメリット・デメリット

オンライン学習のスタイルとそれぞれのメリット・デメリット

まず、オンライン学習のスタイルと、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。オンライン学習には、大きく分けて同時配信型とオンデマンド型、2つの授業形態があります。

(1) 同時配信型授業のスタイル

先生が行う授業をリアルタイムで視聴するタイプです。
先生の授業をリアルタイムで受けられるのはよいのですが、集団授業の場合は発言しにくいこともあります。質問のタイミングが計れず、よくわからないうちに授業が進んでいってしまうこともあるでしょう。

また、通信環境によっては画像や音声が乱れてしまい、子どもの集中力が続かないケースも見受けられます。

(2) オンデマンド型授業のスタイル

先生が事前に動画を作り込んで、それを視聴しながら学習するスタイルです。資料なども加えながら見やすく作られており、わからないところは繰り返し見て理解を深めることができます。

ただし、自分から学習に取り組む意欲がないと、なんとなく見ているだけになりがちです。また、質問したいと思ったときにすぐに聞くことができないのもオンデマンド型授業のデメリットの一つです。

オンライン学習に向いている子と向いていない子  その特徴とは

オンライン学習に向いている子と向いていない子  その特徴とは

それぞれの特徴をふまえ、オンライン学習がおすすめ、または、向いている子と向いていない子についてまとめます。

オンライン学習に向いている子

習い事などで忙しい場合

習い事などの関係で塾へ通う時間がない子には、オンライン学習が向いています。
オンデマンド型の授業なら、いつでもどこでも学習に取り組むことができるからです。オンデマンド型授業は、同時配信型授業に比べると通信容量も比較的少ないため、外出先で見たり、スマートフォンで見たりすることができます。

近くに行きたいと思う塾がない場合

徒歩や自転車で行ける範囲に希望の塾がない場合、オンライン学習は大きな助けとなります。
さまざまなタイプのオンライン学習の中から、本人の希望に沿った学習スタイルを選ぶことができるでしょう。

インターネット上に習いたい先生がいる場合

最近はYouTubeをはじめ、インターネットでいろいろな情報が発信されています。インターネット上で見つけた先生に直接指導を受けたいという気持ちのある子は、オンライン学習に向いているでしょう。

1人で落ち着いて勉強したい子

人が大勢いる環境の中では落ち着かないというタイプの子は、マンツーマンや少人数指導のオンライン学習が向いています。おうちの静かな環境なら集中しやすいという子には、オンライン学習はおすすめです。

オンライン学習に向いていない子

1人で勉強するのが苦手な子

1人で黙々と学習するのが苦手な子は、オンライン学習にあまり向いていない可能性があります。オンラインではどうしても先生の目が届きにくいため、保護者のフォローが必要なこともあります。

飽きっぽいタイプの子

オンライン学習ではじっと端末機器の画面に向かっているため、集中し続けるのが難しい子もいます。また、データ容量や通信環境によって送受信が途切れると、それをきっかけに集中力が続かないこともあります。

まわりと一緒にがんばることでモチベーションを保つタイプの子

対面授業の場合、先生や友達を身近に感じることで自然と気持ちが学習に向かいますが、オンライン学習ではそういった強制力がありません。自分から積極的に取り組む姿勢がないと、学習する雰囲気になれないという子もいるでしょう。

学習スタイルによっても向き・不向きがある

学習スタイルによっても向き・不向きがある

子どもの性格だけではなく、学習スタイルによっても向き・不向きがあります

たとえば、集団の同時配信型授業でも積極的に質問できる子と、なんとなく質問のタイミングを逃してしまう子がいます。
質問のタイミングを逃してしまう子には、同じ同時配信型授業でも、集団ではなくマンツーマン授業の方が向いています。

また、オンデマンド型授業では退屈してしまうという子も、同時配信型でディスカッションをしながら学習するなら取り組めるということもあります。

子どもの一面だけを見て「この子はオンライン学習に向いていない」と思わず、いくつかの学習スタイルを試してみるのもおすすめです。

低学年の間はマンツーマンか少人数の学習スタイルがおすすめ

子どもの性格にもよりますが、低学年のうちはマンツーマンか少人数制の同時配信型授業が向いているといわれています。

低学年の子どもはまだまだ集中できる時間も短く、学習そのものに慣れていないこともあり、うまく質問できないケースも多いためです。
子どもの様子を見ながら休憩を入れたり学習内容を工夫したりできるのは、マンツーマンや少人数スタイルのよさといえます。

学研教室オンラインでは、お子さまのペースに合わせたきめ細かい学習指導を行っています。オンライン学習をお考えの際には、学研教室オンラインをぜひご活用ください。

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