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2023年4月3日

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子どもに留守番をしてほしいとき 気をつけておきたいリスクと安全対策とは

ちょっとした用事で外出したいとき、子どもだけで留守番をさせてよいのか悩む保護者も多いのではないでしょうか。子どもだけで留守番ができるようになるのは何歳ごろからなのか、また、必要な防犯対策や注意しておきたいことなどについて徹底解説します。

子どもだけで留守番ができるようになるのは何歳ごろから?

子どもだけで留守番ができるようになるのは何歳ごろから?

買い物やPTA活動など、子どもを連れて外出するのが難しいとき、子どもに家で留守番をしていてほしいと思う保護者も多いことでしょう。
また、預かり時間が限られている学童保育を利用している場合、子どもが家に帰ってきてから保護者が家に帰るまでの時間、子どもだけで過ごさなければならないこともあるはずです。

一般的に、初めて子どもだけで留守番をしてもらう年齢は、小学1年生になってからという家庭が多いようです。また、学童保育を終了することが多い小学3~4年生のタイミングで、初めて子どもだけで留守番をするという家庭もあります。

アメリカ合衆国やカナダでは、子どもだけで留守番をさせると違法になるケースもあり、国によっても子どもだけでの留守番に対する考え方は異なるようです。
日本では、子どもだけで留守番をさせることに法的な拘束力はありませんが、あまり幼いうちから子どもだけで長時間留守番をさせていると、虐待ととらえられることもあり注意が必要です。

子どもに留守番をさせるには、家に大人がいなくても留守番をする子どもに不安感がない、防犯・防災などに関わる約束事が守れるといったことも大切な要素となるでしょう。
ご家庭の事情や子どもの性格、また住宅事情などにもよりますが、おおむね小学校に上がってから子どもだけでの留守番をさせるのがよいといえそうです。

留守番の際に気をつけておきたいリスクとその対策

留守番の際に気をつけておきたいリスクとその対策

子どもに留守番を頼むとき、もっとも心配なのは事故や想定外のトラブルが生じることです。考えられるトラブルは主に「地震などの災害」「子ども自身の急な体調不良」「屋内での事故」「不審者の侵入」などがあります。

それぞれについて、そのリスクと対応策をまとめます。

地震などの災害

台風や水害などはある程度予測できるものですが、地震は突然やってきます。子どもが家に一人でいるときに、大きな地震が起こる可能性もゼロとはいえません。

家具の転倒防止対策をする、非常食を用意しておく、避難場所の確認をしておくなど、普段から防災対策を徹底することが大切です。
また、地震が起こったときにどのようにして身を守るのか、周囲に助けを求めるにはどうしたらよいのかなどについても、事前に子どもとよく話し合っておきましょう。

子ども自身の急な体調不良

子どもは、突然体調を崩すことがあります。家に誰もいないと、体調不良に気づく人がいないため、適切な対処が遅れてしまう可能性もあるでしょう。

留守の間に子どもが体調不良を起こさないよう、出かける前にはエアコンを適温にセットしたり水分や軽食を用意したりしておくとよいでしょう。

また、子どもが自分で調子が悪いと思ったとき、すぐ保護者と連絡がとれるように連絡方法を確認しておくことも大切です。

火・水・転落・誤飲などの事故

ガスコンロやストーブなどによるやけどや火災、水遊びをしていておぼれる、ベランダや窓からの転落、薬品やたばこの誤飲など、家の中にはいろいろな事故のリスクが潜んでいます。

火の出る家電は絶対に使わせない、お風呂の水は抜いておく、ベランダや窓の近くには踏み台となるようなものを置かない、薬品やたばこなどは子どもの手の届かないところにしまうなどの対策をしっかり行いましょう。

事前に火や水の危険をよく話しておく、食べ物以外のものは口にしないなど、子どもによく理解させておくことも大切です。
幼いときからマンションの高層階で暮らしていると、高いところへの恐怖感が育たないこともあるため、転落の危険についても事前によく話をしておきましょう。

不審者

家に子どもしかいないことが第三者にわかってしまうと、家に侵入されたり子どもに危害が加えられたりする危険が高まります。
出かける際には玄関だけではなく、すべての窓の施錠も確実に行いましょう。家の中が見えないよう、カーテンを開けないことや透けないカーテンを使用することも大切です。

保護者がいないときには、電話に出たり、家への訪問者に対応したりしないよう子どもと約束しておきましょう。

留守番はできれば短時間で 居場所として習い事の活用も

昨今の犯罪状況や事故のリスクを考えると、小学生の間はあまり長時間子どもだけで留守番をさせない方が望ましいことは確かです。近所に実家などがあれば親戚に預けたり、シッターに頼んだりできるとよいでしょう。

外出の日時があらかじめわかっている場合は、民間の学童サービスを利用して、一時預かりを頼むこともできます。
また、適度に塾や習い事などの予定を入れて、子どもが一人で家にいる時間を少しでも減らすようにするのもおすすめです。

ただ、どうしても留守番をしていてほしいということはあるものです。そのようなときは子どもの身に危険が及ばないよう、万全の対策をしておくことが重要です。

災害時には事前に話し合った通りに行動する、家では火遊びや水遊びはしない、不用意に家から出ない、訪問者の対応はしないなど、しっかり子どもと約束をしておきましょう。
また、場合によってはホームセキュリティーサービスを利用するのも一つの方法です。

学研教室は、楽しく学習しながら放課後の居場所として過ごせる場所でもあります。保護者が忙しいときのお子さまの居場所としても、学研教室をぜひご活用ください。

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