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2023年5月21日

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子どもが習い事を嫌がるとき その理由と正しい対処法とは

子どものためと思ってはじめた習い事なのに、「行きたくない」「やめたい」と言われると、保護者としては悩んでしまいます。やめさせてよいのか、継続させた方がよいのか、迷ったときの対処法について紹介します。

子どもが習い事を嫌がるのはどうしてなのか

子どもが習い事を嫌がるのはどうしてなのか

子どもの心身の成長や才能を伸ばそうと、習い事をさせているご家庭は多いことでしょう。スポーツ系なら体力の向上や運動能力、芸術系なら表現力や創造性、学習系なら学力や集中力などを身につけることが期待できます。
ただ、子どもが習い事を「嫌だ」と言うこともあるでしょう。習い事を嫌がる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。

子どもが習い事を嫌がる理由

先生と相性がよくない

教えてくれる先生と合わないことで、習い事を嫌がるケースがあります。先生の指導が厳しい、わかりにくいなどで、習い事に行きたくなくなります。

内容が楽しくない

保護者にすすめられて、または自分で興味を持ってはじめたものの、実際取り組んでみたら楽しくないと感じることもあります。自分の中でイメージしていたものと違った、思ったより難しくて嫌になってしまったということもあるでしょう。

ゲームや遊びを中断したくない

習い事に行くより、ゲームなどの遊びを中断したくないといった理由で、出かけるのが嫌になっていることもあります。
ゲームの時間は他に設けるなどの工夫で解決することができるでしょう。

教室の雰囲気が苦手

子どもは感性が鋭い分、ちょっとしたことが気になって習い事に行くのが嫌になることがあります。教室のにおいや照明の雰囲気が苦手などの理由で、習い事に行きたくなくなることもあります。

うまくできなくて苦手意識が強くなってきた

練習してもなかなかできない、勉強してもよくわからないなど、習い事の内容がうまくできないと、苦手意識が強くなってしまいます
はじめは楽しくできていたけれども、年齢があがって難易度が高まると嫌になってしまうこともあるでしょう。

生活環境の変化などで疲れている

新入学や進級などで環境が変わり、心身共に疲れがたまっていると、習い事に行くのがおっくうになってしまいます
大きな変化ではなくても、学校の活動がハードだったときなどは、疲れのせいで行きたくなくなるケースもあります。

子どもが習い事を嫌がるとき 適切な対処と避けた方がよい対処

子どもが習い事を嫌がるとき 適切な対処と避けた方がよい対処

では、子どもが習い事を嫌がったときには、どのようにしたらよいのでしょうか。適切な対処と避けた方がよい対処について、理解しておくことが大切です。

子どもが習い事を嫌がったときの対処法

嫌な理由を確認する

まずはどうして嫌なのか、その理由を確認しましょう。話を聞いてみると、意外と単純な理由だったということもあります。また、先生やクラスを代えてもらうなど、大人が調整することで解決する場合もあるでしょう。

子どもはうまく言葉にできないこともあるため、「先生と話しづらいの?」「今日は疲れちゃったのかな?」などと、気持ちをうまく引き出すよう質問してみるとよいでしょう。

その習い事をはじめたきっかけについて話してみる

習い事をはじめたときには「○○選手みたいになりたい」「○○がうまくできるようになりたい」など、何か理由があったはずです。子どもと話をする中でその気持ちを思い出してもらうと、もう一度がんばってみようという気持ちになるかもしれません

具体的な目標を立ててみる

習い事を続けているうちに、目標を見失ってしまうこともあります。できるだけ具体的な目標を立てるのは、やる気を引き出すのに効果があります。

ポイントは、期限を区切ってできるだけ具体的な目標を立てることです。たとえば、次のような目標を立ててみてはいかがでしょうか。

・来月の水泳のクロール検定に合格する。
・ピアノなどの楽器の発表会で、練習している曲を間違えずに弾けるようになる。
・次のクラスの中でトップ10位以内に入る。

避けた方がよい対処の仕方

無理やり連れていったり頭ごなしに叱ったりする

甘やかしてはいけないと、嫌がる子どもを無理やり習い事に連れて行くのはやめましょう。また、理由を聞かず頭ごなしに叱りつけるのもよくありません
忍耐力をつけてほしいという保護者の気持ちもわかりますが、行きたくないという気持ちがあるのに、そのうえ無理強いされたり叱られたりしたら、子どもは逃げ場がなくなってしまいます。

子どもが習い事を嫌がるのには必ず理由があります。まずは、きちんと理由を聞いてあげましょう。

行ったら何か買うなどご褒美を目的にする

「行ってくれたら帰りにお菓子を買ってあげる」など、ご褒美を目的にするのはよくありません。子どもはお菓子を目的にがまんして習い事に行くかもしれませんが、根本的な解決にはならないからです。

習い事の目的は、子どもを成長させたり能力を伸ばしたりすることのはずです。ご褒美が目的では、本来の習い事の意味がなくなってしまいます。

まずはしっかり話し合い、様子を見て続けるかどうかを決める

子どもが習い事を嫌がったとき、まずは子どもとよく話し合うことが大切です。子ども自身ではどうにもならないと思っていることも、保護者をはじめ周囲の大人たちの対応で解決できることもあるでしょう。

2、3回休んでみたらまた通う気になるということもあるので、休ませて少し様子を見るというのも一つの方法です。
子どもの気持ちが揺れているようなら「休会」という形をとり、やめることも戻ることもできる状況を作っておくのもおすすめです。

習い事をはじめたときの気持ちを思い出してみたり、目標を設定してみたりしてもモチベーションが上がらないときは、やめる判断をしてもよいでしょう。嫌だと思っていることを無理に続けても、技術や知識は身についていかないものです。

子どもが興味を持ったものを自由に習わせて、試行錯誤しながら好きなことや得意なことを見つけられればよいでしょう。

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