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2023年6月13日

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タブレット学習のメリットとデメリット 学習をうまく進めるポイントとは

近年、タブレット端末を活用して学習する機会が増えています。これからの時代は、タブレット端末を活用して学習することが、当たり前になっていくと考えられます。そんなタブレット学習について、メリット・デメリットを中心に解説していきます。

タブレット学習の広がりと、紙を使った学習との違い

タブレット学習の広がりと、紙を使った学習との違い

学校でも活用されるようになってきた「タブレット学習」

変化の激しい社会において、教育の形も変わりつつあります。GIGAスクール構想や学習指導要領の改訂に伴って、学校でも一人一台タブレット端末が配布され、タブレット学習が行われるようになりました

学校だけではなく、家庭で取り組む通信教育などでタブレット端末を使っている子どもも多いことでしょう。
ICT機器の進歩によって、タブレットを活用した学習は今後ますます増えていくと考えられます。

紙での学習・タブレット学習ともによい面がある

従来通りの紙の教材での学習と、タブレット学習にはそれぞれのよさがあります。
たとえば、紙に書いて計算をしたり下書きをしたりすると、解いていく過程が残ります。どこで間違えたのか、どうして間違えたのかがわかるのは、紙の教材を使った学習のよいところといえるでしょう。

一方で、「書く」という行為そのものが、勉強に対する高いハードルだと感じる子どももいるものです。タブレット端末は子どもの興味を引きやすいため、スムーズに勉強に取りかかれるというよさがあります。

タブレット学習のメリット・デメリット

タブレット学習のメリット・デメリット

では、実際にタブレット学習にはどのような特徴があるのでしょうか。そのメリットとデメリットについて解説します。

タブレット学習のメリット

楽しんで学習できる

タブレット学習の大きなメリットは、楽しみながら勉強できるところでしょう。
勉強しなければいけないと思っても、なかなか取り組む気になれないということは誰にでもあるものです。特に勉強へ苦手意識を持っている子には、その傾向が強いといえます。

その点、映像や音声が使えるタブレット学習はゲーム感覚で取り組めるものも多いため、楽しみながら学んでいくことができます。

目と耳から情報が入るためわかりやすい

カラフルな画像やイラストなどを多用できるタブレット学習は、視覚に訴えるため理解がしやすいといえます。また、動画や音声では、耳からも情報が入ってきます

文字ベースの紙の教材よりも感覚的に情報が入ってくるため、子どもにとって、よりわかりやすいといえるでしょう。

くり返し学習することができる

タブレット学習では、子どもが間違えやすい問題をピックアップして、くり返し出題する機能があります。苦手なところを集中して学習できるため、知識の定着に役立ちます。
自動採点の機能もあり、紙の教材と違って、保護者が採点する必要がないのもよいところです。

学習の管理がしやすい

学習の記録が残るため、子どもの学習がどこまで進んでいるのかを、保護者が簡単に確認することができます。
また、子どものレベルに合った学習方法や、スケジュールを提案してくれる機能がついているものもあります。

タブレット端末一つで複数の教科が勉強できる

紙の教材の場合、教科ごとにテキストやノートを準備する必要がありますが、タブレット学習ではその必要はありません。
タブレット端末の中には各教科の教材や演習問題などが入っているため、タブレット端末一つでいろいろな教科を学ぶことが可能です。

タブレット学習のデメリット

目の疲れや視力低下の心配がある

長時間タブレットの画面を見ていると、目が疲れたり視力が低下したりする可能性があります。

タブレットを使用するときは、明るい場所に行く、1時間に1回は休憩を入れる、正しい姿勢で勉強するといった対策をするようにしましょう。

子どもがタブレット端末で遊んでしまう

ゲーム要素がある教材の場合、ゲームに夢中になって、なかなか学習が進まないということもあります。また、インターネットで調べものをしているうちに別の動画へ気が散ってしまうこともあるでしょう。

ゲームは制限時間を設ける、学習時間を短く区切るといった工夫が必要です。

紙に書く機会が減る

学習自体はタブレット端末でできますが、学校での授業やテストはまだまだ手書きというケースが多いです。
特に低学年のうちは、字を覚える必要もあるため手書きの練習も必要です。

紙の教材にもよいところがあるので、紙とタブレット両方の教材をうまく使って学習できるとよいでしょう。

タブレット学習をするうえで、気をつけておくとよいこと

タブレット学習をするうえで、気をつけておくとよいこと

タブレット学習のメリットとデメリットがわかったところで、タブレット学習をうまく活用するポイントについてまとめていきましょう。

学習習慣をつけるきっかけとして活用する

ゲーム感覚で楽しく学べるタブレット学習は、机に向かって勉強する習慣がなかなかつかない子にはおすすめです。
勉強が「つまらない」「苦手」と思っている子にとって、楽しく取り組めるタブレット学習は勉強へのハードルを下げてくれるはずです。タブレット学習が、学習習慣をつけるきっかけになるとよいでしょう。

タブレット端末の操作が苦手な子には無理をさせない

子どもたちの中にはタブレットやスマートフォンにあまり興味がないという子もいます。操作方法を覚えることが苦痛になってしまうようなときは、無理にタブレット端末を使わない方がよいでしょう。
紙を使った学習方法にもよさがあります。子どもに合った学習方法で学ぶのが一番といえるでしょう。

タブレット端末には教材アプリだけを入れる

タブレット端末を使って遊んでしまうようなときは、端末には教材アプリだけを入れるようにしましょう。
また、勉強時間は他のアプリを使えないよう、制限をかけるのも一つの方法です。

保護者もときどき勉強の様子を見る

タブレット学習は解説がわかりやすく採点もしてくれるため、子ども一人で学習していくことが可能です。
ただ、便利だからといってすべてをタブレットにまかせるのはおすすめしません。タブレット教材の中でキャラクターがほめてくれるよりも、保護者の「がんばったね」「ちゃんと勉強したからよくできているね」といった声かけの方が、子どもにとってはずっとうれしいものです。

ときどき子どもの様子を見ながら、ぜひ前向きな声かけをしてあげてください

学研教室では、一人一人の個性を見極めながら個々のレベルに合った教材で、わかりやすく丁寧に学習指導を行っています。学習習慣をつける一助として、学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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