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2023年7月7日

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小学校の個人面談 具体的な流れと準備・気をつけること

小学校に入学すると、保育園や幼稚園の頃と比べて子どもの様子が見えにくくなるものです。個人面談は、担任の先生から学校での子どもの様子が聞ける貴重な機会です。面談の目的とその流れ、また準備しておくとよいことなどさまざまな疑問にお答えします。

個人面談の目的は、学校と家庭の「情報共有」

個人面談の目的は、学校と家庭の「情報共有」

小学校の個人面談の主な目的は、学校と家庭が子どもの情報共有を行うことです。学校と家庭で協力しながら子どもを育てていくうえで、個人面談は大事な意味を持つものです。

先生からは学校での子どもの様子、友達との関係、勉強の理解度、授業態度などを聞くことができます。
一方、保護者からは、家庭環境、家庭での子どもの様子、保護者やきょうだいとの関係、保護者の教育方針などを伝えて、わが子を先生に理解してもらうことができます。
子どもについての悩み事や相談したいことがあれば、この機会に話してみるとよいでしょう。

子どもは、学校と家では多少違う姿を見せるものです。先生と保護者が情報交換をすると、子どもの状況をお互い理解できるようになり、より深くサポートしていけるようになるでしょう。

個人面談の流れ 学校での様子を聞き、家での様子を伝える

個人面談の流れ 学校での様子を聞き、家での様子を伝える

それでは、実際に行われている個人面談の流れを見ていきましょう。

(1) 面談の時間は15分程度

先生と話ができる時間は15分程度が一般的です。前の枠で面談している保護者がいる場合もありますので、必ずノックをしてから室内に入ります。
時間が限られているので、挨拶は短く済ませてすぐ本題に入りましょう。

(2) 学校での様子を聞く

基本的には、先生があらかじめ話す内容をまとめているので、それに沿って話をしていきます。
まずは、先生の方から学校での子どもの様子について話をしてもらうことが多いようです。

休み時間の過ごし方や学校内での人間関係、授業の内容は理解できているかなど、学校でどのように過ごしているかを確認しましょう。

(3) 家での様子を聞かれる

一通り学校での様子を聞いたあとは、家での過ごし方や家族との関係、また習い事でがんばっていることなど、普段の子どもの様子を話しましょう
先生に伝えておいた方がよい家庭の事情などがあれば、伝えておくことも大切です。学校での様子に変化があったときなど、先生が家庭と連携しやすくなるからです。

また、「よくしっかりしていると言われるけれども、家ではダラダラしてしまう」など学校と家庭での違いや、保護者から見た子どもの様子を正直に話すと、先生の理解も深まりうまくサポートしてくれる可能性が高まります。

(4) 気になっていることを質問する

「家では好き嫌いが多いけど給食は食べられているのか」「マイペースな性格だけどきちんと時間を守れているか」など、普段から気になっていることを先生に聞いてみましょう。また、「なかなか宿題にとりかからない」などの悩み事を相談してみるのもおすすめです。たくさんの子どもたちを見てきている先生の視点から、よりよいアドバイスがもらえるでしょう。

進級するにつれて、成績のことや学習内容についての話も多くなっていきます。また、前の学年から連続で受け持ってくれている先生の場合は、前年と比べてわが子がどのように成長したかなどを話してくれることがあるかもしれません。先生と話をする中で、家庭では子どもをどのようにサポートしていくかが見えてくるはずです。

個人面談までに準備しておくとよいこと

個人面談までに準備しておくとよいこと

聞きたいことや相談したいことをメモしておく

個人面談は時間が限られているため、終わってから「言うのを忘れた」「相談したいことが聞けなかった」ということもあるかもしれません。
聞きたいことや相談したいことがある場合は、メモなどにまとめておくことをおすすめします。

家での様子をスムーズに説明するために

家での子どもの様子について聞かれたとき、とりとめなく話してしまうと先生に子どものことがうまく伝わらない可能性があります。

面談でスムーズに話ができるよう、個人面談の1週間前くらいから、子どもの様子をよく観察したり、学校での困りごとがないか聞いておいたりするとよいでしょう。
話したいことをまとめておくと、安心して個人面談を迎えることができます。

相談内容を事前に連絡しておく

子どもについて具体的に相談したいことがある場合は、面談の前に連絡帳などで相談事を先生に知らせておくとよいでしょう。事前の情報があると、先生も保護者もお互いに話がしやすくなります。

個人面談を受けるときに注意することとは

個人面談を受けるときに注意することとは

予定がどうしても合わないとき

学校から設定された面談の時間に、仕事の都合などでどうしても行けなくなってしまったときは、一度担任の先生に相談してみましょう。学校や先生の都合にもよりますが、別の時間帯で対応してくれることもあります。

年下のきょうだいを連れていくとき

留守番ができない年齢の年下のきょうだいを連れていくときは、音の出ないおもちゃやお絵描きの道具などを準備していくとよいでしょう。子どもには、先生と話をすること、その時間は静かにしていることなどを事前に話しておきましょう。

時間に遅れない

決められた時間に遅れると、先生と十分に話ができなくなってしまいます。また、遅れた分、時間が後ろへずれ込んでしまい、次の面談予定の保護者の迷惑になる可能性もあります。どうしても遅れてしまいそうなときは、わかった時点で学校へ連絡を入れましょう

個人面談のときには、設定された時間より早めに学校へ着いているのが理想です。早めに着くと、廊下に貼り出されている子どもの作品などを見ることもできます。

時間オーバーに気をつける

決められた時間をオーバーすると、次に待っている保護者の時間がずれたり、面談時間を減らしてしまったりして、迷惑をかけることになります。あとの枠に他の保護者の面談が入っていなくても、先生の都合もあるので時間内で面談を終われるようにしましょう。
面談の時間内に話しきれなかったときには、また日を改めて先生に時間をとってもらうようにお願いしましょう。

個人面談は、家庭とは違う子どもの姿を知るうえで大切な機会です。有意義な時間となるよう、準備をしていきましょう。

学研教室では、経験豊富な先生がお子さまのレベルに合わせて丁寧な指導を行います。個人面談で学習についてのフォローが必要と感じたら、学研教室にご相談ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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