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2023年7月4日

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子どもの「体操教室」 通い始めるのは何歳からがよい? 体操のメリットについてもご紹介

初めての習い事として、体操教室を考える保護者も多いのではないでしょうか。ある程度の技術を身につけるには早いうちから始めた方がよいようにも思えますが、何歳から始めるのがベストなのでしょうか。体操を始める年齢の目安と体操のメリットについてまとめます。

総合的な体操から競技性の高いものまでいろいろ選べる体操教室

総合的な体操から競技性の高いものまでいろいろ選べる体操教室

体操教室は、体を動かして体力をつけたり、運動能力を伸ばしたりすることを目的にしています。総合的に体を動かす体操教室から、器械体操、新体操、アクロバットなど、競技の要素を含んだ専門的な教室もあります。
それぞれについて、ご紹介しましょう。

総合的な体操教室

走ったりボールやロープ・トランポリンなどの道具を使ったりしながら、体力や運動能力をつけていく教室です。一つの種目に限定せず、さまざまな運動を楽しみながら、総合的に運動能力を高めます。

器械体操

マット運動、鉄棒、跳び箱、平均台などを使った競技性の高い体操教室です。ストレッチや姿勢作りなどから始め、徐々に専門的な技術を身につけていきます。

新体操

新体操は、ボール、リボン、フープなどの道具を使い、音楽に合わせて踊るように体を動かす芸術性の高いスポーツです。正しい姿勢を保つことを中心に基本動作を覚えていきます。器械体操と同様に、オリンピック競技としてもよく知られています。

アクロバット

側転やバク転など、アクロバットな動きを学ぶ教室です。スタントマンが所属する事務所が教室を主催していることも多く、ダンスや演技指導を行うところもあります。

体操教室には3~4歳から通い始める子どもが多い

体操教室には3~4歳から通い始める子どもが多い

体操教室は、3~4歳で通い始める子どもが多いといわれています。それには、いくつかの理由があります。

運動能力が伸びる時期

3歳ごろになると、自分の体を動かすのが上手になり用具や遊具を使ってできることが増えてきます。バランス感覚も発達してきて運動能力がぐっと高まる時期です。また、体力もついてきて運動が楽しくなる年齢でもあり、体操を始めるのに望ましいタイミングといえます。

先生の話が正しく理解できるようになる

体操教室ではけがのリスクもあるため、先生の話をきちんと聞き、ルールを守って活動する必要があります。先生の話を正しく理解できるようになるのが、ちょうど3~4歳ごろです。

集団生活に慣れ始める時期

3歳を過ぎると保育園や幼稚園に入園する子も多く、集団生活を通して友達とのコミュニケーションがとれるようになります
友達と助け合いながら活動するうえで、習い事を始めるのにちょうどよい時期なのです。

乳児期から小学生まで 年齢別の活動内容とは

乳児期から小学生まで 年齢別の活動内容とは

体操教室ではそれぞれの年齢でどのような活動をしているのか、具体的に見ていきましょう。

0~2歳

基本は親子参加で、保護者も子どもと一緒に運動を楽しみます
乳児の場合は、親子で体を揺らしたり手足を動かしたりして楽しむ内容が中心となります。
1~2歳になるとジャンプをしたり走ったりと、より活動的になります。平均台などでバランス感覚をはぐくんでいくような指導も行われます。

3~6歳

跳び箱やマットなど、体操用の器具を使い運動能力をより高めていくようになります。体力もついてきて、集中できる時間が少しずつ長くなってくる時期です。
5~6歳になると、競技として大会に出場することを目的に、体操教室に通う子どもも増加します。

小学生以上

小学生になるとより高度なことができるようになるため、技術面に力を入れた指導が中心となります。
器械体操なら鉄棒、跳び箱、平均台などの専用器具を使って難しい技を覚え、新体操なら道具をうまく使いこなしながら芸術性も高めていくといった内容になります。

体操教室に通うことで身につくさまざまな力

体操教室に通うことで身につくさまざまな力

基礎体力がつく

定期的に体を動かすことで、基礎体力がついていきます。幼児期は感染症にかかることが多いものですが、基礎体力がつくと免疫力の向上にもつながり風邪などの感染症にかかりにくく、毎日を健康に過ごすことができます。

柔軟性や筋力がアップする

ストレッチなどを通して体の柔軟性が高まり、けがをしにくくなります。もともと子どものうちは体が柔らかいので、無理なく柔軟性を高めていくことができるでしょう。また、筋力がアップして体幹がしっかりするのもよいところです。

運動への苦手意識がなくなる

体操教室に通っていると、徐々に体をコントロールすることが上手になっていきます。運動会や体育の授業が楽しみになり、さまざまなスポーツに挑戦しようという気持ちも高まるはずです。「できる」という気持ちは子どもの自己肯定感を高めてくれるでしょう。

血流が増えて気分がスッキリする

体を動かすと血流がよくなり、心身が活動的になります。すると、脳内の血流が増えたりストレスを軽減するホルモンが分泌されたりして、気分がリフレッシュするといわれています。
体を動かすことでスッキリした気分になり、適度な疲労感で夜の寝つきもよくなるでしょう。

協調性がはぐくまれる

園や学校とは違う仲間ができ、新たな人間関係作りの中でコミュニケーション能力がはぐくまれていきます。
また、みんなで準備や片付けをしたり、順番を守って活動をしたりする中で協調性も養われるでしょう。

子どもが興味を持ったときが始め時

もし、競技を目指して体操教室に通わせたい場合は、成長過程の中で最も運動能力が伸びる9歳~12歳ごろまでには始めておいた方がよいでしょう。早い時期から体操を習っていると体の動かし方が身につき、9歳~12歳でより効果的に運動能力を伸ばしていくことができます。

ただ、体操自体はいつ始めてもよい習い事です。必ずしも早い時期から始めなければと焦る必要はなく、子どもが興味を持って楽しめそうなタイミングで始めるとよいでしょう。

学研教室では、学習を通して「できた」という気持ちを大切に、お子さまの自己肯定感をはぐくんでいきます。習い事を考え始めたら、心身ともに健やかな成長を目指す学研教室をぜひご検討ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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