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2023年8月16日

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子どもが小学校の「授業についていけない」とき その原因と対処方法

小学生での学習の遅れは、その後中学生・高校生になっても関係してきます。「うちの子は授業についていけないのかも」と感じたときは、どうしたらよいのでしょうか。学校の授業についていけなくなる理由と、その対処法についてまとめていきます。

小学校の授業についていけなくなるのはなぜか

小学校の授業についていけなくなるのはなぜか

授業に集中できていない

子どもは集中できる時間がまだまだ短いため、授業に長時間集中するのが難しい面があります。また、体力的にも成長途中の子どもは、学校の活動で疲れていたり、睡眠不足が原因だったりして集中できなくなることもあるでしょう。集中できていないために内容を聞き逃し、授業についていけなくなってしまうことがあるのです。

授業の内容がうまく理解できない

授業の内容が初めて聞く話や少し難しい話だったとき、子どもに基礎知識や経験が不足していると、授業の内容が少し難しく感じる場合があります。また、言葉そのものを理解する力が不足しているため、授業を聞いていても内容までしっかり理解できていないことがあります。

勉強がおもしろくない

人には、それぞれ得意・不得意や、好き・嫌いがあります。子どもが授業の内容に興味を持てないこともあるでしょう。興味を持てないことや苦手なことに取り組むのは難しいものです。
また、勉強をする意味がわからず、どうしてもやる気が起きないということもあります。

勉強の仕方がわからない

小学生は学習経験がまだ浅いため、効果的な勉強方法がわからないケースもあります。ノートの取り方や計画的に学習を進めること、問題を解いていくときの手順など、学習スキルが不足しているせいで、授業についていけなくなることがあります。

わからないところをそのままにしている

わからないところをそのままにしてしまっていることもあるでしょう。特に算数のような積み重ねが必要な教科では、一つの単元を十分に理解できていないと、次の学年で同じ単元を学習するときについていけなくなることがあります。

子どもが授業についていけないときの対処方法とは

子どもが授業についていけないときの対処方法とは

授業についていけない原因を探る

まずは、子どもの学習状況をよく確認し、授業についていけない原因を探ってみましょう。子どもと話をして、勉強についていけないと感じる理由を聞いてみる必要もあるでしょう。原因がわかれば、対処方法も見えてくるはずです。

担任の先生に相談する

子どもと話しても学習状況がわからないときは、担任の先生に相談してみましょう。保護者は、授業参観のとき以外は子どもの学習している様子を見ることができません。担任の先生に学校での子どもの様子について教えてもらい、あわせて家庭での対応についてアドバイスをしてもらうとよいでしょう。

勉強の仕方を子どもに教える

一度子どもと一緒に勉強に取り組んでみながら、ノートの取り方や問題の進め方など、具体的に勉強の仕方を教えていきましょう。子ども自身も勉強の仕方を理解すると、学習への理解がアップするでしょう。

家庭学習の習慣をつける

家庭学習を習慣化させることも大切です。学校で習ったことを復習すると、理解不足のところやわからないまま進めてしまったところが見えてくるからです。
はじめのうちは、保護者も一緒につき合ってあげるとよいでしょう。家庭学習の時間をしっかり確保できれば、基礎的な力が身につき、遅れを取り戻していけるでしょう。

塾で個別指導をしてもらう

保護者が家庭学習を見る余裕がない場合は、塾で個別指導をしてもらうとよいでしょう。個別指導では、学習の遅れやわからなかったところを重点的に指導してもらえます。補習をしてくれる塾を選んで、丁寧にサポートしてもらうことが大切です。

保護者ができるサポートとは

保護者ができるサポートとは

つまずいている箇所に気づいてあげる

学校は基本的に集団授業なので、一人一人に目が行き届かないところがあります。できれば家庭でもテストの結果や宿題を確認し、子どもの学習状況を把握することが大切です。
子どもはどこが理解できていないのか、わからなくなっている可能性があります。大人の目で、つまずいている箇所をしっかり確認してあげましょう。

会話を大切にする

普段から子どもとよく話をしていると、やり取りの中で勉強についていけなくなっていることがわかります
また、何気ない会話が、意思の伝え方や表現力を身につけ、言葉の意味などの語彙力を高めていくことにもつながります。
忙しいときでも、できるだけ子どもとの会話を大切にするよう心がけるとよいでしょう。

宿題の最終チェックをする

子どもが宿題を終えたら、最終チェックをするのもおすすめです。日々の学習の中で、抜け落ちているところがないか確認することができます。
宿題が終わったら保護者に見せるということを、習慣づけられるとよいでしょう。

得意な分野で自信を持たせる

まずは、得意な分野をしっかり伸ばして自信を持たせるのも一つの方法です。自分に自信がつくと、苦手分野にも取り組もうという前向きな気持ちが生まれてくるはずです。

学校の授業についていけない状態が長引くと、だんだん勉強そのものが嫌いになって、ますますやる気が低下してしまいます。早い段階で遅れに気づき、家庭でフォローすることが大切です。

学研教室ではお子さま一人一人の学力や適性に合わせて、丁寧な指導を行っています。お子さまの学習の遅れが気になったら、学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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