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2023年8月17日

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小学校の2学期をどう過ごす? 生活面や学習面で気をつけておきたいポイントとは

全国の小学校のうち約8割が3学期制を導入しています(※)。中でも2学期は、学習する内容や量が多く、学校行事があるという学校も多いでしょう。最も長い2学期を有意義に過ごすためにはどうしたらよいのでしょうか。生活面と学習面の両方から考えていきましょう。
※平成30年度(公立小・中学校等)調査結果
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/04/10/1415063_2_1.pdf

小学校の2学期に、子どもが感じやすいストレスとは

小学校の2学期に、子どもが感じやすいストレスとは

1年の中で最も長い2学期の特徴と、子どもが感じやすいストレスについて考えてみましょう。

夏休みから通常の学校生活へ

2学期は、夏休みから通常の学校生活へ戻るところから始まります。
夏休みの間は自由な時間が多いため、生活習慣が緩んでのんびりと過ごすことが多くなるものです。
2学期になると、朝早く起きて学校へ通う、朝から15時ごろまで授業を受ける、宿題が出るといった生活が再び始まります。夏休みとのギャップが大きく、日常生活に適応するのがストレスになる可能性があります。

勉強の質や量が増える

1学期と2学期では、勉強の質や量に変化が見られます
1学期は新学年のスタートで、学校や学年にもよりますが、基礎的な知識やスキルの定着を重視します。学習の仕方に慣れてきた2学期から、応用力の向上を目指すケースが多いといえます。

学校行事がある

2学期には学校行事が続くこともあるでしょう。
学校行事には、学んだことを発表する、他者と協力したり競い合ったりしてコミュニケーション能力をはぐくむ、役割を与えられて責任感を育てるといった目的があります。
子どもによっては自信が持てない中で行事に取り組まなければならない、また、意見がぶつかって友達関係に影響が出るといったことも起こります。
2学期の学校行事が、子どもに負担感を生じさせることもあります。

季節が移り変わる

2学期は、残暑の厳しい9月から始まり、冬の寒さが厳しくなる12月まで続きます。学期の中で大きく季節が変わっていくのも2学期の特徴といえるでしょう。

夏と冬では、朝の準備や学校での過ごし方も異なります。また、季節性のアレルギーや、風邪・インフルエンザといった感染症のリスクも高くなります。高学年になると、成長に伴うホルモンバランスの乱れなどから、気候に反応して自律神経のバランスを崩すこともあるでしょう。
子どもにとって、季節の変化は大人以上に大きな負担がかかるものといえます。

2学期の生活面で心がけたいポイント

2学期の生活面で心がけたいポイント

夏休み明けの生活の変化や、季節の変化による体調不良を避けるため、気をつけたいことについてまとめましょう。

夏休み中に生活習慣を整える

2学期になって、いきなり早起きをするのは難しいものです。夏休み中は多少ゆっくりしていても、2学期が近づいてきたら、少しずつ生活習慣を元に戻していくことを意識しましょう。
まずは、朝、学校へ行く日と同じ時間に起きるよう声をかけましょう。朝早く起きられるようになると、夜も早めに寝られるようになっていきます。

しっかり睡眠をとる

成長の過程にある子どもにとって、睡眠はとても重要です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、体の成長に大きく関わります。また、睡眠には脳の疲れをとる、記憶の整理を行うという働きもあり、学習面にもよい影響を与えます。
十分な睡眠をとることで集中力や注意力が向上し、長い2学期でも充実した学校生活を送ることができるようになるでしょう。

朝ごはんを食べる

朝ごはんを食べることで体に必要なエネルギーが補給され、1日を気持ちよくスタートさせることができます。食事をしっかりとって、体の免疫力をつけることも大切です。
また、朝ごはんは脳のエネルギー源としても重要で、授業や学校活動に取り組むときの理解力にも関わります。

2学期の学習面で心がけたいポイント

2学期の学習面で心がけたいポイント

では、学習面ではどのようなことを心がければよいのでしょうか。

2学期の間に達成する目標を作る

夏休みの終わりや2学期の始めに、2学期に達成したい目標を立ててみましょう。「勉強をがんばる」といった抽象的な目標ではなく「算数の成績をアップさせる」「1ヵ月に○冊本を読む」など、具体的な目標がよいでしょう。
あまり、高い目標を立てると挫折してしまうので、達成感の得られる現実的な目標を考えるのがポイントです。

目標を達成するために、帰宅後には○○をやる、週末は○○をする、というように、時間を決めて取り組むようにすると、生活にメリハリが出ます。目標や計画は、保護者が決めるのではなく、子どもに決めさせることも大切です。

好きな教科で自信をつけさせる

2学期には勉強の量も増えますが、すべての教科を同じようにがんばるのが難しいこともあるでしょう。勉強に苦手意識を持たせないためにも、まずは子どもの好きな教科で自信をつけさせるのもよい方法です。
好きな教科の学習方法を、他の教科にも応用して学習効果が高まるということもあります。

1年の中で最も長い2学期、子どもはさまざまな課題と向き合いながら過ごしています。できていることを「当たり前」と思わず、がんばっている過程をほめたり、ときにはフォローしたり、休ませたりしながら大らかに見守っていけるとよいでしょう。

学習内容が基礎的なものから応用的なものに変化してくる2学期、学習への不安があるときには、一人一人に合わせて丁寧に指導を行う学研教室をぜひご利用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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