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2023年9月27日

  • 小学生
  • 子育て
  • 習い事

塾からの帰りが遅くなってしまうのはどうして? 理由を知って適切に対処するためにできること

小学生の子どもを塾に通わせるとき「帰宅時間が遅くなることが心配」という保護者は多いでしょう。帰りが遅くなればなるほど、子どもの身の安全が気にかかるものです。塾の一般的な開講時間と子どもの帰りが遅くなってしまう理由、また、保護者ができる対策について解説します。

塾は、一般的に何時から何時まで授業をしている?

女性が子供たちに指導している画像

授業は何時から何時まで?

塾によって違いはありますが、一般的には小学校の授業が終わる夕方から夜にかけて開講している塾が多いといえます。
低学年では15時ごろから、高学年では16~17時ごろからスタートすることが多いようです。
土曜日や日曜日にも授業を行っている場合や、夏休みなどの長期休暇中は、シーズンごとの講習などで午前中から開いている塾もあります。

教科数やコースの選び方にもよりますが、小学生の場合、早ければ18時ごろ、遅い場合は21時ごろまでに授業が終わることが多いといえます。多くの塾では、授業が終わったあと、概ね21時30分ごろまでには塾を出て帰るよう指導されているようです。

1回の授業時間

授業を受ける時間は、60~90分を1コマとしているところが多いようです。この時間に一気に学習し続けるのではなく、途中休憩を挟むこともあります。
中学受験をするコースの場合は、70~90分1コマが一般的で、中には120分1コマというところもあります。

受験塾では週3~4日、1日に3コマ程度受講する

中学受験をする場合、基本的に国語・算数・理科・社会の4科目を学習することになります。この4科目を週3~4日で、まんべんなく学習するために、1日3コマ程度受講するケースが多いといえます。
17時~21時にかけて、休憩を挟みながら、70分授業を3科目受講するというイメージです。

個別指導は時間が長くなる傾向にある

集団授業に比べると、先生と生徒が1対1、あるいは1対2の個別指導では、授業時間が長くなることが多いようです。塾によっては、授業の終了が21時30分ごろになることもあります。

子どもがなかなか塾から帰ってこないときは、何をしているのか

女性が机に肘をついて考え込んでいる画像

授業が終わってから、子どもがなかなか家に帰ってこないことがあります。その理由について見ていきましょう。

先生に質問をしている

よくあるのが、先生に質問をしていて帰りが遅くなるというケースです。内容がわかるまで説明してもらい、それを理解するためには、ある程度の時間が必要です。
また、集団授業のあと、質問するために順番待ちをしなければならないこともあります。なかなか自分の番が回ってこないと、その分帰りが遅くなってしまいます。

授業のあとに自習をしている

授業後に自習をしていて、帰りが遅くなってしまうことがあります。保護者は授業が終わったらすぐ帰ってきてほしいと思いがちですが、学習したことをすぐに試してみたい、間違えたところを確認したいという子どももいます。

電車やバスの本数が減る

電車やバスなどの公共交通機関を使って塾に通っている場合、夜の時間帯になると電車やバスの本数が減ってしまうことがあります。授業が終わってすぐに塾を出たとしても、次の電車やバスが来るまでに長い時間待たなければならないこともあるでしょう。
先生や友達と話していて塾を出るのが少し遅くなり、いつもの電車やバスに乗り遅れるということもあります。

友達としゃべっている

塾の友達と楽しく過ごすことが、塾へ通うモチベーションになっている子どももいます。楽しく通えるのはよいことですが、一方で友達とのおしゃべりに夢中になってしまい、帰りが遅くなることもあります。

帰りに寄り道をしている

お店が立ち並ぶ街中に塾があると、ついつい寄り道をしてしまうということもあります。おなかがすいてコンビニなどに立ち寄ってしまうケースも見られます。

塾からの帰りが遅いときは、どのように対処したらよい?

夕暮れ時の通学路の標識と電柱

子どもなりに理由があるとはいえ、帰りが遅くなるのはできるだけ避けたいものです。帰りが遅くならないようにするには、どのようにしたらよいのでしょうか。

予習をしてから塾へ行く

先生に質問をするのはよいことですが、ある程度予習をしていくことで質問の数を減らせる可能性があります
わからないところをすべて質問していると多くの時間がかかってしまいます。予習をしてから授業に臨むことで、その時間を減らすことができるでしょう。

自習は家に帰ってきてからする

塾で自習をしてくる子どもは「勉強しているのだから遅くなってもよい」と考えていることもあります。そのような場合は、帰りが遅くなると思わぬ犯罪や事故に巻き込まれる可能性が高まることや、保護者が遅い時間の帰宅を心配していることなどを伝え、「勉強することはいいこと」である一方「帰宅時間が遅くなるのは避けた方がよい」と、その認識を改めていきましょう。
授業後の自習は、できるだけ家庭でするよう子どもに理解してもらうことが大切です。

塾に相談してみる

個別指導で帰りが遅くなる場合は、塾や担当の先生と相談して、授業時間や課題について相談するという方法もあります。
授業時間の変更や、課題の調整が可能かどうかを確認し、帰りが遅くならないよう話し合ってみてはいかがでしょうか。

終了時間が遅い場合は迎えに行く

塾の終了時間が21時を過ぎる場合は、塾や最寄り駅まで子どもを迎えに行くという保護者も多いようです。
保護者が迎えに来れば、友達といつまでもしゃべっていたり寄り道をしたりすることは少なくなるでしょう。防犯の観点からも、可能なら迎えに行くのも一つの方法です。

オンラインの塾や家庭教師、通信講座などに変更する

子どもの帰りが遅くなることが心配な場合は、通塾が必要な塾以外の学習方法を検討することも選択肢の一つです。最近は、オンラインの塾や家庭教師、通信講座など、さまざまな学習サービスが充実してきています。

オンライン学習をお考えの際は、先生と双方向にやり取りをしながら丁寧な学習指導を受けられる学研教室オンラインをぜひご利用ください。

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