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2023年10月25日

  • 小学生
  • 子育て
  • 習い事

子どもが塾をサボるのはどうして? その理由と適切な対処法をご紹介

まじめに通っていると思っていたら、子どもが塾をサボっていた……というのは、保護者にとってショックな状況といえるでしょう。ただ、頭ごなしに叱りつけても問題は解決しません。ここでは小学生の子どもが塾をサボる理由と、適切な対処の仕方についてご紹介していきましょう。

子どもはなぜ塾をサボるのか? 考えられるいくつかの理由

女性が顎に手の甲を当てている画像

子どもの将来を考え、多少無理をしても子どもを塾に通わせているご家庭もあるでしょう。そんな中で、子どもが塾をサボると保護者は裏切られたような気持ちになるものです。子どもはなぜ、塾をサボるのでしょうか?その理由について見ていきましょう。

勉強する意欲が低い

そもそも、「勉強する意欲が低い」というケースです。なぜ塾に通わなければならないのかがわかっていなければ、子どもも「行く必要がない」と思ってしまうでしょう。塾に通って勉強する理由について、しっかり子どもに理解させてから通わせることが大切です。

友達と遊びたい

友達と遊びたくて塾をサボることもあります。
塾に通うようになると、その時間は友達と遊ぶことができなくなります。みんなが遊んでいるのに自分だけ塾に行かなければならず、遊びに誘われても「塾があるから」と断るのは、子どもにとってつらいものです。
塾へ通っていない友達がうらやましくて、サボって遊んでしまうこともあるでしょう。

毎日やることが多く忙しい

学年が上がってくると、学校の授業も6時間目まである日が多くなり、委員会活動やクラブ活動などで帰りが遅くなることも増えてきます。また、複数の習い事をしていると、忙しくて余裕がなくなってしまいがちです。
自由な時間が少ない中、学校の宿題や塾の宿題などもしなければならず、やることが多くて子どもは疲れてしまいます。気力も体力も追いつかなくなり、塾をサボって休みたいと思ってしまうのです。

塾の人間関係にストレスを抱えている

大人から見ると、「塾は勉強をするところ」と割り切ってしまえばよいと思いますが、子どもにとって友達との関係は塾へ通うモチベーションに大きく影響します。
塾に知り合いが一人もいなくて孤独を感じていたり、性格の合わない子どもがいたりすることで、塾へ通うのが嫌になることもあります。

塾での勉強に自信がなくなっている

集団授業の場合、周囲と比べて「自分はできない」と自信を失ってしまうことがあります。
また、テスト結果によって下位のクラスになり、ショックを受けて勉強への意欲が低下してしまうケースもあります。

勉強が難しくてついていけない

塾での勉強が難しくてついていけなくなり、塾をサボってしまうこともあります。学習内容が、子どものレベルに合っていないと「どうせ行ってもわからない」と思い、塾へ行く気がなくなってしまいます。

先生との相性があまりよくない

先生と子どもの相性がよくないということもあります。先生が怖い、授業がわかりにくい、声がよく聞こえないといった理由で、塾が嫌になる子どももいます。個別指導の場合は、さらに先生との相性が重要になります。

子どもが塾をサボったとき、やってはいけない保護者の対応

「OK」と「NG」と書いてある札を持った人が、「NG」札を前方に掲げている画像

子どもが塾をサボっていることに気づいたとき、保護者がついやってしまいがちなNG対応についてまとめます。

理由を聞かず、感情的に怒る

子どもを塾に通わせるために、保護者がいろいろな努力や配慮をしていると、子どもがサボっていることを知った瞬間に怒りが湧くのも仕方ない面はあるでしょう。
ただ、感情にまかせて子どもを怒ってもあまりよいことはありません。まずは、保護者自身の気持ちが落ち着くのを待ちましょう。

子どもも、サボっていることはよくないことだと自覚しています。サボったことに罪悪感を抱いて、気持ちが不安定になっていることもあるでしょう。その状態で激しく怒られるとさらに不安感が増し、がんばる気持ち自体がなくなってしまいます。

また、サボるときには子どもなりに何か理由があるものです。一方的に怒られると「何もわかってくれない」とがっかりしたり反発したりして、ますます保護者の言うことを聞きたくなくなってしまうでしょう。

すぐに塾を変えてしまう

問題を解決しないまま、すぐ塾を変えてしまうのもよくありません。子どもが塾をサボる理由がわからないまま転塾しても、次の塾でも同じようなことがくり返される可能性が高いからです。
子どもが塾をサボる理由をきちんと知り、サボらなくて済むような対策をとることが大切です。

子どもが塾をサボってしまうときの適切な対処方法とは

女の子が机にうつ伏せになっている画像

では、子どもが塾をサボるとき、保護者はどのように対応したらよいのでしょうか。

塾の何が嫌なのかを確認する

まずはなぜ、塾をサボってしまうのかをよく確認しましょう。「そんなことでサボるなんて」と思うこともあるかもしれませんが、まずは子どもの気持ちを受け入れることが大切です。怒ったり責めたりせず、冷静に話を聞きましょう。理由がわかれば、解決策が見えてくるはずです。

「自分のために勉強する」という気持ちが持てるよう話し合う

勉強へのモチベーションが低い場合は、塾へ通って勉強する意味をもう一度よく子どもと話し合うことが大切です。何事も「やらされている」間は身につきません。子どもが「自分のための勉強だ」という自覚を持てるよう、丁寧に話をしていきましょう。

友達と遊べる日や時間を作る

子どもにとって友達と遊ぶことは、健やかに成長していくうえで欠かせないものです。保護者が、子ども同士の遊びを「無駄な時間」と考えないことも大切です。
塾や習い事を減らすなどして、友達と遊べる時間を作ることも考えましょう。

子どものスケジュールを整理する

忙し過ぎて疲れている場合は、子どものスケジュールを見直すことをおすすめします。大人に比べて体力のない子どもにとって、通塾は大人が思っている以上に心身に負担をかけます。
ある程度余裕を持ったスケジュールなら、サボらずに塾へ通うこともできるかもしれません。

塾に相談する、先生の変更を検討する

子どもが勉強に対して自信を失っているときや、先生や友達との相性がよくないときは、選択しているコースや担当の先生を変更してもらうこともできます。そのような場合は、一度、塾と相談してみましょう

対策をしてもどうしても合わないようなら、塾を変更することを検討してもよいでしょう。

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