2023年11月17日
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小学生が充実した冬休みを過ごすためできること おすすめの過ごし方を一挙ご紹介
クリスマスやお正月など、特別なイベントが楽しめる冬休みは、子どもにとってワクワクするものです。そんな冬休みを有効に活用するには、どのように過ごせばよいのでしょうか。勉強や遊びなど、子どもが充実した冬休みをおくるためにできることを考えていきましょう。
冬休みの宿題は計画的に 苦手科目の克服や検定試験の勉強もおすすめ
まとまった休みを有効活用できると、その後の成績アップにもつながります。冬休みにおすすめの学習の仕方についてまとめます。
計画を立てて宿題を終わらせる
冬休みは楽しいイベントが目白押しの時期でもあり、気持ちが浮つきがちになって、ついつい夜更かしをしてしまいがちです。そのため、冬休みの宿題は計画的に進めていくことが大切です。
休みの始めにきちんと計画を立て、毎日決まった時間に学習の時間をとる、時間のかかる課題は早めに終わらせるなどの工夫が必要です。
2学期の復習と苦手科目の克服
冬休みに入る前の2学期には、どの学年も質・量ともに多くのことを学びます。休みの間に、学習した内容の復習をしておくことも大切です。特に算数は、習ったことを踏まえて次の単元に進むため、しっかり理解できているようにしておきましょう。
苦手な部分は、冬休み中に克服しておくと、3学期以降も自信を持って学習に取り組むことができます。
冬期講習を体験してみる
普段から学習塾に通っていると、自然と冬期講習を受講する方が多くなりますが、塾に通っていない場合でも、冬期講習を受けることができます。冬期講習には学力の基礎固め、学校では扱わない新しい問題に挑戦できる、学習習慣が身につくなどさまざまなメリットがあります。
最近は、リーズナブルなオンライン塾も登場してきています。比較検討して、冬休みの勉強にうまく取り入れてみるのも一つの方法です。
資格試験や検定試験の勉強をする
まとまった休みを利用して、資格試験や検定試験の勉強をするのもおすすめです。
英語検定や漢字検定などのほか、普段の習い事の中で昇級や昇段の試験があれば、じっくり取り組んでみるとよいでしょう。
おすすめの冬休みの過ごし方 ウィンタースポーツや旅行・年末年始の行事など
せっかくの冬休み、子どもにはさまざまなことを体験させたいものです。冬休みのおすすめの過ごし方をご紹介しましょう。
冬ならではのスポーツや遊びを楽しむ
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツは、冬ならではの楽しみです。家族で楽しんでもよいですし、スキー場で開講している短期間の講習会や、泊まりがけのウィンターキャンプに参加させてみてもよいでしょう。
また、雪がメインのスノーリゾートでは、かまくら作りや雪合戦、犬ぞり体験など、さまざまな雪遊びが楽しめます。
帰省や旅行をする
年末年始に帰省をしたり旅行をしたりするご家庭も多いことでしょう。普段なかなか会えない親戚と交流を深めることは、双方にとって楽しい思い出になるはずです。
また、子どもと一緒に旅行の計画を立てたり、計画の一部を子どもにまかせてみたりするのもおすすめです。一つ一つの経験が、子どもの成長につながっていくでしょう。
準備も含めてクリスマスや年末年始の行事を楽しむ
クリスマスや年末年始の行事など、特別なイベントが多いのも冬休みの特徴です。
子どもと一緒にクリスマスの飾りつけをしたり、お菓子を作ったりするのも楽しいものです。お正月の準備として、おせち料理を作る手伝いをしてもらってもよいでしょう。
行事を楽しむだけではなく、準備段階からイベントとして行うのが楽しく過ごすポイントです。
大掃除の日を設ける
年末のどこかで、大掃除の日を設けるのもおすすめです。家の中や自分の部屋をきれいにしたり整理整頓したりすることは、成長してからも必要となる力です。子ども自身で掃除をしたり片付けをしたりすることで、普段家の中がきれいになっているのは保護者のおかげだということに改めて気づくきっかけになるでしょう。
映画を見たり本を読んだりする
ゆったり過ごせる時間を利用して、映画を見たり本を読んだりするのもよいでしょう。よい映画や本は、子どもの感受性を刺激して感性をはぐくんでくれます。また、子どもと一緒に楽しむことで、家族の会話が増えコミュニケーションも深まります。
充実した休みにするためのポイント
メリハリのある計画作りをする
長い休みはある程度計画を立てないと、ダラダラしているうちになんとなく過ぎてしまうものです。冬休みの宿題は、日々の学習計画に沿って進めるよう心がけましょう。
また、旅行やイベントなどは思いきり楽しめるよう、メリハリを持った計画作りをするのがおすすめです。
ルール作りは子どもと一緒に
勉強する時間帯や取り組む時間、また、何をどこまで行うかなどのルール作りは、必ず子どもと一緒に考えましょう。保護者が一方的に決めてしまうと、子どもは主体的に取り組む気持ちを失ってしまいます。自分で決めたルールを自分で守るという経験が、子どもを大きく成長させることにつながります。
生活リズムが乱れないよう注意する
翌日も休みだと思うと、どうしても夜更かしをしてしまいがちです。少し寝るのが遅くなった日も、翌朝は決まった時間に起きるよう促すことが大切です。
生活習慣の乱れは体調不良につながります。また、学校が始まったとき、なかなか起きられないこともあり、注意が必要です。
体調管理に気をつける
旅行やイベントなどで、普段と異なる生活をリズムで過ごしていると、知らず知らずのうちに疲れがたまってしまいます。疲労がたまると免疫力が落ちて、風邪や感染症にかかりやすくなります。
また、スポーツをするときにはケガに注意するなど、子どもの体調管理には十分気をつけましょう。
楽しい行事が目白押しの冬休み、目標を持って計画を立て、充実した時間を過ごせるとよいでしょう。
学研教室では、2学期の総復習や苦手科目の克服など、さまざまな学習サポートに対応しています。冬休み中の勉強をお考えの際は、学研教室をぜひご利用ください。