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2024年2月21日

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小学生の割り算は難しい?! 割り算が苦手な理由と家庭でできる上手な教え方

小学3年生の算数で登場する割り算。子どもにとって割り算を理解するのは難しく、割り算が苦手で算数が嫌になってしまうということもあり、心配する保護者も多いものです。子どもが割り算を難しく感じる理由と、わかりやすく教える方法についてご紹介します。

これから習う学習や日常生活の中でも必要になる「割り算」

これから習う学習や日常生活の中でも必要になる「割り算」

割り算は、とても大切な学習項目です。その重要性について説明します。

今後の学習の基礎になる

割り算は、小数や分数、単位の計算などにつながる基礎的な学習です。たとえば、0.1や1/10は1÷10と考えられますし、時速などの単位計算にも割り算が必要です。また、割り算を理解していないと、表やグラフを読み解く際に割合をイメージできず、情報を正確に読み取れない可能性があります。

日常生活でも使うことがある

10個のキャンディを5人で分けるには何個ずつにしたらよいのか、600円のお菓子を3人で買うとき1人いくら払ったらよいのか、など、日常生活でも割り算はよく使います。また、スーパーで割引シールを見たとき、3割引きだといくらになるのかといった計算をするときにも、割り算の知識が必要です。

子どもが「割り算を難しい」と感じるのはなぜなのか

子どもが「割り算を難しい」と感じるのはなぜなのか

子どもが割り算を難しいと感じるのはなぜなのでしょうか。考えられる理由について見ていきましょう。

かけ算や引き算も使うので混乱してしまう

割り算をするときには、かけ算や引き算を使って答えを導き出します。問題を解いているうちに、かけ算をしているのか引き算をしているのか混乱してしまう子どももいます。
今まで習ってきた計算方法より工程が複雑なため、難しく感じてしまうのです。

計算の順序が今までと違う

足し算、引き算、かけ算は、1の位から計算していましたが、割り算は大きい位から計算していきます。2桁なら10の位から、3桁なら100の位から数字を立てて計算します。今まで慣れ親しんできた計算の順序と異なるため、子どもはうまく対応できずなかなか慣れることができません。

あまりが出る

あまりが出るのも子どもが混乱しやすいポイントです。割り切れる場合はイメージしやすいのですが、あまりが出るとその数字が何を意味しているのかわからなくなってしまうことがあります。

同じ割り算でも意味が2通りある

割り算には、2通りの意味があります。

一つは、全体の数をいくつかに分けて1あたりの数を求めるという意味。
問題例 : 10個のみかんを5人で分けたとき、1人あたり何個もらえるか?

もう一つは、全体の数を1あたりの決まった数で分けるといくつ分になるかという意味。
問題例 : 10個のみかんを2個ずつ分けると何人に分けられるか?

文章題になると意味がわかりにくくなることがあり、読解力も必要なため、子どもは割り算が難しいと感じてしまいます。

立てる数の見当がつかない

9の中に3がいくつあるか考える場合は、3×3=9だから3個と、比較的答えが導きやすいといえます。ところが、これが2桁になるととたんにわからなくなってしまう子どももいます。
たとえば、「92の中に28がいくつあるか」などと聞かれると、見当がつきにくくなってしまうのです。

引き算やかけ算ができているかを確認し、視覚的に割り算のイメージをつける

引き算やかけ算ができているかを確認し、視覚的に割り算のイメージをつける

子どもが理解できるよう、うまく教えるにはどのようにすればよいのでしょうか。割り算の理解をうながす具体的な流れをご紹介します。

引き算がきちんとできているか確認する

割り算がなかなかできないときには、一度引き算の理解度を確認することが大切です。繰り下がりがきちんとできているか、急いで計算して間違えやすくなっていないかなど、よく見てあげましょう。

九九を1から唱えていないか確認する

割り算で使うかけ算も重要です。まずは、九九がしっかり理解できているかをよく確認しましょう。

九九は暗記する必要があるため、小学2年生で覚える際には、ひたすら呪文のように唱えたり、歌に乗せて覚えたりするでしょう。ただ、音で覚えただけで、九九の意味がわかっていないケースも意外と多いものです。
たとえば、6×9という問題があったとき、6×1=6,6×2=12……といったように、1から順に唱えないと6×9の答えにたどり着かないという子どもがいます。
初めのうちはそれでも通用しますが、割り算をする際にはそれでは対応できません。
6×2は、6が2個ある、6×9は6が9個ある……ということがわかっていないと、割り算の答えを導き出すことはできないでしょう。

九九を音だけで覚えている段階のときは、かけ算の穴あけ問題を解く練習などをして、1から順に唱えなくても答えが出せるようにしておくことが大切です。

家にあるものを使って説明する

引き算、かけ算がしっかりできるようになったら、家にあるものを使って割り算のイメージをつかむようにしてみます。
袋に入ったお菓子をきょうだいで同じ数になるよう分ける、いちごを家族分の器に同じ数だけ取り分けるなどしてみましょう。教科書やドリルなど紙に書かれたものよりも、実物を目で見ると、子どもも視覚的にイメージしやすくなります。

図やイラストを使ってあまりを説明する

次は、割り算のあまりを説明していきます。初めのうちはお菓子や果物など、実際にあるものを使ってもOKです。慣れてきたら、少しずつ頭の中でイメージできるよう、図やイラストを使ってみましょう。
たとえば、7=2+2+2+1となり、2+2+2の部分は2が3個なので2×3にまとめられ、1があまることを図やイラストで説明します。また、2+2+2+1=7のように、最後に検算するとより理解が深まります。

大きい数の割り算を練習する

あまりの出ない割り算、あまりの出る割り算が理解できるようになったら、桁の大きい割り算に進みます。
大きい桁の計算をするコツは、割る数に近いキリのよい数字に置き換えることです。
たとえば、92÷28なら、100÷30と考えてみるのです。大きくはずれることがないので、だいたいの見当がつけられるようになるはずです。

「割り算は難しいもの」と意識して、じっくり取り組むことが大切

割り算は、今まで習ってきた計算方法と異なる部分があり、子どもにとっては難しいものです。教える大人が「どうしてわからないんだ」という気持ちで接していると、子どもは割り算に対してますます苦手意識を持ってしまいます。その気持ちが算数への拒否感につながることもあり、十分な注意が必要です。
教えるときには「できなくて当たり前」という気持ちで接してみましょう。余裕を持って教えていると、子どもも安心してゆっくり着実に理解していくことができるはずです。

お子さんに割り算を教える時間が十分にないという場合は、自宅で取り組めるオンライン学習を試してみてはいかがでしょうか。学研教室オンラインでは、お子さまの苦手を見つけ、理解できるまで丁寧に学習指導を行います。オンライン学習をお考えの際は、学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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