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2024年4月29日

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小学生の「継続力」を身につけるには? 継続力の重要性と上手にサポートする方法をご紹介

勉強や習い事など、何か目標を達成するにはものごとを継続する力が必要です。ただ、子どもにとってモチベーションを保ち続けるのは、なかなか難しいものです。継続力の重要性と、子どもが継続力をつけていくためにできることについて解説します。

継続力が身につくと「自己肯定感」や「非認知能力」が高まる

継続力が身につくと「自己肯定感」や「非認知能力」が高まる

継続力を身につける大切さについて見ていきましょう。

達成感が得られる

目標を作りそれに向かって努力を続けると、最終的には何らかの成果が得られます。がんばって続けたことが成果として目に見えたとき、子どもは大きな達成感を得ることができるでしょう。

自己肯定感が高まる

達成感が得られると、それが子どもの自己肯定感につながります。途中であきらめずに続けたことが「やればできる」という自信になり、さらに「やり続けよう」という前向きな気持ちを生むのです。

非認知能力が高まる

これからを生きる子どもたちには、学校のテストやIQなどで測れる認知能力だけではなく、粘り強さや好奇心といった非認知能力も必要です。継続力が身につくと、生きていくための基本的な力となる非認知能力も高まります

学んだことが身につく

勉強した内容は、一度聞いただけでは記憶が薄れていってしまうものです。知識としてしっかり身につけるには、くり返し復習することが大切です。同様に、習い事で取り組むスポーツや特定の技術なども、何回もくり返して練習することで上達していくものです。継続して取り組む習慣がついていると、知識や技術が確実に身につくことが期待できます。

継続力をつけていくために、保護者がサポートできること

継続力をつけていくために、保護者がサポートできること

それでは、子どもが継続力を身につけるためにできることについて、ご紹介していきましょう。

興味のあることから始める

子どもがものごとを継続できないのは、飽きてしまったり面倒になったりしてしまうからです。飽きたり面倒になったりするのは、興味を持てなくなってしまうためと考えられます。逆に考えると、「知りたい」「やってみたい」「できるようになりたい」という気持ちがあれば、ものごとを継続することができるはずです。その意味で、継続力を身につけるためには、子どもの興味のあることから取り組み始めることが大切です。
勉強なら好きな教科から、サッカーの練習ならボールで遊ぶところから始めるなど、興味を持てるところから習慣をつけていくようにしましょう。

日々の習慣にする

毎日の歯磨きや洗顔を意識することなく継続できるのは、日々の習慣となっているからです。継続するには、やるべきことを習慣化するのも一つの方法です。
たとえば、午後3時になったら勉強のため机に向かう、午後4時になったらピアノの前に座るなど、生活の中にやるべきことを組み込んでしまうのです。習慣になれば取り組む際のハードルが下がり、当たり前のこととしてやり続けることができるようになるでしょう。

高すぎない目標を設定する

いきなり高い目標を掲げると、うまくいかなくて続けるのが嫌になってしまうこともあります。そのようなときは、あまり高すぎない目標を設定して、少しずつステップアップしていくようにしましょう。
毎日問題集を1ページ解く、という目標が子どもにとって高すぎるなら、まずは、毎日机に向かうことを習慣化します。自然と机に向かえるようになったら、次に教科書や問題集を開く、それができるようになったら問題を1問解いてみる……といったように、スモールステップで進めていくのがおすすめです。

結果よりプロセスを見る

コツコツ勉強を続けたけれどテストの点数があまり伸びなかった、毎日ダンスの練習をしたけれども発表会で失敗してしまったなど、結果がうまく出ないこともあるでしょう。そのようなときに結果だけを評価すると、子どもは自信を無くしてしまいます。結果がどうであれ、継続したプロセスを評価することが大切です。
「コツコツ勉強していてえらかったね」「ダンスの練習すごくがんばったね」と、保護者が声をかけることで、子どもは保護者が見守ってくれていることを感じ、がんばり続けようという気持ちになるものです。

別の取り組み方を提案してみる

取り組み続けてもなかなかうまくできないと、子どものモチベーションが下がってしまうこともあります。そのようなときは、勉強方法や練習方法について、別の取り組み方を提案してみてもよいでしょう。
強制するような言い方をすると、反発したり嫌になってしまったりすることもあるので、「こういう方法もあるよ」と、提案するよう心がけるのがポイントです。

家庭学習を継続するには、教材や学習方法の選び方も大切

継続力が身につくと、何かうまくいかないことがあったときも、あきらめずに続けられる心の強さがついていきます。
子ども自身が取り組むものごとに、楽しさやおもしろさを感じられれば、子どもは自然と継続することができようになります。そこから達成感を得ることで、やがて苦手なことにも継続して取り組めるようになっていくでしょう。

家庭学習を継続させるには、教材や学習方法の選び方を工夫することも大切です。学研教室オンラインは、自宅で定期的に学習に取り組むことのできる学習方法です。家庭学習の習慣をしっかり身につけたいときには、学研教室オンラインをうまくご活用ください。

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