2025年8月21日
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小学生で思春期!? 思春期が始まる目安とその時期の子どもとの接し方について
思春期は中学生・高校生のものと思われがちですが、小学校高学年から始まる子どももいます。対応が難しいといわれる思春期を乗り越えるために、保護者は正しい知識を身につけておくことが大切です。子どもとの接し方や気をつけるポイントなどについて解説します。
体が急激に変化して、気持ちも不安定になりやすい思春期

思春期にはどのような兆候が表れるのでしょうか。まずは、思春期について基礎的な知識をまとめます。
思春期とは
思春期は、心身ともに子どもから大人へ移行していく時期です。体が変化していくことや自己を確立していく過程で葛藤することが増え、今までとは異なる言動が見られるようになります。本人はもちろん、保護者もその変化にとまどうことが多くなるでしょう。ただ、思春期は誰もが通る道であり、順調に成長している証ともいえます。
成長により体が変化していく
ホルモンの分泌が盛んになり、男女で体型の違いが表れるようになります。男子は筋肉や骨格が発達してきて、精巣の発育や声変わりが始まります。女子は脂肪がついて丸みを帯びた体型になり、月経が始まって乳房の発育が見られるようになります。また、急に身長が伸びたり、ひげなどの体毛が生え始めたりします。
気持ちが不安定になる
体の変化へのとまどいやホルモンバランスが乱れる影響で、精神的に不安定になりがちです。乱暴な態度を取る・口答えをするといった言動で、保護者を驚かせることがあります。また、急に口数が少なくなったり、部屋にこもってしまったりすることもあります。
友達関係が保護者からは見えにくくなる
何でも屈託なく話していた時期が過ぎ、保護者より友達同士で話すことが増えていきます。自立したいという気持ちが強くなるため、保護者より友達の方が気持ちを共有できると感じるのです。最近はインターネット上の交流も増え、友達関係が見えにくくなることがあります。
思春期が始まる時期
思春期の始まりは個人差が大きく、8歳ごろから12歳ごろにかけて始まることが多いようです。女子は8~10歳、男子は10~12歳ごろが目安といわれています。小学校高学年から中学を経て、高校生になる17~18歳ごろまでが一般的な思春期といえます。
「今はこういう時期なんだ」と余裕を持って対応する

子どもとの接し方が難しくなるこの時期には、どのようなことを心がけておくとよいのでしょうか。思春期に入った子どもとの接し方を見ていきましょう。
感情的にならず冷静に見守る
思春期には、大人から見ると問題と思うような行動をしたり反抗的な態度を取ったりすることもあります。ただ、それは自立への過程であり、成長の一つの段階です。感情的に反応し続けると、その後の信頼関係に影響します。「今はこういう時期なんだ」と割り切り、冷静に見守る姿勢を持ちましょう。
子どもの気持ちを受け止める
保護者に反抗する一方で、不安が強く心細い気持ちを抱えているのが思春期の特徴です。子どもが甘えてきたときや何か話してきたときには、その気持ちをしっかり受け止めることが大切です。保護者が気持ちを受け止めてくれることで、子どもは安心できるようになり、それがさらなる成長へとつながります。
もめてしまっても、いつもと変わらない態度で接する
子どもともめてしまったとき、いつまでも引きずっていると家のなかが暗くなってしまいます。そのまま親子の関係性が悪くなってしまうと、子どもの成長に影響する可能性もあります。できるだけ早めに気持ちを切り替えて、いつもと変わらない態度で接するようにしましょう。
新しい関係性を築くきっかけにする
思春期は子どもが自立を模索するのと同時に、保護者が子離れをする時期でもあります。何かと手助けしていたことも、少しずつ子どもだけでできるように自立を促していくことも大切です。少し寂しいかもしれませんが、子どもの健やかな成長のため、新しい関係性を考えながら接するよう心がけましょう。
子どもへの関わり方で注意しておくとよいこと

多感な思春期に、誤った対応をしないよう心がけておくとよいことをまとめます。
干渉し過ぎないようにする
思春期になると、多くの子どもは保護者の言うことを煩わしく感じるようになります。「忘れ物はないの?」「早く勉強しなさい」など、細かく口出しをしていると、子どもの反発を招きがちです。思春期に入ってきたと感じたら、干渉し過ぎないことが大切です。
頭ごなしに叱らない
頭ごなしに叱ると子どもが激しく反抗し、かえって状況が悪くなることもあります。叱るときや注意をするときは、子どもの話を聞いたうえで「じゃあ、どうすればうまくいくと思う?」と問いかけて、子ども自身で解決できるような働きかけをするようにしましょう。
子どもの成長に合わせて少しずつ対応を変化させていくことが大切
最近は子どもの発育が進んでいることもあり、思春期に入る時期が早まっているといわれています。いつまでも子ども扱いをしていると、対応を誤ってしまう可能性もあります。そのため、子どもの様子を見ながら少しずつ対応を変えていくことが必要です。適切な関わり方を考えながら、子どもの健やかな成長をサポートしていけるとよいでしょう。
思春期の入り口に差し掛かる高学年には学習もぐっと難しくなり、学びが進まないことで悩みが深まるケースもあります。そのようなときは、適切な学習サポートが保護者やお子さまの味方になるでしょう。お子さまの学習状況に不安を感じているときは、信頼と実績の学研教室をぜひご活用ください。





