2025年4月13日
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小学生におすすめの検定10選 受検のメリットについてもご紹介
近年、小学生が受検できる検定試験がたくさん登場しています。一般的によく知られている漢検や英検のほか、その他の教科に関するものやデジタルツールに関わるものなど、その種類は多岐にわたっています。そこで今回は、小学生におすすめの検定試験をご紹介します。
検定に挑戦することで得られるさまざまなメリット

小学生が検定を受けることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。考えられるメリットを見ていきましょう。
達成感や自信につながる
がんばって取り組んだことが「合格」という形で現れるのはうれしいものです。合格証や賞状をもらうことで、子どもは大きな達成感を得ることができるでしょう。さらに、次の段階へ進もうという気持ちも生まれます。また、一生懸命努力すれば評価をしてもらえるという経験は、子どもの自信にもつながります。
計画的に学習に取り組む姿勢が身につく
検定試験には、決められた検定日があります。その日までに合格できるよう準備をするには、計画を立てて学習や練習を進める必要があります。学習計画を立てることは、普段の学校での勉強にも大いに役立つでしょう。
集中力や忍耐力が身につく
合格を目指して学びを重ねる中で、子どもの集中力が養われていきます。また、合格するためには遊ぶのをがまんしたり、決まった時間に学習や練習に取り組んだりすることもあるでしょう。うまくできなくてもあきらめず、くり返し取り組む中で忍耐力も身についていきます。
子どもとのコミュニケーションが深まる
子どもが検定を受けるときには、受検申し込みのサポートや問題集の購入など、保護者の手助けが必要になります。学習の進行具合を確認したり、がんばっている子どもを励ましたりするのも、保護者の役目といえます。受検を通して、子どもとのコミュニケーションが深まるのも、検定のよさといえるでしょう。
小学生におすすめの検定10選

ここでは、小学生におすすめの検定10選をご紹介します。
漢検®(日本漢字能力検定)
年々受検者数が伸びている漢検®(日本漢字能力検定)は、小学生が取り組みやすい検定といえます。5~10級程度が小学生レベルとされています。公式サイトで受検級の目安を確認しておくとよいでしょう。
日本漢字能力検定 (漢検®)公式サイト
https://www.kanken.or.jp/kanken/
英検®(実用英語技能検定)
小学校でも必修科目となり、注目されている英語の検定試験です。5級から受検できますが、「少しわが子にはレベルが高いかも?」と心配な場合は、より小学生向けとされている「英検Jr. ®」から始めてみるとよいでしょう。
日本英語検定協会(英検®)公式サイト
https://www.eiken.or.jp/
英検Jr. ®
https://www.eiken.or.jp/eiken-junior/
算数検定・数学検定®(実用数学技能検定)
算数の力を伸ばしていくのが算数検定・数学検定®(実用数学技能検定)です。11~6級が小学生向けの「算数検定」、5級以上が「数学検定®」となります。級のレベルが小学1~6年まで学年ごとに区切られており、受検級の目安がわかりやすくなっています。
実用数学技能検定(数学検定®・算数検定)公式サイト
https://www.su-gaku.net/suken/
算数検定
https://www.su-gaku.net/suken/primary_school/
理科検定®(実用理科技能検定)
理科が好きな子どもに向いているのが理科検定®(実用理科技能検定)です。学年ごとに級が割り当てられている「STEP」と、小学校~高校までの内容を一度に出題し、得点によって学力を測る「SCORE」の2種類があります。STEP の8~6級が小学4~6年に対応しています。
実用理科技能検定(理科検定®)公式サイト
https://www.rikakentei.com/
国旗検定(国際知識検定)
国旗のほか、世界の地理や文化などを学べるのが国旗検定(国際知識検定)です。グローバルな知識を学ぶことができ、未来を担う子どもたちにおすすめの検定です。5~1級まであり、小学3年生から受検できます。子どもと一緒に受検できる「親子検定」のシステムもあります。
国際知識検定公式サイト
http://kokki.aikd.net/
ジュニア・プログラミング検定®
プログラミング教育の必修化に向けて作られたのが、ジュニア・プログラミング検定®です。「Scratch®」というプログラミング言語を用いて、実際にゲームやアニメーションを作っていきます。4~1級まであり、子どもの発想力や想像力が育まれます。
ジュニア・プログラミング検定®公式サイト
https://www.sikaku.gr.jp/js/ks/
日商プログラミング検定
発想力や想像力が試されるジュニア・プログラミング検定®に対して、プログラミングの知識を測るのが日商プログラミング検定です。小中学生向けには「ENTRY」という級が用意されています。
日商プログラミング検定公式サイト
https://www.kentei.ne.jp/pg
珠算能力検定試験
人気の習い事「そろばん」の検定が、珠算能力検定試験です。日本珠算連盟と日本商工会議所が共同で主催しており、10級から始められます。
珠算能力検定試験公式サイト
https://www.shuzan.jp/kentei/shuzan/
料検®(家庭料理技能検定)
家庭でも役立つ料理の知識を得られるのが、料検®(家庭料理技能検定)です。調理の知識に加えて、食事マナー、食文化、栄養などの知識も学びます。小学生向けは5級となっています。
家庭料理技能検定 (料検®)公式サイト
https://www.ryouken.jp/examination/desc/
けん玉検定®
子どもから大人まで人気のけん玉にも検定があります。けん玉検定®は、一般社団法人グローバルけん玉ネットワークが主催する、けん玉の技術を測る検定です。初歩からプロ級まで5段階のレベルがあり、検定会は日本中のさまざまな地域で開催されています。
けん玉®検定公式サイト
https://kendamakentei.com/
楽しみながら検定に挑戦して、さまざまな力を伸ばしていく
検定にはさまざまなメリットがありますが、大切なのは子どもが興味を持って楽しみながら取り組むことです。「将来に役立つから」と無理に受検させると、子どもの負担になることもあり注意が必要です。今回ご紹介しきれなかった検定もありますので、子どもに合った検定を探して挑戦してみてはいかがでしょうか。
漢字や算数など教科に関する検定を受ける際には、基礎的な学習が必要になります。検定受検の学習サポートとして、学研教室をぜひご活用ください。