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2025年5月14日

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子どもにスマートフォン(スマホ)を持たせるときのルール作り 具体的なルールの例もご紹介

スマートフォン (スマホ)は便利な反面、使い過ぎによる健康への影響や、トラブルに巻き込まれる心配などもあり、使い方には注意が必要です。子どもにスマホを持たせる際のルールの決め方や、決めるときの注意点、また、具体的なルールの例についてご紹介します。

スマホのルールを決めるときの流れ

スマートフォン(スマホ)を見る親子の写真

スマホのルールを作るときには、どのようにして決めていけばよいのでしょうか。一般的な流れを説明します。

家族みんなでルールについて話し合う

スマホのルールを作るときには、家族みんなで話し合って決めるようにしましょう。保護者の考えたルールが子どもの生活に合わず、子どもが不満を持つこともあります。また、家族みんなで決めたことなら不公平感がなく、子どももルールを守ろうという気持ちを持ちやすくなります。

スマホを使う目的を明確にする

何のためにスマホを持たせるのか、その目的を明確にすることも大切です。日々の連絡・教育アプリの利用・ゲーム・SNSの利用など、スマホの使い方はさまざまです。ただ、子どもを危険から守るために、保護者として約束しておきたいこともあるはずです。子どもの希望も取り入れながら、目的に合わせてルールを作っていくことが大切です。

使い方によるリスクについて説明する

スマホは、使い方によってリスクが生じることもあります。長時間見ていると視力が低下したり姿勢が悪くなったりする、知らず知らずのうちに有害サイトにアクセスしてしまう、SNSへの投稿をきっかけに対人トラブルに巻き込まれるなど、さまざまな危険があります。こういったリスクについて、子どもにきちんと説明しておきましょう。

具体的なルールを作っていく

「スマホを使うにはルールが必要だ」ということを子どもが十分に理解できたら、具体的なルール作りをします。スマホを使う時間や場所、SNSやアプリの利用など、利用する目的にそってルールを決めていきましょう。

スマホのルールを決める際に気をつけておくとよいこと

スマートフォン(スマホ)を片手に持ち、人差し指を立てる女性の写真

スマホのルールを決めるときには、以下のようなことに注意するとよいでしょう。

一方的にルールを押しつけない

保護者が一方的に決めたルールを押しつけると、子どもはなぜそれを守らなければならないのかが理解できず、ルールを守れないことがあります。また、自分の意見を聞いてもらえなかったと反発し、ルールを守ろうとしなくなるかもしれません。ルールを守るには、子ども自身がルールの内容を理解して納得することが大切です。一方的にルールを押しつけることは避けましょう

成長に応じてルールを見直す

成長するにつれ、友達との関係や生活環境は変わっていきます。低学年のときと同じルールを高学年になっても続けるのには無理があります。進級したとき・塾や習い事に行き始めたときなど、年齢や状況によってルールの見直しをすることも大切です。

ルールが守れなかったときどうするかも決めておく

子どもがルールを守れなかったとき、感情的になって場当たり的な対応をしていると、「この間は許してくれたのに、今回は厳しすぎる」と、子どもが混乱してしまいます。ルールが守れなかったときのペナルティを最初に決めておくと、このような事態は避けられます。「スマホ禁止」などの厳しすぎるペナルティは避け、一時的に特定のアプリやゲームを制限する、利用時間を制限するといった対応がおすすめです。

フィルタリング機能を使う

小学生の場合、有害サイトへのアクセスを防ぐために、フィルタリング機能の利用は必須といえます。フィルタリングの強さは調節できることが多いので、子どもとよく話し合い、年齢に応じて機能を使い分けるようにするとよいでしょう。

スマホを利用する際の具体的なルールの例

スマートフォン(スマホ)とチェックマークが書かれたノートとペンの写真

それでは、具体的なスマホのルールをご紹介していきましょう。

使う時間や場所を決める

スマホの利用は1日1~2時間以内にする、食事や勉強の時間は使わないなど、時間を意識させるのがおすすめです。また、スマホを使うのはリビングだけにする、寝室には持っていかないなど、使う場所を決めてもよいでしょう

悪口やうわさ話を安易に書きこまない

WebサイトやSNSなどに、真偽のはっきりしないうわさ話や人の悪口を書きこむと、相手を傷つけたり子ども自身がトラブルに巻き込まれたりする可能性があります。安易な投稿は行わないようにしましょう。

IDやパスワードの管理に注意する

IDやパスワードを決めるときは、保護者も一緒に確認するようにしましょう。不具合やトラブルがあったとき、子どもだけでは対応できないこともあります。また、定期的にIDやパスワードを変更することも心がけましょう。

課金への対応をする

ゲームなどのアプリには課金が必要なものもあり、使い過ぎを防ぐためには利用するアプリを選ぶことも大切です。また、課金する際には、必ず保護者に伝えることもルール化しておくとよいでしょう。

プライバシーに配慮する

自分や家族、友達などの写真や名前などを投稿すると、個人が特定されてしまうリスクがあります。自室からの風景や庭などの写真から、住所を特定されてしまう危険性もあります。また、知らない人とは連絡をとらないことも約束しておきましょう。

困ったときはすぐに相談する

トラブルに巻き込まれたときは、すぐ保護者に相談することもルールに入れておきましょう。「相談しづらい」と感じさせないよう、日ごろから子どもと信頼関係を築いておくことが大切です。

子どもの意見も尊重しながら、正しいルール作りをしていく

スマホが生活に欠かせなくなりつつある現代では、子どものうちからきちんとルールを守って使う意識を持つことが必要です。子どもの意見も尊重しつつ、リスクを避けるうえで、正しいルール作りができるとよいでしょう。

ルールを守ることは、ものごとの良し悪しを判断して、自分の行動をコントロールしていくことにもつながります。学研教室では、学習を通して判断力や計画性を育んでいきます。お子さまの自己管理能力を高めたいとお考えの際は、学研教室をぜひご利用ください。

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