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2025年5月18日

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学童保育に子どもを預けるには? 生活の場としての学童保育と子どもを預ける条件について解説

多くの共働き家庭では、子どもの小学校入学にあわせて、学童保育の利用を検討することになるでしょう。学童保育にはいくつかの種類があり、利用するには条件があります。今回は、学童保育とはどのようなものなのか、また、預けるときの条件について解説します。

日中保護者がいない家庭の小学生が、放課後や長期休暇の際に利用できる「学童保育」

ランドセルを背負った二人の子供の写真

そもそも学童保育とはどのようなものなのか、その内容を確認しておきましょう。

学童保育とは

学童保育は、仕事などで日中家に保護者がいない家庭の小学生が、放課後や学校の長期休暇中に生活する場所として設置されています。自治体によって名称はさまざまで、「放課後児童クラブ」「学童クラブ」などと呼ばれることもあります。職員が常駐して子どもを見守っているため、安心して子どもを預けることができる場所といえます。

「生活の場」としての学童保育

学童保育では、子どもが安心して過ごせる「生活の場所」としての機能が重視されています。おやつを食べる、宿題に取り組む、友達と遊ぶなど、子どもが自由にのびのびと過ごせるのが学童保育の理想の姿です。

学童保育へのニーズの高まり

子育て中でもしっかり働きたいと考える人が増えてきた昨今、学童保育へのニーズは高まりを見せています。子どもを1人で留守番させることに不安を感じる保護者にとって、学童保育は心強い味方といえるでしょう。

基本は小学校に通うすべての子どもが対象

基本的に、学童保育は小学1~6年生すべての子どもを対象としています。ただ、希望者が多く定員オーバーになってしまう場合など、条件によって入る人数を制限することがあります。

「公立学童」と「民間学童」 学童保育に子どもを預ける条件とは

学校机、電卓、ノートとペン、三角定規、中央にクエスチョンマークが描かれた虫眼鏡の写真

学童保育には「公立学童」と「民間学童」があります。それぞれの特徴と、入れる条件を見ていきましょう。

公立の学童保育

地方自治体が設置しているのが公立の学童保育です。自治体が運営する「公立公営」と、自治体が民間業者に委託して民間の事業者が運営する「公立民営」があります。いずれも、自治体がある程度運営資金を負担しているため、利用料金は低く設定されています。利用時間は午後5~6時ごろまでというところが多いようです。公立の学童保育には、以下のような条件が多く見られます。

保護者が働いている

保護者が働いていて一日中不在のため、日中子どもと過ごせないことを利用の条件としています。自治体によっては、週3日以上勤務している、1日7時間以上勤務しているなど、より細かく条件が設定されていることもあります。

ひとり親家庭

シングルマザー、シングルファーザーであることが条件となる場合もあります。ただ、近所に祖父母や親戚などが住んでおり、子どもの面倒を見ることができる場合などは、学童保育の利用が認められないケースもあります。

子どもが小学校低学年

学童保育の利用希望者が多い場合、子どもが小学校低学年であることが条件となる場合もあります。高学年になると、1人で留守番ができるとみなされるからです。一般的に小学1~3年生を優先する自治体が多いといえるでしょう。

疾病を抱えている・介護をしている

保護者の疾病や、同居家族の介護が必要な場合などに、学童保育が利用できることもあります。具体的な条件は、各自治体に確認しましょう。

民間の学童保育

企業やNPO法人、任意団体などが設立・運営しているのが民間の学童保育です。学童によって、長時間の利用が可能、早朝や夜間の利用ができる、送迎をしてもらえるなどの特徴があり、公立の学童保育に比べると柔軟に対応してもらえます。また、英会話教室や音楽教室などの習い事を併設しているところもあります。
多くの場合、申し込みの際の条件はなく、希望があれば利用することが可能です。公立の学童保育に入れなかったときや、遅い時間まで利用したい場合などに選ばれることが多いといえます。
一方で、公的な補助がないため利用料が高い、希望者が多いとすぐ定員になってしまうといったデメリットもあります。また、公立の学童保育は学校内や学校の近くに設置されていることが多いのに対して、民間の場合は場所が学校や自宅から離れていて、通いにくいケースもあります。

地域によって条件には違いがある

学童保育を利用するときの条件は、自治体によって異なります。人口が少ない地域よりも、人口の多い地域ではより条件が厳しくなる傾向があります。学童保育の設置数や利用希望者数にもよるでしょう。まずは、お住まいの地域の自治体にしっかり確認することが大切です。

預ける際の条件と、保護者や子どもの希望を考えて施設を選ぶ

学童保育を選ぶ際は、子どもを預けることができる時間や、通いやすさなどを考えることが大切です。また、子どもによっては「人数が多いと落ち着かない」「学童と合わせて習い事にも取り組んでみたい」などの希望があるかもしれません。学童保育に預けられる条件と、保護者や子どもの希望をよく考えて、ご家庭に合った施設を選べるとよいでしょう。

放課後を学童保育で過ごし、そこから学習教室などの習い事などに行くことも可能です。お子さまの学力アップのために学習教室へ通うことをお考えの際は、お近くの学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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