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2022年9月1日

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いつから始める?子どもの習い事~人気の習い事を徹底検証

ちまたにさまざまな習い事があふれる中、かわいい我が子にいつから何を習わせたらいいのか迷ってしまう保護者の方も多いことでしょう。そんなお悩み解消のため、人気の習い事や、習い事を始めるのにふさわしい年齢についてご紹介します。

今も昔も大人気~「水泳」「英語」「音楽教室」

いつから始める?子どもの習い事~人気の習い事を徹底検証

多くの保護者の方は、子どもが持っている才能を活かして将来生きていってくれたら……と、期待するものです。また、早い段階から特定のスキルを磨くことでさまざまな可能性が広がると考えて、習い事を検討する保護者の方も多いことでしょう。
今もっとも人気のある習い事には、どのようなものがあるのでしょうか?

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表1「小学生白書2021年8月調査」学研教育総合研究所
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/202108/chapter7/01.html

長年にわたって高い人気を誇っているのが「水泳」です。全身運動で体力作りに役立つ水泳は、定番の習い事といえるでしょう。

続く「英語・英会話教室」も依然として人気の高さを伺わせます。これからは英語が話せて当たり前の社会になっていくことを考えると、できるだけ早いうちから英語に触れさせておきたいと考えるのも納得です。

また、情操教育という点でリトミックやピアノなどを習う「音楽教室」も、相変わらず多くの家庭に好まれている習い事です。

こうして見ていくと、人気の習い事は、保護者世代が子どものころに習っていたものとそれほど変わらないような印象を受けます。定番の習い事は、時を経ても多くの人に選ばれ続けていることがよくわかります。

スポーツ・勉強・芸術……何歳から習い事を始めるのがベスト?

人気の習い事3つにも代表されるように、習い事は大きく「スポーツ系」「勉強系」「芸術系」の3分野に分けられます。それぞれどのような特徴があるのか、また、何歳ごろから始めたらいいのか検証していきましょう。

(1) スポーツ系

スポーツ系

近年ベビースイミングの教室も増加している水泳は、0歳から始めることができる習い事です。マタニティスイミングに通っていて、出産後そのままベビースイミングに移行したという方も多いのではないでしょうか。体力がつく、風邪をひきにくくなる、学校でのプールの授業に役立つなど、メリットがたくさんあることから、子どもの最初の習い事として選ばれやすい面があります。

体力作りという面では、体操教室に通う子どもも多いようです。0歳から親子で楽しめる教室もありますが、跳び箱やマット運動などができるようになるのは3歳ごろからといわれています。

サッカー野球など、集団行動が必須のスポーツは、ある程度ルールがわかる年齢になってからの方がよさそうです。幼稚園や保育園に慣れてきた4~5歳ごろから始めるのがよいとされますが、「それでは遅いのではないか?」と心配される保護者の方もいるようです。
ただ、スポーツの上達には個人差がありますので、小学生になってから始めても大きな問題はないと話す専門家もいます。親の方が熱くなりすぎることのないよう、子どもが楽しめる年齢になってから始めてもよいのかもしれません。

(2) 勉強系

勉強系

「英語・英会話」も、最近では0歳スタートの教室が増えてきました。0歳ですから英会話とは行きませんが、耳を英語の発音に慣れさせることで、英語が自然と身についていくことが期待できるでしょう。
習ったことを理解して学習していくという意味では、母語である日本語がある程度身についた4歳ごろからスタートするのが望ましいといわれています。

その他勉強系の習い事としては、そろばん・習字・書道の人気も根強く、定番中の定番と言える習い事です。いずれも、脳の発達や集中力を育むのに役立つとされています。
そろばんは数の概念がわかってから、習字や書道はじっと座って書写することができるようになってから、というのがスタートの目安。早い子では3歳ごろからできるようですが、こちらも個人差が大きいもの。一般的には小学校に上がり、学校での集団授業に慣れてから始めるというケースが多いようです。

(3) 芸術系

芸術系

芸術系の習い事で一番の人気は「音楽教室」。「聞く」「表現する」「感じる」といった力を育てるリトミックは、赤ちゃんの時期からできるように開発された音楽教育です。

体が成長して、ピアノやヴァイオリンなどの楽器を扱えるようになるのは概ね4歳ごろからですが、絶対音感を身につけるためには、遅くとも6歳までには音楽教育を受け始める必要があるといわれています。小さいうちはリトミックで音感をつけ、時期を見て楽器を始めるのもよいでしょう。

音楽教室以外では、絵画・造形教室・バレエも人気です。
絵画や造形も音楽同様子どもの感性を育て、指先を使うことで脳が刺激され、集中力や記憶力が鍛えられるもの。技術をしっかり学ばせるタイプの教室なら、指導者の言うことがきちんと理解できるようになる小学生から通う方が望ましいでしょう。

女の子に人気のバレエは、3歳~小学校低学年までに始めるよう勧められることが多いようです。俊敏な動きや反射神経など、バレエに必要な能力が急激に高まる時期が10歳前後に現れるため、それ以前に基礎的な力をつけておく必要があり、そのタイムリミットが小学校低学年ごろだといわれています。

子どもが楽しく取り組めるのが一番

こうして見ていくと、0歳からできる習い事は、雰囲気と世界観を感じることや親子で楽しく取り組めることに主眼が置かれていることがわかります。赤ちゃんのいる生活は楽しく幸せなものですが、その一方で、大人達との交流が少なくなりやすく社会から切り離されているような孤独を感じることもあるでしょう。親子で外に出て楽しむ時間を作ることは、子育て中の保護者の方にとっても、ちょっとした息抜きになると言えそうです。

多くの習い事教室は、入園を迎える3歳ごろのスタートを一つの目安としています。子どもが自分で自分の体をコントロールできるようになり、先生の話をきちんと聞くことのできるのが3歳前後、というのがその理由です。

また、その道のプロを目指すことを視野に入れて本格的な技術を身につけたいとなると、指導者の指示内容を理解してそれをうまくアウトプットする力が必要になってくるはずです。子どもの性格ややる気と習い事の性質を掛け合わせて、歯車がうまく噛み合う段階でスタートすることが大切です。
保護者の方は、早く始めればそれだけ早く身につくと考えがちですが、体力・知力などが追いつかないうちに始めて子ども自身がうまくできない経験を重ね、習い事自体が嫌いになってしまっては元も子もありません。

何よりも重要なのは子どもの「好き」「楽しい」という気持ち。くれぐれも保護者の夢を押し付けたり、過度な期待をかけてプレッシャーをかけたりするのは避けたいものです。
学研教室では幼児期から子ども一人ひとりに合わせた知育・発達のサポートを行っています。子どもが楽しく学べる習い事の一つとして、ぜひご検討ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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