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2022年10月21日

  • 小学生
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上手に勉強を教えたい!~子どもに勉強を教えるコツとは

子どもに勉強を教えていると、「何度教えてもわかってくれない」「親子でイライラしてしまう」など、ついついストレスがたまってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。小学校1~2年生の間は、まだまだ保護者の助けが必要です。上手に勉強を教えるコツをまとめてみました。

習ったことの理解を深める「お家学習」の効果

習ったことの理解を深める「お家学習」の効果

子どもに「家で勉強する」という習慣がつくと、学校で勉強してきたことが定着し、より理解が深まります。また、学校で一度学習しただけではよくわからなかったところを、お家の方とゆっくりやり直せるのもよいところです。よく理解できなかったところがわかるようになると、子どもも自信がついて学習意欲が高まっていくものです。

また、勉強タイムは親子のコミュニケーションの時間にもなります。学校で習っただけではなんとなく心細かったところも、お家の方に確認してもらうことで子どもは安心できるもの。精神的に安定すると、次の学習にもチャレンジしよう、という前向きな気持ちがわいてくるのです。

このように、お家での勉強はうまく子どもが乗ってくれるとよいことがたくさんあります。ただ、現実的には苦労している、という保護者の方も多いもの。子どもにうまく勉強を教えるには、どんなことに気をつければよいのでしょうか?

子どもの「わからない」を理解しよう

子どもの「わからない」を理解しよう

子どもに勉強を教えるとき、ついつい「なんでわからないの?」「さっき説明したでしょ」「ちゃんと集中して聞きなさい」などと言っていませんか?たいていの場合、ここから親子のバトルが始まり、勉強は進まないわ、雰囲気は悪くなるわ……といった状況になってしまいます。

この原因は、大人が子どもの「わからない」を適切に理解できていないから
大人から見たら「簡単な問題」でも子どもにとっては難しいということもあります。例えば、繰り上がりの計算は、10の合成分解(1と9、2と8などで10が作れる)の概念がないと解くことができません。子どもが頭の中でそれをイメージするのは、大人が思っている以上に難しいことです。

また、教えてもらったときはわかったつもりになっても、すぐに忘れてしまうということもよくあります。一度教えたのだからあとは自力で思い出せばいいと突き放さず、「子どもはすぐ忘れてしまうもの」という気持ちで、何度でも丁寧に説明してあげましょう。

一方的に「教え込もう」という気持ちでひたすら説明していると、子どもの集中力は途切れてしまいます。長い説明が続くと、子どもはすぐに飽きてしまうのです。
子どもが主体的に勉強に取り組めるよう、サポートするのが大人の役目です。一方的に知識を教え込もうとせず、常に「どうしたら子どもが理解できるか」という視点で一緒に勉強することが、上手な学習指導のコツといえます。

子どもに勉強を教えるポイント

子どもに勉強を教えるポイント

では、具体的にどんなことに注意しながら学習を進めたらよいのか見ていきましょう。

子どもが気づくようにヒントを出す

いきなり結論から説明するのではなく、子どもが自分で気づくようにヒントを出していきます
例えば、国語で「このとき主人公はどう思ったか?」という問題が出たら、問題文の中から主人公の気持ちが書かれているところを一緒に探してみます。その中から「○○ちゃんだったら、こんなときどういう気持ちかな?」と、問いかけて答えを導き出していくのです。子どもが「ああ、そうか」と、自分で理解した気持ちになることが大切です。

ときどき習ったことを再確認してみる

子どもの理解力はまだまだ発達途上。理解したと思っても、忘れたりわからなくなったりすることもよくあります。一度教えたことでも、定期的に「この計算はどういう方法でやるんだっけ?」といったように、確認することも大切です。
「一度勉強したのに覚えていない」とイライラせず、根気強く知識の定着を図りましょう。

がんばってできたときは大げさかもと思うくらい褒める

正解できたときや、目標の問題数まで到達したときは、大げさなくらいに褒めてあげましょう。丸つけは大きくわかりやすく。子どもが楽しく勉強できるよう、要所要所で大いに盛り上げます。

子どもに「先生」になってもらう

新しいことを覚えたら、誰かに教えてあげたくなるもの。その気持ちを大切に、ときには子どもに教えてもらうのも一つの方法です。人に説明することで、内容が整理され理解が深まります。
うまく説明できないところは、よくわかっていないところ。そこを一緒に考えながら学習を進め、最終的に子どもの「自分がパパ/ママに教えてあげたんだ」という自信を育て、モチベーションアップにつなげましょう。

ときにはプロの力を借りてもよい

いろいろと工夫しても、なんとなくうまくいかない……というときは、あまり無理をせず塾や学習教室などのプロの力を借りましょう。子どもに理解させることを専門にしている先生たちは、さまざまな経験を積んできています。
子どもの発育に合わせた学習指導を行っている学研教室もその一つ。上手に活用して、お子さんの学力アップにお役立てください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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