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2022年11月4日

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食べ物で子どもの集中力アップは図れる!集中力を高める食べ物10選

小さい子どもの集中力は、どうしても長続きしないもの。大人としては勉強中や習い事のときなどは集中してほしいですが、なかなか思うようにはいきませんね。そこで、今回は、少しでも子どもの集中力を高める助けとなるような食べ物をご紹介します。

集中力を高めるために重要な3つの栄養素

集中力を高めるために重要な3つの栄養素

学生の頃、一生懸命勉強しているとおなかが空いてきた、という経験をした方も多いのではないでしょうか。特に体を動かしていなくてもおなかが空くのは、脳を使うことでかなりのエネルギーを消費するからです。
子どもも同じで、集中力を発揮するためには脳にしっかりとエネルギーが行き渡っていることが大切です。

脳の働きを活性化させ、集中力を高める栄養素は主に次の3つといわれています。

ブドウ糖

脳を働かせる主なエネルギー源となるブドウ糖。糖分の取りすぎはよくないのでは……と思うかもしれませんが、必要量を取らないと脳の働きが鈍り、集中力が低下したりやる気が出なくなったりすることも。毎日欠かさず取りたい栄養素です。

鉄分

集中力を高めるには、脳に十分な酸素が行き渡ることも重要です。鉄分が不足すると、体内に酸素を運ぶ血液の量が減り、脳も酸素不足になってしまいます。鉄分は体への吸収率が低いため、特に意識して摂取したい栄養素です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は、子どもの脳の発達に関わり、記憶力や集中力を高めることが知られています。体に必須な栄養素ですが、体内で作り出すことができないため、食事から取る必要があります。

子どもの集中力を高める食べ物10選

子どもの集中力を高める食べ物10選

では、具体的にどのような食べ物が、子どもの集中力を高めてくれるのでしょうか? 子どもが食べやすいものを中心に、10個ピックアップしてみました。

ラムネ

ラムネは脳のエネルギー源となるブドウ糖で作られています。食べるとすぐ脳にエネルギーが補給され、集中力アップにつながります。勉強や習い事に取り組む前に、少し食べておくとよいかもしれません。

ごはんやパン

ごはんやパンなどの炭水化物にも、脳を働かせる役目をするブドウ糖が含まれます。ごはんなら玄米や五穀米、パンなら全粒粉パンやライ麦パンなどにすると腹持ちがよく、朝食として食べておくと午前中の授業に集中することができるはずです。

ほうれん草

鉄分の豊富な野菜といえば、ほうれん草。鉄分の吸収を助ける、ピーマンやブロッコリーなどのビタミンCを多く含む食材と一緒に取るとよいでしょう。鉄分は不足しがちなので、ほうれん草は常備菜としてストックしておくのがおすすめです。

青魚~いわし、さんま、サバなど

DHAをたくさん取るならいわしやさんま、サバといった青魚がおすすめです。それ以外にも、いわゆる光り物といわれる魚や、うなぎやサケにも豊富なDHAが含まれています。

卵の黄身に含まれる「卵黄レシチン」という物質は、脳の情報伝達に関わる役割を担っているといいます。さまざまな健康効果のある卵ですが、記憶力や集中力を高めるのにも役立ちます。

大豆製品~豆腐・枝豆・納豆など

大豆製品には、卵の「卵黄レシチン」と同じ効果のある「大豆レシチン」が含まれます。また、納豆には、認知機能や記憶力に関わる「グルタミン酸」も豊富。毎日の食事で飽きずに取れるのもよいところです。

豚肉

ビタミンB1を多く含む豚肉は疲労回復に役立ち、集中力アップの強力な味方となります。特にヒレ肉には、バラ肉の4倍のビタミンB1が含まれているといいます。部位にも注目して、調理に生かしてみてはいかがでしょうか。

バナナ

消化がよく手軽なおやつとして重宝されるバナナには、ブドウ糖をはじめショ糖、でんぷん、果糖などいくつかの糖質が含まれています。ブドウ糖は前述の通り吸収が早く、脳に素早くエネルギーを送ることができます。一方、でんぷんとショ糖はエネルギーに変わるまでに少し時間がかかるという特徴があります。即効性があるだけではなく、持続的に脳に栄養を送ることができるのもバナナのよさです。

また、バナナには、脳を覚醒させる役目をするセロトニンの原料となる「トリプトファン」が含まれています。セロトニンは自律神経を整える働きもあり、集中力の低下を防ぐ効果があるといわれています。

ナッツ類~くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオなど

ナッツ類には、脳の発達や活性化に役立つ「α―リノレン酸」という物質が含まれていて、集中力や思考力を高める効果があるとされています。また、ストレスに対処するノルアドレナリンの材料となる「チロシン」も多く、心理的な安定ややる気アップを支えます。

チョコレート

チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれる「カカオポリフェノール」は、脳の神経細胞の成長に関わり、学習能力や記憶力を高める効果があるといわれています。
虫歯には注意が必要ですが、上手に取り入れると集中力を高めるのに役立ってくれそうです。

多くの食材をバランスよく取り入れて集中力アップへつなげよう

食事の基本はたくさんの種類の食材をバランスよく食べるということ。集中力を高める食べ物だけではなく、その他いろいろな食べ物と組み合わせて食べていくことが大切です。
また、お菓子は食べ過ぎると3度の食事に影響したり、虫歯のリスクを高めたりすることも忘れずに。

学研教室ではお子さんが集中して物事に取り組めるよう、さまざまな学習内容をご用意しています。子どものやる気を引き出す学研教室へぜひお越しください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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