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2022年11月9日

  • 小学生
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スマホは何歳から持っている?子どもを取り巻くスマホ事情から持たせる際の注意点まで

スマートフォンデビューが低年齢化してきている昨今ですが、一方で小さいうちからスマホを持たせることに、どこか不安を感じるという方もいるでしょう。子どもにスマホを持たせる際の注意点について、考えてみたいと思います。

最近の子どものスマホ事情

最近の子どものスマホ事情

子どものスマホ所持率は、年々上がってきています。インターネットが日常生活に欠かせない今、この流れは今後も進んでいくと考えられます。

内閣府の「令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小学生の携帯電話・スマホ所持率は63.3%となっています。
また、東京都の調査では、小学校低学年で22.4%、小学校高学年で34.4%が携帯電話・スマホを持っているという結果が出ています。

「家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査」東京都.

「家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査」東京都.
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/28/30.html

このグラフからも、小学校低学年でスマホを持つ割合が高くなってきていることがわかります。

子どもがスマホを持つメリット・デメリット

子どもがスマホを持つメリット・デメリット

子どもがスマホを持つことについては、メリットとデメリットの両面があります。それぞれについて見ていきましょう。

スマホを持つことによるメリット

連絡ツールとして便利

予定があるのになかなか帰ってこないときや急用ができたときなどに、子どもと連絡がとれず困った経験をした方も多いのではないでしょうか。
いつでもすぐに連絡をとれるのがスマホのよいところです。

GPS機能で安全面の確認ができる

子どもにスマホを持たせる大きなきっかけとなるのは、子どもの安全面ではないでしょうか。小学校に入ると友達同士で出かけることも多くなり、子どもだけで保護者の知らない場所へ行ってしまうこともあるでしょう。事故や事件の情報があったときや、子ども本人が不測の事態に巻き込まれてしまったとき、居場所がわかるのはとても安心です。

家族間のコミュニケーションが図れる

ご家庭によっては仕事や習い事などの関係で、家族の時間がなかなかとれない日もあるかもしれません。そんなときには、スマホが家族のコミュニケーションツールとして活躍することもあります。面と向かって言えないことでも、スマホを通してなら言えるということも。うまく活用できると、より家族の絆が強まりそうです。

調べものや勉強に使える

何かわからないことがあったとき、スマホを使ってすぐに調べることができます。インターネットが欠かせなくなった世の中で、素早く検索して情報を取り出せる力は将来にわたって役立つものです。
楽しく学べる学習アプリも多く、うまく利用すれば勉強に生かすこともできるでしょう。

スマホを持つことによるデメリット

視力の低下や睡眠不足を招く

スマホの画面から出ているブルーライトは、子どもの視力に影響するといわれています。また、ブルーライトの影響で睡眠の質が悪くなり、体内リズムが崩れる原因になることも。

犯罪に巻き込まれるリスクがある

スマホの利用で保護者の方がもっとも心配なのは、子どもが犯罪に巻き込まれてしまうことでしょう。気づかないうちに有害サイトに誘導されてうっかりクリックしてしまったり、知らない人と連絡をとって実際に会いに行ってしまったりと、子どもを取り巻くインターネット環境には危険が多く、十分な注意と対策が必要です。

スマホがないと落ち着かなくなってしまう

インターネットの中には子どもの興味を引くコンテンツがあふれています。まだまだ脳の発達が未熟な子どもは、こういったものに依存しやすい傾向があります。
適度に利用しているうちはよいのですが、インターネットに没頭しすぎて生活習慣が乱れる、SNSが気になってスマホが手放せなくなるなどのリスクも潜んでいます。

いじめ、友人同士のトラブルの温床になる

短い言葉でやりとりをするSNSでは誤解を生むことも多く、友達同士のトラブルにつながりやすい面がありますし、他にも様々な書き込める場所があります。SNSを使っていなくても、オンラインゲームのチャットでやりとりすることもできるため、注意が必要です。

前出のグラフを見ると、中学校に入ったタイミングで子どもにスマホを持たせるご家庭が多いようです。ただ、各家庭の事情や考え方はさまざまで、小さいうちからスマホを持たせる必要があるという方もいらっしゃるでしょう。そのため、一概に「スマホは○歳から」と言うことはできませんが、メリットとデメリットをよく考え、しっかりとセキュリティ対策をした上で持たせるようにしたいものです。

セキュリティ機能の活用と家庭でのルール作りを

スマホは、うまく使えばとても便利なものです。デメリットを避けるため、購入するときに気をつけることや、家庭でのルール作りについてまとめておきましょう。

携帯電話会社の「見守り機能」を活用する

各携帯電話会社には、さまざまなサービスが用意されています。基本的な見守り機能は次の3つです。

・位置情報サービス : GPS機能を使って子どもの居場所が特定できます。緊急時などには大きな味方となります。
・フィルタリング機能 : 犯罪・アダルトサイト・高額課金などから子どもを守る機能です。
・長時間利用の制限機能 : 1日の利用時間の上限を決めたり、利用の時間帯を定めたりすることのできる機能です。スマホの使い過ぎを防ぐことができます。

家でルールを決めて使う

知らない人とやりとりをしない、利用できる時間を決める、寝室には持ち込まないなど、家庭内できちんと話し合いルール作りをしましょう。約束を守るという意識づけをする上でも、ネットリテラシーを学ぶ意味でも効果があるといえます。

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