2023年7月28日
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子どもの習い事、オンラインってあり?おすすめのオンライン習い事を一挙ご紹介
やってみたい習い事の教室が近くにない、習い事が多くて通うのが大変……そんなご家庭の心強い味方がオンラインの習い事です。オンラインでできる習い事にはどのようなものがあるのでしょうか。おすすめのオンライン習い事を一挙にご紹介していきます。
選べる種類も増えてきたオンライン習い事 その特徴とは?
オンライン習い事の魅力は、家にいながらにして多彩なレッスンを受けられるところ。遠く離れていても、希望の先生のレッスンが受けられるのは大きな魅力です。また、すき間時間を有効活用できるのもよいところといえるでしょう。
通うタイプの習い事よりも比較的料金が安く、送り迎えをしなくてよいという点で、保護者の方の負担が少ないのもメリットといえます。
ただ、うちの子どもに本当にできるのかしら?と、少し心配に思う方もいるかもしれません。そこで、実際にどのような習い事がオンラインでできるのか、ご紹介していきましょう。
オンラインと相性がよいのは芸術系・勉強系の習い事
芸術系のオンライン習い事
お絵描き・イラスト
クレヨン・絵の具・色鉛筆などを用意して、先生のお手本を見たり描き方を教えてもらったりしながら作業を進めます。デッサンから指導してくれるところや、イラスト・まんがなどの描き方を教えてくれるところなど、レッスンの内容もさまざま。
出来上がった作品を郵送して先生に直接見てもらい、チェックの上返送してくれるお絵描き教室もあります。
ピアノ
脳の発達にもよいとされるピアノは、古今東西を問わず人気の習い事です。オンラインのピアノレッスンは、子どもが慣れている自宅のピアノでできることや、重い楽譜を持ち歩かなくて済むことなどがメリットとして挙げられます。
弾いている子どもの手元を先生に見てもらうため、カメラアングルにはやや気を遣います。自撮り用のスタンドやカメラの三脚をうまく使って調整するとよいでしょう。
歌・ボイスレッスン
歌うことが好きなら、音楽教室が行っているオンラインのボイスレッスンがおすすめです。「先生がマスクなしで指導するのは、感染症対策上なんとなく気になる」という方も、画面越しなら安心できるのではないでしょうか。
子どもが小さいうちは本格的なボイストレーニングというより、楽しく歌う中で発声方法や呼吸法などを少しずつ覚えていくことになります。
恥ずかしがり屋な子も、家の中ならのびのびと歌うことができるはずです。
ダンス
人気の高いオンラインレッスンといえばダンスです。ダンスを習わせたいけれど、子どもが引っ込み思案で気後れしてしまいそう……と、悩んでいる方にはおすすめです。オンラインレッスンなら周囲を気にすることなく、家で思う存分踊ることができるからです。ただし、マンションや集合住宅の場合は階下への配慮にも気を配りましょう。
普段YouTubeなどで見ている先生に直接指導してもらえることもあるでしょう。定期的にオンライン上で習ったダンスを発表する機会もあり、習い事を続けるモチベーションにつながります。
勉強系のオンライン習い事
オンライン学習塾
近所に通える塾がないときや、保護者の方の送り迎えが難しいときに利用したいのがオンライン学習塾。個別指導やオンデマンド授業など、さまざまな形態があります。
英会話・英語学習
対面の英語教室は文化の違いもあり、すぐになじめる子とやや委縮してしまう子に分かれるといいます。子どもが緊張してしまうような場合は、オンラインの英語学習を検討してみるとよいでしょう。
基本はマンツーマン指導で、ゆっくり丁寧に教えてくれます。家での落ち着いた雰囲気なら、緊張することなく英語に親しんでいくことができるはずです。
イヤホンやヘッドホンで本格的な英語を聴き分けていると、リスニング力がアップするという効果もあるようです。
プログラミング
小学校でも必修科目となったプログラミング。オンライン習い事との相性は抜群といえます。
子どもでもできる簡単なプログラミング言語を使って、学習を進めていきます。キットを使ってロボットを動かしたり簡単なゲームを作ったりと、楽しみながら学んでいくことができます。
実際にインターネットを使って学ぶ中で、ITリテラシーも身についていくといいます。
作文
近年の学校教育は「自分で考えて発信する力」を育てる方向にシフトしつつあります。大学入試でも記述式の問題で自分の考えを表現するスタイルが増えており、作文の力は今後ますます必要になってくるでしょう。
オンラインの作文授業はテキストを中心に進めますが、実際に書いたものを先生に送って添削指導をしてくれるところもあるようです。
体験レッスンを重ねて、子どもに合ったオンライン習い事を選ぼう
今後、ますます増えていくと思われるオンライン習い事ですが、注意点もあります。
まず、インターネットの環境によって通信が途切れたり、遅延が発生したりするケースがあるということ。そのせいで、子どもの集中力が途切れてしまう可能性が考えられます。
家で落ち着いて取り組めるのはよいのですが、リラックスしすぎてモチベーションが上がらないという子もいます。
また、習い事の内容によっては、対面の方がよい場合もあります。例えば、ピアノの場合は手の形やタッチの強弱など、オンライン指導だけでは子どもに伝わりにくい内容があるかもしれません。
そのような場合は、対面レッスンとの併用という方法もあります。
対面式の習い事と異なり、先生の変更をしたり退会したりしても、あまり気まずくならないのはオンライン習い事のよさでもあります。小さいうちは一つの習い事にこだわらず、オンラインでいろいろな体験をさせてあげるのもよいのではないでしょうか。
多くのオンライン習い事では、体験レッスンを実施しています。いくつか体験してみて、子どもに合ったオンライン習い事を見つけるとよいでしょう。
学研教室のオンライン授業では、お子さんの集中力を切らさないよう工夫しながら学習を進めています。オンライン学習を検討し始めたら、学研教室オンラインをぜひご利用ください。