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2023年1月9日

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子どもの主体性を伸ばしたい!変化の激しい時代を乗り切っていくために

誰かに言われたことに従うよりも、自分で決めたことを自分で進めていく方が充実した日々を過ごせるものです。保護者も、お子さまには主体的に生きてほしいと願っておられるのではないでしょうか。ここでは主体性の大切さと、主体性を育てるためにできることについて考えていきたいと思います。

主体性が大切と言われるのはなぜか

主体性が大切と言われるのはなぜか

ICT技術の進歩により目まぐるしく変化する世の中で、「主体性」はより重要な意味を持つようになっています。
子どもたちが大人になるころには、今ある職業の半分がAIに取って代わられるとも言われています。その中で、主体性を持って行動する力は確実に必要になってくるものです。

また、学校教育でも知識を習得するだけではなく、その知識を生かして自分で考え判断することが求められるようになってきました。今までの教育現場では、先生の指示通りに行動できることが望ましいとされる傾向にありましたが、そのままでは大人になってから指示待ち人間になる可能性が高いでしょう。

社会の情勢からも学校教育の流れからも、指示されたことを踏まえて、自分の力で自分のできることを考えていかなければならない時代に変化してきているのです。

主体性のある子は自信を持って行動できる
主体性のない子は周囲に流されやすい

主体性のある子は自信を持って行動できる 主体性のない子は周囲に流されやすい

主体性について、もう少しわかりやすくイメージできるよう、主体性のある子どもとない子どもについて、どんな特徴があるのか具体的に見ていきましょう。

主体性のある子の特徴

周囲の意見に流されず、やりたいことをやり抜く

主体性がある子は、周りに流されることなく、自分がやりたいと思ったことをやり抜くことができます。周囲の反応は意に介さず、自分が満足できるかどうかを基準に判断することができます。

失敗を恐れずチャレンジできる

新しいことでも失敗を恐れず挑戦する力があります。自分で考えて判断し「大丈夫」と思うので、自分を信じてチャレンジすることができます。

自分の意見をはっきりと言える

何ごとも知識や経験をもとに考えているため、自分の意見をしっかり持っています。人前でも自分の意見を自分の言葉できちんと話すことができます

コミュニケーション能力がある

主体性のある子は、友達や周囲の大人とスムーズなコミュニケーションをとることができます。多少意見が食い違ったり気まずくなったりしても、原因や対処方法を考え、自分の力で解決する力を持っています。

主体性のない子の特徴

大人の指示がないと心配になる

ちょっとしたことでも周囲の大人に「これでいいの?」と、確認を求めます。自分に自信を持てないため、不安が強く一人で判断することが難しい状態になっています。

失敗するのが怖い

主体性がない子は何かに取り組んで失敗したときのことを恐れる傾向にあります。「失敗したら怒られるかもしれない」「それならやらない方がいい」と考え、自分の判断でトライすることをあきらめてしまいがちです。

周囲に流されやすい

自分の考えが周りから浮いていないかどうかが気になり、たとえ自分の考えと違っても周りに合わせることを選びます。自己主張がしにくく、周りの意見に流されやすい傾向があります。

コミュニケーションをとるのが苦手

周囲に合わせることで安心感が得られるため、友達と意見を交わすことを嫌がります。言いたいことが言えなくなり、他者とのコミュニケーションが苦手になっていく傾向があります。

子どもの主体性を伸ばすために心がけたいこと

子どもの主体性を伸ばすために心がけたいこと

主体性を持つことは、その後の生きやすさにもつながるものです。では、子どもの主体性を伸ばしていくためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。家庭でできることをご紹介していきます。

子ども自身に選ばせたり決めさせたりする

ちょっとしたことでも、なるべく子ども自身に選ばせたり決めさせたりすると、自分で判断していく練習になります。
最初からすべてを決めるのはハードルが高いので、まずは「どっちにする?」と、選ばせてみましょう。
慣れてきたら、たとえば「何を食べる?」「何を持っていく?」と選択の幅を広げていってみてはいかがでしょうか。

好奇心を育てる問いかけをする

子どもの好奇心が育つよう、こまめに「どうしてだろうね?」「これは何だろう?」といった問いかけをしてみましょう。やがて、自分から物事に疑問を持ち、考えを深めるようになっていきます。

子どものチャレンジを温かく見守る

何か新しいことに挑戦しようとするときは、誰もが不安なものです。そんなとき保護者が「大丈夫、とにかくやってみようよ」「失敗してもやり直せばいいんだよ」と言ってくれると、子どもも勇気が湧いてくるはずです。保護者は、子どものチャレンジをいつでも温かく見守ってあげましょう

保護者がお手本を見せる

何も経験がないところでいきなり「自分で考えよう」と言われても、イメージしづらいものです。まずは、保護者が何かに挑戦する姿や、好きなことに取り組んでいる姿を見せるのもおすすめです。
大好きな保護者が主体性を持って行動しているのを見ているうちに、子どももその考え方や姿勢を学んでいくでしょう。

子どもに愛情を伝え続けて主体性を育てていこう

子どもが主体性を持てるようになるには、どんなときでも自分を受け入れてくれる保護者の存在が重要です。たくさんの愛情を受けて自分に自信が持てるようになると、自然と主体的な行動がとれるようになってくるものです。
普段から子どもとよくコミュニケーションをとり、大切な存在であるということを折に触れて伝えましょう。

そうは言っても忙しい日々の中、ご家庭だけですべてをカバーするのが難しいこともあるかもしれません。そんなときには、お子さまの主体性を大切にはぐくむ学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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