お役立ち情報

学研教室の豊富なノウハウを
コラムでお届けします。

記事詳細

2023年3月17日

  • 幼児
  • 教育
  • 英語

最近話題の「プリスクール」 幼稚園・保育園との違いやメリットとは

子どもの将来を考えて、小さいうちから英語に触れさせたいと考える方が増えています。そこで気になるのが「プリスクール」。プリスクールとはどのようなところなのか、幼稚園や保育園とどのように違うのか、わかりやすく解説していきます。

英語が身につくプリスクールとはどんなところ?

英語が身につくプリスクールとはどんなところ?

プリスクールは、英語を使う環境の中で未就学児の保育をする施設のことをさします。子どもは、基本的に英語を使って先生や友達とコミュニケーションをとることになります。

欧米のプリスクールは未就学児の一般的な教育施設と考えられていますが、日本で「プリスクール」という場合は英語環境に特化していることが前提となります。

以下、プリスクールの主な特徴についてまとめておきましょう。

英語と日本語を使う比率

英語と日本語を使う比率は大きく次の3タイプに分けられます

・入園から卒園まで英語だけを使って過ごす
・日本語と英語の両方を使う
・はじめのうちは日本語を中心に過ごし、年齢が上がるにつれて英語をメインに使う

基本的に認可外の保育施設

ほとんどのプリスクールは日本の学校教育法や児童福祉法に当てはまらないため、認可外の施設とされています。
ただ、保育施設として定期的に自治体の監査を受けているため、認可外だからといって信頼できないというわけではありません。

通う日数と保育時間

週何日通うかはスクールによってさまざまで、週5日のところもあれば週2日というところもあります。
保育時間は幼稚園の時間帯と同じというところが多いようです。中には午後5時ごろまで預かってくれるところもあります。

先生は英語力の高い人

プリスクールの教員になるには、特に幼稚園教諭や保育士などの資格は必要ありません。その代わり、ネイティブ並みの高い英語力が求められます
各プリスクールによって、留学経験がある・海外の大学を卒業しているなどの採用基準が設けられているため、英語力の高い先生からの保育を受けることができます。

プリスクールの費用

幼稚園や保育園に比べると、費用は高額になることが多いようです。活動内容にもよりますが、一般的には年間で100万円~180万円ほどかかるといわれています。

幼稚園・保育園とプリスクールとの違い

幼稚園・保育園とプリスクールとの違い

未就学児の通う施設として、一般的にイメージしやすいのは幼稚園や保育園、こども園です。それぞれの施設とプリスクールには、どのような違いがあるのでしょうか。

幼稚園との違い

幼稚園は文部科学省が管轄しており、「学校教育法」に定められた規定に沿って運営されています。
活動時間は午前9時~午後2時ごろまで、教員は幼稚園教諭の資格保有者に限られます。費用は、比較的高額な私立園でも年間50万円程度です。

プリスクールは、学校教育法にしばられることなく、独自の教育内容を定めることができます。また、教員に幼稚園教諭の資格は不要です。

保育園との違い

保育園は厚生労働省が管轄しており、「児童福祉法」に則って運営されています。
保育時間は原則8時間、一時保育や延長保育のある施設は11時間程度開所しています。
子どもの世話をする職員には、保育士の資格が必要です。民間保育所の場合はやや高額になることもありますが、費用は概ね年間30万円以下といわれています。

保育園と一体化しているプリスクールの場合は、保育士資格を持っている職員が必要ですが、英語の教員には保育士の資格は必要ありません。また、児童福祉法の決まりに沿うこともありません。

英語力がつき異文化への親しみが生まれるプリスクール

英語力がつき異文化への親しみが生まれるプリスクール

プリスクールへ通うメリットには、以下のようなものがあります。

英語力が身につきやすい

幼い時期からプリスクールに通ってネイティブの英語に触れていると、自然と英語力が身についていきます。LとRの違いなど、英語特有の発音や抑揚のつけ方などは、日常的に英語に触れる中で身につくものです。
また、英語と日本語の両方で意味が理解できるようになり、柔軟な思考力が育っていくといわれています。

外国文化への親しみがはぐくまれる

外国の文化に触れることで、異文化への理解が深まるのもよいところです。大きくなって初めて外国人に出会ったとき、こわがってしまったり委縮して話ができなかったりするようなこともなくなるでしょう。

プリスクールを選ぶときは教育方針やスクールの雰囲気をよく確認しよう

プリスクールにはメリットがある一方で、費用が高い・日本語の習得が遅れることがある・卒業後英語に触れないと忘れてしまうといったデメリットもあります。
また、それぞれの施設によって教育内容に違いがあることも知っておく必要があるでしょう。

プリスクールを検討する際には、教育方針が子どもに合っているか、経済的に無理がないか、各家庭で日本語や日本文化へのフォローができるかなどをよく考える必要があるといえます。

また、事前に体験入学をするなど、先生の質やスクールの雰囲気を確認することも大切です。場所が遠い場合は、送迎サービスや延長保育があるかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

学研教室ではお子さんの発達に合わせた英語教育を行っています。英語学習をお考えの方は、楽しく学べる学研教室をぜひご検討ください。

参考資料
1) 「話題のプリスクールとは?保育園・幼稚園との違いや選び方などを紹介」Kids Duo.
https://www.kidsduo.com/fs/column/200205-02/

2) 「プリスクールとは?」SukuSuku English Preschool.
https://sukusuku-ep.com/pages/33/

3) 「プリスクールとは?保育所や幼稚園との違い・良質な施設の選び方」ウィズダムアカデミー.
https://wisdom-academy.com/news/column/preschool/

4) 「プリスクールとは?通わせるメリット・デメリットやおすすめプリスクールを紹介!」コエテコ.
https://coeteco.jp/articles/11798

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

お電話でのお問い合わせ
月〜金 9:00〜17:00(祝・休日をのぞく)
お近くの学研教室事務局につながります

0120-114-154

キャンペーン情報

春の無料体験学習 受付中!

春の幼児無料体験学習 受付中!