2023年5月7日
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児童館デビューはいつから? 知っておきたいポイントと児童館での過ごし方
児童館ではどのような遊びができるのか、持ち物はどうしたらよいのか、そもそも何歳から行けるのか……初めての児童館で気をつけておきたいポイントはどこにあるのでしょうか。そんな児童館についてのさまざまな疑問についてお答えします。
児童館の対象年齢は0~18歳 日常の遊びからイベントまで楽しめるところ
児童館とは
児童館は、児童福祉法で定められた児童福祉施設で、全国におよそ4,600ヵ所設置されています。遊びを通じて子どもの健康を促進し、情操を豊かにすることなどを目的にしています。
また、子育て家庭を支援する役割もあり、相談事業や援助活動を行ったり保護者向けのサークル活動が行われたりしています。
対象年齢
児童館を利用できる子どもの対象年齢は0~18歳まで。施設の面積や職員の数などによって、大型児童館、児童センター、小型児童館に分類されています。
自由に遊んだりイベントを楽しんだりできる
開館時間内ならいつでも自由に利用することができ、さまざまな遊び道具やゲーム、マンガ、書籍などが置いてあります。
児童館というと小学生が利用するイメージが強いかもしれませんが、午前中は乳幼児クラブで保護者同士の交流があったり、中高生を対象にしたイベントが開催されたりすることもあります。
児童館デビューはいつごろから?
対象年齢は0~18歳なので何歳から行ってもよいのですが、首がすわって周囲のものに興味を持ちはじめる生後3~4ヵ月が一つのタイミングといえます。
児童館では乳幼児クラブを開催していることも多く、月齢や年齢ごとのクラブの開催に合わせ、生後5~6ヵ月から児童館デビューをする保護者も多いようです。
「赤ちゃんの間は感染症が心配」と考える保護者は1歳ごろから、また、小学校に入学したタイミングで友達と一緒に初めて児童館に行くというケースもあります。
児童館デビューの時期は、ご家庭の考え方によってさまざまです。特に「○歳でデビューしなければ」と思う必要はなく、子どもの性格や保護者の考えによって適宜利用するとよいでしょう。
初めての児童館 知っておくとよいこととは
休みの日や設備のチェック
「行ってみたら休みだった」ということのないよう、事前に児童館のスケジュールを確認しておくとスムーズです。たまたま何かのイベントの日で、申し込みをしていないと中に入れないこともあります。
また、授乳が必要な場合は授乳できるスペースがあるか、おむつ用のごみ箱が設置されているかなど、館内の設備を確認しておくことも大切です。
行く時間帯の確認
午前中は乳児向け、午後は幼稚園児~小学生向けと、大きく利用時間を分けている児童館も多いようです。専用の赤ちゃんルームがあるところはよいのですが、児童館によっては午後の時間帯に行ってしまうと、赤ちゃんがゆっくり遊べないこともあるでしょう。
各時間帯にどのようなプログラムが組まれているかを確認しておくことをおすすめします。
持ち物
赤ちゃんを連れていく場合は、他の場所へのお出かけの際に必要となるものを準備しておくと安心です。
・おむつ
・おむつを持ち帰るための袋やゴミを入れる袋
・お尻拭き
・着替え
・飲み物
・おやつ
・ガーゼ・タオル・ハンカチ
・ウエットティッシュ
・アルコールスプレー
など
参加するプログラムによっては母子手帳や健康保険証が必要なこともあります。申し込みの際に、必要な持ち物を確認しておきましょう。
服装
児童館では体を動かして遊ぶこともあるため、保護者も子どももできるだけ動きやすい服装で出かけましょう。寒いときには重ね着できるものを用意していくと、脱ぎ着がしやすいでしょう。
子どもは汗をかきやすいため、夏場以外でも汗で服が濡れてしまうこともあります。また、食べこぼしやおむつ替えの際に汚れることも考えて、着替えを持っていきましょう。
児童館での過ごし方 そのよさを最大限に活用しよう
児童館へ行くときに注意すること
体調がすぐれないときは無理をしない
乳幼児はまだまだ免疫力が弱いため、多くの人が集まる児童館では感染症のリスクに注意が必要です。体調がすぐれないときは無理をせず、家で休ませるようにしましょう。
子どもから目を離さない
保護者同士のおしゃべりに夢中になって、子どもから目を離すことのないようにしましょう。子どもも普段とは違う環境で、興奮状態になっていることもあります。お友達とのトラブルや事故を防ぐためにも、子どもからは目を離さないよう気をつけましょう。
自宅のおもちゃは持っていかない
児童館にはたくさんのおもちゃがあるので、自宅から個人のおもちゃを持っていく必要はありません。取り違えがあったり紛失したりすると、トラブルの元となります。自宅のおもちゃは持っていかないようにしましょう。
児童館での過ごし方
おもちゃや遊具で遊ぶ
児童館にはたくさんのおもちゃや、家には置けないような大きい遊具などがあります。また、同じ積み木やブロックでもさまざまなタイプのものがあり、家とは違った遊び方ができるのもよいところです。
イベントに参加する
児童館ではプレママ・パパの集まりや、読み聞かせ会、手遊び講座など、さまざまなイベントを行っています。
興味のあるものに参加してみてはいかがでしょうか。
友達と交流する
子ども同士はもちろん、保護者同士の交流ができるのも児童館のよさです。他の地域から越してきたり初めての子育てだったりすると、地域に子育ての仲間がいないというケースも多いものです。
子育て仲間ができると、情報交換をしたり子育てトークでストレスを解消したりすることもできるようになります。保護者自身のためにも、うまく児童館を活用できるとよいでしょう。
児童館のスタッフに相談に乗ってもらう
子育ては楽しくもあり、ストレスのたまるものでもあります。困ったことや心配なことがあったときには、児童館のスタッフに気軽に相談してみましょう。
児童館のスタッフには児童福祉や教員の資格を持っていたり、実際に子育てをしてきたりした人がいます。
経験に裏付けられたアドバイスは、心強く役立つものとなるはずです。
誰も知り合いがいないと少し不安かもしれませんが、児童館では、初参加の場合は必ずスタッフが対応してくれます。多くの人と知り合いになる機会として、児童館をうまく活用していきましょう。
児童館には、子どもの知能をさまざまに伸ばす知育玩具も置いてあります。あわせてお子さまの知育をサポートする場として、学研教室や0・1・2 Petit(プティ) Pas(パ)をぜひご利用ください。
※0・1・2 Petit(プティ) Pas(パ)は、0~2歳まで親子で参加できる小グループ活動です。
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