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2023年7月19日

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小学生の放課後の過ごし方 みんなはどのように過ごしている?

小学生の放課後の過ごし方について、悩みを抱える保護者は多いものです。多くの小学生が、放課後をどのように過ごしているのかご紹介していきましょう。あわせて、低学年と高学年の過ごし方の違いについても解説します。

今どきの小学生 放課後の過ごし方とは

今どきの小学生 放課後の過ごし方とは

まずは、小学生が放課後どのように過ごしているのか見ていきましょう。

学童保育(放課後児童クラブ)を利用する

保護者が仕事などをしていて日中家にいないという世帯では、学童保育(放課後児童クラブ)で過ごす子どもが多いようです。学童保育の利用は、特に小学校低学年に多く見られます。
学童クラブは児童館や学校内、公民館などに併設されている公設のものと、民間の企業やNPO法人などが運営しているものがあります。
専門の職員が常駐して子どもたちを預かってくれるため、安心感があります。ある程度体を動かせるスペースと、遊び道具や本・マンガなどが置かれ、子どもが過ごしやすい環境が整っています。

自宅で過ごす

学年に限らず、自宅で過ごす子どもも多くいます。
学研教育総合研究所の調査(※)によると、約8割の子どもが放課後は自宅で過ごしているという結果が出ています。
自宅では自分の好きなゲームをしたりマンガや本を読んだりして過ごす、きょうだいと遊ぶといった過ごし方ができます。また、友達を呼んで一緒に遊ぶこともあるでしょう。

(※)「小学生白書 小学生の日常生活・学習に関する調査」学研教育総合研究所.
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/202209/chapter9/06.html

公園で遊ぶ

自宅で過ごす、に次いで多いのが公園で遊ぶという過ごし方です。最近の公園は、公園にいる他の利用者への迷惑にならないようにとボール遊びなどが禁止されているところも多く、けがのリスクを避けるため遊具を撤去しているところも増えています。
子どもたちの遊び方も、遊具で遊ぶより公園にゲーム機を持ち寄って遊ぶ、などに変化してきているようです。保護者世代が抱く公園での遊びの印象と変わってきていますので、近所の公園の様子を観察してみましょう。

友達の家で遊ぶ

暑さ・寒さなどの気候やその日の天気によって、公園で遊べないこともあるでしょう。そのようなときは、友達の家で遊ぶこともよくあります
また、天気に関わらず、友達の家にあるゲームを一緒に楽しみたい、置いてあるマンガや本を読みたいということもあるようです。

習い事に通う

放課後は習い事に通う子どもも多くいます。学年が上がるにつれて、学習塾へ通う子どもも増えていきます。
複数の習い事で、一週間のスケジュールがうまっているという子どももいます。

子どもの放課後の過ごし方について、保護者が感じている悩みとは

子どもの放課後の過ごし方について、保護者が感じている悩みとは

放課後の過ごし方について、保護者が抱えている心配や悩み事についてまとめます。

子どもだけで留守番をさせるのが心配

子どもが学校から帰ってきて自宅で過ごす際、保護者が家にいないということもあるでしょう。
子どもだけで自宅で過ごす時間帯があるのは、保護者にとって心配なものです。家の中でけがをしてしまう、急に体調が悪くなる、地震などの災害が起きる、何らかの犯罪に巻き込まれるなど、想定外の事態があったとき、子どもだけでは対処しきれないこともあるからです。

子どもだけで留守番をするときには、すぐ保護者と連絡がとれるようにしておくことが大切です。
また、保護者が家にいないときは、火を扱ったり水遊びをしたりしない、電話には出ない、宅配便や来客などが来ても対応しない、部屋の中が見えないようカーテンを閉めておくなどの対応をすることも大切です。
保護者がいない自宅に子ども達が集まることを許す場合は、子どもに、入ってほしくない部屋には友達を入れない、勝手に冷蔵庫を開けないなど、あらかじめ決めたルールを守らせるよう約束しましょう。

保護者同士の連絡先がわからない

放課後に子ども同士は仲良く遊んでいても、保護者同士の連絡先がわからないというケースがあります。
保護者が仕事などで、子どもの保護者が迎えにきても会えなかったり、学校行事なども参加できなかったりするとお互いに会う機会も少なく、遊び相手の家庭の様子がわからないといったこともあるでしょう。

一緒に遊びに行った先でトラブルがあったり、自宅に遊びに来た子どもの友達について気になることがあったりしたとき、保護者同士の連絡先がわからないと困ってしまいます。

普段から子どもとコミュニケーションをとり、誰とよく遊んでいるのか知っておくとよいでしょう。また、折を見て、先方の保護者に挨拶をしてお互いに情報交換をしておくことも大切です。

保護者の目が届きにくい

保育園や幼稚園のころは、友達と遊ぶときには保護者と一緒にいくことも多いものですが、小学校に入ると子ども同士で約束して、遊ぶことが当たり前になっていきます。心配だからと付き添おうとしても、子どもが嫌がることもあるでしょう。

高学年になると自立心も芽生え、自分の判断で行動することも増えていきます。放課後の行動範囲も広がり、保護者の目が行き届きにくくなるのも心配の一つといえます。
日ごろから、事故や事件に巻き込まれないように、遊びに行く範囲や門限の設定などルールを決めておく、困ったことがあったときはすぐ保護者に相談するなどの対応策をしっかり確認しておきましょう。

家でダラダラ過ごしている

特に用事がないと、子どもは家でダラダラ過ごしてしまいがちです。心身が大きく成長する学童期に何もしないで過ごしているのを見ていると、保護者としては心配になってしまうものです。
自由に過ごす時間も大切ですが、習い事をする、課外活動へ行くなど、何か有意義なことに時間を使えないか、子どもと話し合ってみてはいかがでしょうか。

低学年と高学年で変化する放課後の過ごし方

低学年と高学年で変化する放課後の過ごし方

低学年と高学年では、放課後の過ごし方に違いが出てきます。学年が上がるにつれて低学年のときと同じ対応を取らない方が望ましいこともあるため、その違いについて知っておくことも大切です。

(1) 低学年の過ごし方

学童保育で過ごす子が多い

保護者が働いている場合、多くの家庭が学童保育を利用しています。

学童保育は小学6年生まで利用できますが、実際に利用しているのは低学年が多いといわれています。高学年になると塾に通い始めたり、本腰を入れたい習い事の時間が増えたりと、学童をやめる子どもも多くなっていきます。また、低学年の児童を受け入れるべく、学年が上がると受付可能数が少なくなることもあり、学童に行きたくても行けないというケースもあります。

習い事に通う

年齢が低いうちに、さまざまなことを経験させたいという保護者の希望で、複数の習い事をしている子も多いようです。
低学年の間は送り迎えが必要なこともあるため、保護者のスケジュールに沿った時間配分を考えることも必要になります。

(2) 高学年の過ごし方

一人で過ごす

低学年のころは多くの習い事に通っていた子どもも、高学年になるとやりたいことを絞るようになり、習い事に通うことが減って自宅で過ごす時間も増えていきます

一方で、習い事に通い続ける子どもはより専門的な技術を身につけるため、その頻度が上がっていきます。塾に通う子どもも増え、これまで遊んでいた友達とも予定が合わなくなり、一人で過ごすことが多くなるようです。
自分の趣味をマイペースに楽しみたいという理由で、一人で過ごしたいと考える子どももいます。

塾へ通う

高学年になると塾へ通うようになる子も多くなります。学習面のつまずきが気になり始めるのは高学年からが多いです。
自宅から遠い塾に通ったり、塾の終わる時刻が遅い時間になったりすることもあり、防犯面にも注意が必要です。

友達との遊びや習い事のほかに、「自由な時間」もほどほどにあるとよい

学校の活動をがんばった子どもは、放課後の自由な時間を楽しみにしています。友達と遊んだり、好きな習い事をしたりするのは子どもの成長のために大きな意味を持つものです。

一方で、常に友達といることで疲れてしまったり、習い事にストレスを感じていたりする子どももいます。
適度に予定を入れながら、ときには家でのんびりする時間を作るのも大切です。

家でダラダラ過ごしてしまう、子どもがやりたいと思う習い事の教室が近くにないなどの場合は、オンラインの習い事もおすすめです。子どもの放課後の過ごし方に悩んだら、学研教室オンラインをぜひご検討ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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