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2023年9月23日

  • 小学生
  • 教育
  • 学習方法

「オンライン自習室」ってどんなところ? メリットやデメリットも含めて解説します

インターネットが身近になり、さまざまなオンライン学習サービスが登場してきています。中でも、オンライン自習室とはどのようなものなのか、具体的に解説していきましょう。

専用ツールを用いて参加する、インターネット上の「オンライン自習室」とは

子供がパソコンの画面を見ている画像

まずはオンライン自習室がどのようなものなのか、その概要を説明します。

オンライン自習室とは

塾にある自習室を、オンライン上に再現したのがオンライン自習室です。わざわざ塾に足を運ばなくても、自宅から参加して自分のペースで勉強をすることができます。

スマートフォンでも参加できる

パソコンやタブレットはもちろん、画面の小さいスマートフォンからも参加できます。オンライン自習室の開放時間内であればいつでもどこからでも参加できるのが、オンライン自習室の便利なところといえるでしょう。

専用ツールやオンラインプラットフォームなどを用いる

ZoomズームSkypeスカイプGoogleグーグルMeetミートLINEラインなどのツールや、YouTubeなどのオンラインプラットフォームを利用して、参加することができます。学習サービスによっては、専用のアプリを提供しているところもあります。

顔出しをしなくてもよい

カメラ機能を利用しますが、顔出しはしなくてもよいというところが多く、その場合は勉強している手元を映し、どのくらい進んでいるのかを周囲に共有するためにカメラを使用するところが多いようです。
自習室を利用している仲間の学習状況を見ることができるため、「自分もがんばろう」というモチベーションにつながります。

目標の宣言や学習内容の報告ができる

オンライン自習室では、学習開始前にチャットなどを用いて「今日は自習でここまで進める」と、目標を宣言させることが多いようです。周囲に宣言することで、目標まではがんばろうという気持ちが出てきます。また、学習が終わったら「ここまでできた」と報告し、それによって子ども自身の達成感が得られるという効果もあります。

無料サービスと有料サービスがある

オンライン自習室には、無料のものと有料のものがあります。無料でも自習をするには問題ありませんが、有料の場合は先生やチューターが質問に答えてくれたり学習内容をチェックしてくれたりするサービスもあります。サービスによって内容は異なりますので、よく確認するとよいでしょう。

知っておきたい、オンライン自習室のメリットとデメリット

男の子がヘッドホンを着用してパソコンで勉強している画像

オンライン自習室を利用する際の、メリットとデメリットについてまとめます。

オンライン自習室のメリット

移動時間を節約できる

塾の自習室を利用する場合は、塾に通う必要があります。歩いたり自転車や電車に乗ったりする移動時間だけではなく、塾へ行くための身支度をする時間なども必要になり、思っている以上に時間を取られます。
オンライン自習室なら移動時間がかからないので、時間の無駄がありません。また、駐輪場代や交通費がかかっている場合は、費用の節約にもなるでしょう。

人目があるので集中できる

家で一人だけで勉強していると、飽きたり気が散ったりしてしまいがちです。しかし、オンライン自習室では他の子どもが学習している様子がわかるため、自分も集中して勉強に取り組もうという気持ちが生まれます。自分の姿も映されているため、しっかり勉強しようという意識も高まります。

サボリにくくなる

オンライン自習室では、カメラ機能を使う場合、自分自身の姿が映し出されます。そのため、自習中にあまり休んでばかりいると、その姿が周囲にわかってしまいます。気が散ってマンガに手を出す、スマートフォンをいじるといったことが減り、勉強に集中することができるでしょう。

学習習慣が定着してくる

オンライン自習室の利用を習慣化すると、毎日机に向かって勉強することも当たり前になっていきます。時間になったらオンライン自習室に入室して、勉強することを生活の中に組み込めば、家庭学習の習慣がついていきます。

静かな環境で勉強できる

周囲のざわざわした環境や周りの人が出す音などが気になって、集中が途切れてしまう子どももいます。オンライン自習室であれば、音声をオフにして静かな環境で学習することができるため、周りを気にする必要がなく集中しやすくなるでしょう。

オンライン自習室のデメリット

インターネット環境や端末機器が必要

オンラインを利用するため、インターネットの環境を整える必要があります。中には固定のインターネット回線を引かず、スマートフォンだけを利用しているというご家庭もあるでしょう。そのような場合は、通信容量や通信費がかかることも考慮する必要があります。
また、オンライン自習室を利用するためにパソコンやタブレット端末を新たに購入する場合は、その費用がかかります。

オンラインのツールを使いこなす必要がある

オンライン自習室ではサイト内を移動したり、チャット機能を使ったりすることもあります。そのため、Zoomなどの専用ツールの使い方が理解できないと、参加しづらい面があります。子どもが慣れるまでは、保護者のサポートが必要になるでしょう。

プライバシーの流出に注意が必要

オンライン自習室を利用するときは、子どもの姿が映し出されることになります。部屋が映し出されないように背景の設定は事前によく確認し、手元や机の上だけの場合でも、氏名や住所、電話番号など個人情報がわかるものが映りこまないようにするなど、注意が必要です。

すぐに質問ができない

無料サービスの場合は、自習の場が用意されているのみで、質問できないことも多いようです。自習をしていてわからないところが出てきたときに、すぐ質問できないのはデメリットといえるでしょう。

オンライン自習室の利用に向いている子・向いていない子

男の子がヘッドホンを着用してタブレット端末で勉強をしている画像

オンライン自習室は子どもによって向き、不向きがあります。わが子が向いているかどうか判断するために、その特徴を理解しておきましょう。

オンライン自習室に向いている子

周囲が勉強していれば集中できる

仲間がいることでやる気がアップする子には向いているといえます。友達が同じようにがんばっていると思うと、自分もがんばろうという気持ちなり、集中して勉強に取り組むことができるでしょう。

学習の進め方がわかっている

他の子どもと一緒に取り組むとはいえ、自習は主体的に取り組む必要があります。そのため、ある程度学習の進め方を理解している必要があります。低学年で始める場合は、保護者のサポートが必要になることも多いでしょう。

オンライン自習室に向いていない子

学習習慣が身についていない

そもそも学習の習慣がない、という子どもにはオンライン自習室は向いていないといえます。何度かオンライン自習室を利用することで、学習習慣が身につくという面もありますが、そもそも何を勉強すればよいのかわからない場合は、自習すること自体が難しいでしょう。

ツールや電子機器をうまく使えない

オンライン自習室を利用するための専用ツールをうまく使えない、パソコン・タブレット端末・スマートフォンの操作がわからないといった場合は、利用が難しいといえます。

小学生の場合、セキュリティや操作性の面から、いきなり一人でオンライン自習室を使いこなすのは難しいケースも多いものです。

オンライン自習室のメリット・デメリットを知ったうえで、お子さまには向いていないかもしれないと思われた保護者もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、オンラインの学習塾や家庭教師を利用してみてはいかがでしょうか。

学研教室オンラインは、先生とお子さまが双方向でやり取りができる安心の学習教室です。オンラインの学習をお考えの際には、学研教室オンラインをぜひご活用ください。

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