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2023年10月29日

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「リビング学習」をするのはいつまで? リビング学習のメリットや注意点について解説します

子どもが家庭学習をする際、リビングで勉強をさせているご家庭も多いことでしょう。ただ、いつまでリビング学習をさせたらよいのかは、少し気になるところです。リビング学習のメリットやデメリット、また、リビング学習をやめる時期などについてまとめます。

家族とコミュニケーションがとれ、集中力も鍛えられる「リビング学習」

母親と子供が同じ机の上で勉強している画像

リビング学習は、子ども部屋ではなく、家族が集まるリビングで子どもが学習するスタイルのことをさします。
一時期、東大生の多くは子どものときにリビング学習をしていたということが話題になり、リビング学習を取り入れる家庭も多くなったようです。
リビング学習のメリットには、次のようなものがあります。

わからないことがあったときにすぐに聞ける

子ども部屋で勉強していると、わからないことがあったときすぐ誰かに質問することができません。その度に家族のいるところへ聞きに行くのが面倒で、わからないまま勉強を進めてしまうこともあるでしょう。
リビングなら質問したいことがあったとき、すぐ家族に聞くことができます

リラックスして学習に取り組める

リビングは滞在時間も長く、普段からリラックスして過ごせる場所です。場所そのものに安心感があるため、子どもも落ち着いた気持ちで勉強に取り組みやすいといえます
また、一人でいると寂しさを感じたり、なんとなく不安な気持ちになったりする子どももいます。リビングでは身近に家族がいることを感じられるので、子どもの気持ちも安定しやすいでしょう。

子どもの学習サポートをしやすい

子どものそばで学習を見ていると、間違えたときや解くのに苦労しているときなどに、すぐサポートすることができます
問題が解けたときや該当のページが終わったときにほめてあげると、子どものやる気もアップします。

集中力が鍛えられる

リビングは適度な雑音があります。その中で勉強していると、自然と集中力が鍛えられていきます

家族の目があるのでがんばれる

子ども部屋で一人で勉強していると、ついついマンガなどに手が伸びてしまうようなこともあるでしょう。一方、リビングなら家族の目があるので、がんばって終わらせようという気持ちになれるものです。

広いスペースで学習できる

ダイニングテーブルなどの広いスペースを使えるのもよいところです。資料や道具などを広げる必要があるときは、子ども部屋の勉強机よりもリビングの方が作業しやすいでしょう。

子どもがリビングで学習するときに、気をつけておきたい注意点

男の子が笑顔で勉強している画像

さまざまなメリットのあるリビング学習ですが、行う際には注意することもあります。

気持ちが切り替えやすいよう環境を整える

リビングは家族がくつろいで過ごす空間のため、気持ちを勉強モードに切り替えるのが難しい面もあります。
子どもが勉強に集中しやすいよう、テレビを消す、電話をしないようにする、きょうだいは他の部屋で遊ばせるなど、環境を整えることも大切です。

保護者が干渉しすぎない

子どもが勉強していると、やり方が間違っていないか、文字はきちんと書けているかなどが気になってしまうものです。
ただ、いちいち指摘していると、子どもは勉強するのが嫌になってしまいます。一区切りついてから一緒に見直しをするなどして、干渉しすぎることのないよう気をつけましょう

机と椅子の高さに気をつける

集中して勉強するには、正しい姿勢で取り組むことも重要です。ただ、リビングのテーブルなどで勉強していると、机と椅子の高さが子どもの体に合っていないこともあるでしょう。クッションを置いて椅子の座面を高くしたり、子どもの足がブラブラしないよう物を置いたりして工夫してみましょう

照明の色や明るさに注意する

家族がリラックスして過ごせるよう、リビングの照明を暖色系のものにしていたり、少し暗めにしたりしているご家庭もあるでしょう。
ただ、こういった照明の下では文字が見えにくく、視力に影響することもあります。勉強するときには蛍光灯の電気スタンドを使うなど、光の色や明るさを工夫する必要もあります。

リビング学習はいつまで続けたらよい?

子供がノートにひらがなを書いている画像

小学生の子どもが高学年になってくると、そろそろ子ども部屋で勉強した方がよいのではないかと考える保護者もいるかもしれません。リビング学習はいつまで続けたらよいのでしょうか。

低学年のうちはリビング学習がおすすめ

子どもが低学年の間は、学習習慣をつけるうえでも、保護者が見守れるという意味でも、リビング学習はおすすめです。
ただ、中には一人の方が集中できるという子どももいます。そのような場合は、もちろん子ども部屋で勉強してもかまいません。勉強が終わったら内容を見せてもらうなどして、きちんと学習が進められているかどうかを確認できるとよいでしょう。

高学年になったらリビングと子ども部屋を使い分ける

子どもの成長に伴って、リビング学習を卒業していくこともあります。一人の方が集中できる、保護者に干渉されたくないといった理由で、子どもが自分から部屋で勉強するようになることもあります

また、中学受験を目指して勉強していると勉強時間も長くなり、いつまでもリビングを占領されると困ることもあるかもしれません。
そのようなときは、「○時を過ぎたら自分の部屋で勉強してね」などと、伝えてもよいでしょう。

子どもの気持ちに合わせてリビング学習を活用する

「○歳になったからリビング学習は卒業させなければ」「まだ○歳なのにリビング学習をしないのは心配」などと、思う必要はありません。
子どもの気持ちや成長に合わせて、その時々に対応すればよいでしょう。

パソコンやスマートフォンを使ってオンライン学習をするときには、接続サポートのため保護者のいるリビングで勉強した方がスムーズなこともあります。オンライン学習をご検討の際は、学研教室オンラインをぜひお選びください。

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