2023年12月17日
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どう過ごす? 小学生の春休み 有意義に過ごすためのヒントをご紹介
春休みは、1年が終わり新しい学年に備える期間です。1年間の学習を振り返って学んだことを定着させたり、休みを利用して普段できない体験をしたりできる絶好の機会といえるでしょう。充実した春休みを過ごすためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
春休みを有意義に過ごすためには事前の計画が大切

春休みは、他の長期休みと比べて期間も短く、気づいたら終わっていたということもあるものです。有意義に過ごすポイントは計画を立てるということです。
事前にやりたいことを考えておく
春休みに入る前に、休み中にやりたいことを考えておくと、メリハリを持って過ごすことができます。目標を立てて勉強をする、習い事をがんばる、イベントや旅行に行くなど、子どもが積極的に取り組めるものについて、考えてみましょう。
勉強や遊びの計画を立てる
やりたいことがある程度決まってきたら、春休み中の計画を立てましょう。
年度の変わり目となる春休みは、宿題が出ないという学校も少なくないようです。ただ、まったく勉強に手をつけず新学年を迎えるのは少し心配が残ります。ある程度前の学年の復習をして、新学年に備えられるとよいでしょう。
勉強だけではなく、普段行けない場所に出かけてみたり、イベントに参加してみたりするのもまとまった休みならではのイベントです。子どもと一緒に計画を立ててみてはいかがでしょうか。
生活習慣が乱れないよう気をつける
長期の休みになると、どうしても生活習慣が乱れてしまいがちです。夜更かしをして朝寝坊が続くと、新学期が始まったときになかなか調子が戻らないということもあります。
新学年になるとクラス替えがあったり教室や担任の先生が変わったりと、少なからず学校生活に変化があり、知らず知らずのうちに疲れがたまりやすくなります。環境の変化にスムーズに対応するという意味でも、春休み中でも生活習慣を維持することはとても重要です。
春休みは1年間の総復習をするチャンス

春休み中の学習は、どのようなことをしたらよいのでしょうか。そのポイントをまとめます。
1年間の総復習をする
前の学年の学習が終わったタイミングを逃さず、1年間の総復習をしておくのがおすすめです。最初のころに習ったことは、忘れてしまっているかもしれません。また、学年が進むと、少しずつ勉強も難しくなっていきます。わからないものをそのままにしておくと、新しい学年で苦労してしまう可能性もあります。
この機会に、1年間の振り返り学習をしておくとよいでしょう。
苦手なところを克服しておく
新学年が始まる前に、苦手なところを克服しておきましょう。苦手な科目や単元を確認して、どこでつまずいているのかを知ることが大切です。
苦手なところがわかったら、教科書やノートを見直す、問題集やドリルに取り組むなどしてしっかり理解するようにします。
保護者が子どもの勉強を見る時間がない場合は、学習教室や家庭教師などを利用してもよいでしょう。
春休みの特別講習などに参加する
春休みには、子ども向けの学習教室がさまざまに開催されています。
理科の実験教室、プログラミング教室、木工などのものづくり教室、外国語のワークショップなど、子どもが興味を持っているものの特別講習に参加してみるのもよいでしょう。
図書館・美術館・博物館などに行く
本が好きなら図書館に通うのもおすすめです。また、1日ゆっくり時間をとって、美術館や博物館めぐりをするのもよいでしょう。広く教養を身につけることをきっかけに、学校の勉強に興味を持つということもあるはずです。
塾の春期講習を利用する
塾に通っている場合は、春期講習を利用すると、学習のペースをくずさずに済むでしょう。また、普段は通っていなくても、春期講習だけ受講できる塾もあります。
前の学年の復習や苦手科目の克服を目的に、塾を利用するのも一つの方法です。
学習机や学用品の整理をする
新しい学年に向けて、学習机の上を整理すると、気持ちも新たにスタートしやすくなります。新学期になると、新しい教科書や教材が届きます。古い教材を整理して、新しい教材を置くスペースを作っておきましょう。
また、使わなくなった学用品を整理したり、新しいものを購入したりすることも大切です。思い切って、部屋の模様替えをするのもよいでしょう。
春休みならではの体験「遊び」の楽しみ方

せっかくの春休み、勉強だけではなく遊びも十分に楽しみたいものです。春休みにおすすめの遊び場や遊び方をご紹介しましょう。
スキー・スノーボードなどのウィンタースポーツ
寒い地域なら、3月中でもウィンタースポーツが楽しめます。泊まりがけでスキーやスノーボードを楽しむのもよいでしょう。アウトドア施設で、雪遊びが楽しめるところもあります。
キャンプ
キャンプでゆったり自然体験をするのもおすすめです。テントを張ったり外で食事の支度をしたりする作業は、子どもの自立心や責任感にもつながり、将来にも役立つ経験となるはずです。
お花見
春といえばお花見です。お弁当を持って家族みんなでお花見をするのは楽しいものです。公園なら、思いっきり体を動かすこともできます。
お花見の時期は寒いこともあるため、風邪などひかないよう、防寒対策をしたうえで楽しめるとよいでしょう。
家で料理やお菓子作り
子どもと一緒に料理をしたりお菓子を作ったりするのもおすすめです。餃子を包んだりハンバーグをこねたりする作業なら、低学年でもできます。中学年以上なら、包丁や火を扱うことにチャレンジしてもよいでしょう。料理やお菓子作りは、作業自体がイベントになるうえ、食育の機会にもなります。
その他にも、映画鑑賞、動物園、水族館、職業体験、工場見学など、さまざまな楽しみ方があります。
勉強、遊び、特別な体験などをして、春休みを有意義に過ごせるとよいでしょう。
前の学年の復習や苦手科目が気になるという場合は、学習教室を検討されてはいかがでしょうか。その際には、経験豊富な先生が一人一人に合わせた学習を提案し、適切に学習のサポートを行う学研教室をぜひご利用ください。