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2024年2月5日

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「小学校の入学式」の流れとは 持ち物やマナーを知り、当日を安心して迎えるために

小学校の入学式は、子どもにとって大きな節目となる大切なイベントです。入学式がどのような流れで行われるのか、また、当日の持ち物やマナーを知りたいと思う方もいることでしょう。入学式の流れと必要な持ち物、さらに、適切なマナーについて解説していきます。

小学校の入学式 受付から解散までの一般的な流れ

小学校の入学式 受付から解散までの一般的な流れ

小学校の入学式は、多くの場合4月の第1週から第2週に行われます。当日の流れを確認しておきましょう。

受付で「就学通知書」などを渡す

子どもと一緒に登校し、受付で自治体から送られてきた就学通知書など、本人確認のための証明書を提出します。
記念写真を撮りたい場合は、少し早めに登校するのがおすすめです。撮影場所が混み合うことも多いので、状況を見ながら開始時刻に遅れないよう気をつけましょう。

保護者は会場へ移動

受付を済ませると、子どもは上級生に連れられて自分の教室へと向かいます。保護者はそのまま入学式の会場へ行って待機します。
中には、急に保護者と離れ離れになって不安を感じる子どももいます。受付を済ませたら離れ離れになること、上級生がエスコートしてくれるから心配しなくてよいことなどを、事前に話しておくと子どもも安心です。

子どもたちが入場

先生方や在校生代表、来賓が着席し、式の開始時刻になると、子どもたちが担任の先生に連れられて会場に入ってきます。大きな拍手で迎えましょう。

入学式の式次第

入学式は、一般的に次のような流れで進みます。

開式のことば
国歌斉唱
学校長のあいさつ
来賓の紹介
PTA会長のあいさつ
在校生からのメッセージや歌など
担任の先生の紹介
祝電の紹介
校歌斉唱
閉式のことば

その他、入学する子どもの名前を一人一人読み上げる学校もあります。その場で返事をする可能性があることを、子どもに伝えておくとよいでしょう。

集合写真の撮影

閉式後、学年全体やクラスごとに集合写真を撮る場合もあります。後々残る写真なので、余裕があれば子どもの服装が乱れていないか、撮影前にチェックできるとよいですね。

各教室へ移動して先生の説明を聞く

式のあとには、保護者・子どもともに各教室へと移動します。先生の自己紹介やあいさつのあと、机の上に置かれたお道具箱や教科書、書類などの説明、また、これからの生活についてのお話などがあります。先生は、子どもに向けてわかりやすいように説明してくれますが、子どもが聞きもらすことも大いにあります。保護者もしっかり説明を聞いておきましょう。

解散

担任の先生からの説明が終わると解散です。式の前に写真が撮れなかったときは、少し残って写真撮影をしても問題ない学校が多いようです。

入学式で必要な持ち物は、事前にしっかりチェックしておく

算数のノート

入学式で必要な持ち物は、事前に配布される入学案内に記載されています。忘れ物がないよう、よく確認しておきましょう。一般的には、次のようなものが必要とされています。

子どもの持ち物

・上履きと上履き入れ
・筆記用具
・ハンカチ
・ティッシュ
・指示がある場合はランドセル

保護者の持ち物

・就学通知書(入学通知書)
・室内履き(上履き、スリッパなど)とそれを入れる袋
・教材や書類などを持ち帰るためのサブバッグ
・筆記用具
・撮影用の機器

その他あると便利な持ち物

・飲み物
小学校には自動販売機がないことが多いため、保護者用に飲み物を持参するのがおすすめです。
・撮影用の三脚
家族や友人と一緒に写真を撮るときや、動画を長く回したいときなどに便利です。小学校によっては持ち込みNGの場合もありますので、事前の配布プリントなどで確認しましょう。
・ひざ掛けやカイロ
地域や天候によって、会場の体育館などが寒いこともあります。準備しておくと安心です。
・音の出ないおもちゃ
年下のきょうだいを連れていくときには、途中で飽きないよう音の出ないおもちゃなどを持っていくとよいでしょう。
・ミニタオル
入学式での子どもの姿を見て、涙してしまう保護者も多いものです。また、汗をかいたり下の子のお世話をしたりする際にもミニタオルがあると重宝します。

他の人の迷惑にならないよう、入学式で守っておきたいマナー

他の人の迷惑にならないよう、入学式で守っておきたいマナー

入学式はそれぞれの家庭にとって特別な日といえます。誰もが気持ちよく祝えるよう、入学式で気をつけておきたいマナーについて解説します。

撮影の際は周囲の様子を確認する

子どもの晴れ姿を撮影したい気持ちはわかりますが、他の人の迷惑になったり式の進行をさまたげたりするのはマナー違反です。撮影の際には周囲の邪魔になっていないか、わが子に夢中になって迷惑をかけていないか気を配りましょう。
学校によっては撮影の場所が決められていたり、入退場のときのみ撮影OKにしていたりと、ルールを設けているところもあります。ルールを守って撮影するようにしましょう。

スマートフォンはマナーモードに

式が始まる前に、スマートフォンやスマートウォッチなど、音の出る電子機器をマナーモードに設定しておくか、電源を切っておくことが大切です。静かな会場で音が鳴り響くと、雰囲気が台無しになってしまいます。始まる前に必ずチェックしておきましょう。

おしゃべりは式が終わってから

式の最中は、おしゃべりをしないようにしましょう。家族や友達同士で感想を言い合いたい気持ちもわかりますが、それをうるさいと感じる人もいます。また、校長先生や来賓の話などは、静かに聞くことがマナーです。

年下のきょうだいにも配慮する

年下のきょうだいを連れていく場合は、子どもが退屈しないよう配慮することも大切です。子どもがぐずったり騒いだりするのはある程度仕方のないことですが、それを当たり前と考えて放置するのはよくありません。式の間、静かにできる工夫をして連れていきましょう。

子どもに声をかけない

入場や退場の際、わが子の姿を見つけると声をかけたくなるかもしれません。しかし、声をかけられると子どもは集中力が途切れ、列を乱してしまったり保護者に駆け寄ってしまったりする可能性もあります。声はかけず、がんばっている子どもの姿を見守りましょう

子どもの人生にとって、大切な1ページとなる小学校の入学式。当日の流れを把握したうえで正しくマナーを守り、心に残る式を迎えられるとよいですね。

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