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2024年2月17日

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災害時に子どもを守る「防災グッズ」 年齢別に準備しておきたいグッズも合わせてご紹介

近年、大きな災害に見舞われている日本。いつどのような災害が発生するかは誰にもわかりません。特に子どもは危険な状況に巻き込まれやすい可能性があり、十分な備えが必要です。子どもを災害から守るために、準備しておくとよい防災グッズについて解説します。

子どものいる家庭で防災グッズを準備する意味とは

災害時に子どもを守る「防災グッズ」 年齢別に準備しておきたいグッズも合わせてご紹介

まずは、子どものために防災グッズを準備しておく意味について、考えてみましょう。

災害は突然やってくる

社会がいくら発展したとはいえ、地震、津波、洪水、台風など、自然の大きな力に人間はかないません。災害はいつどこでやってくるかわからないからです。そのため防災グッズを準備して、突然の災害に備えられるようにしておくことは、とても重要なことといえます。

子どもは体が小さく体力もない

大人よりも体が小さく体力もない子どもは、災害に巻き込まれやすいといえます。また、長引く避難生活で、心身の健康に影響が出てしまう可能性もあるでしょう。十分な備えをしておくことで、非常事態にも安心して過ごすことができるはずです。

防災グッズで命を守れる

防災グッズを準備しておくと、災害があったとき、とっさに身を守ることができます。たとえば、地震の際、手近なところに防災ずきんやヘルメットがあれば、素早くかぶって頭を保護することができるでしょう。

子どものために防災グッズを選ぶとき、気をつけておきたいポイント

子どものために防災グッズを選ぶとき、気をつけておきたいポイント

防災グッズを選ぶ際は、大人が使うことだけを想定するのではなく、子どもにも配慮することが大切です。

食べ物は子どもの好みも考える

非常食といえば乾パンが思い浮かびますが、硬い乾パンは子どもにとって食べやすいものとはいえません。準備する食料の中には、普段子どもが食べている子ども用のお菓子や、レトルト食品などを入れておくのがおすすめです。乳幼児がいる場合は、粉ミルクや離乳食も必要です。食べ慣れているという観点で、普段母乳のみや手作りの離乳食の方は注意が必要なことがあります。

子どもの好きなデザインやキャラクターもの

たとえば、同じレトルトカレーでも、災害用のシンプルなデザインよりも好きなキャラクターの絵が描かれているものの方が、子どもは「食べたい」と思うものです。子どもの好きなデザインやキャラクターは、非日常の生活をしなければならないところでは、ストレスを和らげる効果があるものです。

避難所で遊べるものを入れる

災害が起きてすぐは命を守ることで精いっぱいですが、その後、避難所での生活が長引くこともあります。子どもが避難所での生活に飽きないよう、おもちゃや絵本、ゲームなどを入れておくのもおすすめです。

防災グッズはリュックにまとめる

防災グッズを持ち歩くときに両手が使えるよう、リュックにまとめておくのがおすすめです。子どもがリュックを背負える場合は、子ども用の防災リュックも準備しましょう。

子どものいる家庭で役立つ防災グッズ 基本的に必要なもの

子どものいる家庭で役立つ防災グッズ 基本的に必要なもの

基本的に準備しておきたい防災グッズについてまとめます。

飲み水や非常食

生きるために最低限必要な飲み水や非常食は必須です。
飲み水は、1人1日3リットルが必要といわれているので、日ごろから家庭で準備しておきましょう。非常用持ち出し袋に入れる場合はあまり重いと持ち運べないので、1人につき、500ミリリットルのペットボトルを3本ほど入れておくのが目安です。
非常食は、家族が2~3日過ごせるほどの分量を用意しておくとよいでしょう。

救急セットや薬

災害でけがをする可能性もあるので、救急セットも必ず入れておきます。普段から薬を飲んでいる場合は、常備薬も忘れずに入れておきましょう。

懐中電灯

夜間に避難することもあるため、懐中電灯も必要です。スマートフォンのライトでもよいのですが、充電が切れてしまうこともあるため懐中電灯があると安心です。

防災ずきん・ヘルメット

頭にけがをすると命にかかわることもあります。頭を守るために、防災ずきんやヘルメットも準備しておきましょう。

着替え

避難所に寝泊まりする可能性もあるので、着替えを2~3日分入れておくと安心です。

防寒具や使い捨てカイロ

一般的に、避難所は体育館など広いスペースを使うことが多く、寒い場合もあるので防寒具やカイロも入れておきましょう。

ウェットティッシュ・除菌ジェル

災害時には水が使えなくなることもあります。手を洗えないときのため、ウェットティッシュや除菌ジェルがあると便利です。

ビニール袋

ゴミを捨てたり、荷物を小分けにしたりするときなどに役立ちます。大・中・小などサイズ違いのものと、ファスナーのついた保存用袋があると便利です。

簡易トイレやおむつ

水が使えない場合や、避難所でトイレの数が少ないときなどに、準備しておくと安心です。

子どもの成長段階にあわせて必要になる防災グッズ

子どもの年齢によっても、準備する防災グッズは違ってきます。基本の防災グッズに加えて、それぞれの段階で用意しておくとよいものをご紹介します。

0~1歳

おむつ
おしりふき
おむつを捨てる袋(防臭加工のしてあるもの)
肌着、着替え
離乳食

2~3歳

おむつ
おしりふき
おむつを捨てる袋(防臭加工のしてあるもの)
肌着、着替え
絵本・ぬり絵などのおもちゃ

4~9歳

好きなおやつ
1人で楽しめる絵本・本・マンガなど
友達と遊べるゲームなど

10~12歳

好きなおやつ
本・勉強道具など
生理用品(女子)

防災への意識を高め、定期的に防災グッズの中身を点検する

災害はいつ発生するかわかりません。防災のため、普段からできることについてまとめます。

日ごろから防災について話をしておく

子どもだけでいるときに、災害が起こる可能性もあります。いざというとき、どのような対応をしたらよいのかなど、日ごろから話しておくことが大切です。また、避難所の場所の確認、家族と連絡がとれなくなったときの対処の方法、防災グッズの保管場所など、家族でよく話し合い確認しておきましょう。

時期を決めて防災グッズの点検をする

飲み水や非常食には、消費期限や賞味期限があります。また、懐中電灯の電池が切れていることもあるかもしれません。
必要なときに利用できない、ということがないよう防災グッズは定期的に点検することが大切です。

近年、社会的にも防災意識が高まり、企業や商業施設でも防災グッズを常備しているところが増えてきました。学研教室でも、いざというときのため、お子さまの安全確保に配慮した環境作りを整えています。学習塾をお考えの際は、学研教室をぜひご活用ください。

学研教室をこの機会にぜひ、体験してください

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