2025年1月17日
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小学生の将来の夢 人気があるのはどんな仕事? 子どもの夢を応援するためにできることとは
近年YouTuberなど新しい職業が登場し、子どもの将来の夢も以前とは異なるようになってきました。最近の小学生に人気の将来の夢には、どのようなものがあるのでしょうか。また、子どもの夢を応援するために、保護者ができることについてもご紹介します。
小学生があこがれる人気の職業は、スポーツ選手から会社員までさまざま

まずは、以下の統計から小学生に人気の将来の夢をご紹介しましょう。
「【小学生がなりたい職業】1位は4年連続「ユーチューバー」」ベネッセ教育情報
https://benesse.jp/shinro_shokugyo/202212/20221201-1.html
「2024年版 小学6年生の「将来就きたい職業」」株式会社クラレ.
https://www.kuraray.co.jp/news/2024/240704
スポーツ選手
男女ともに人気が高いのは、スポーツ選手です。野球、サッカー、バスケットボール、柔道など、さまざまなスポーツの選手を目指す子どもがいます。習い事で取り組んだり、選手がオリンピックやプロリーグなどで活躍する姿にあこがれて、将来の夢へとつながります。
マンガ家・イラストレーター
得意な絵を描くことを生かしてマンガ家やイラストレーターを目指す子どももいます。日本のマンガやアニメは世界的にも人気があり、好きな世界で働けることは大きな魅力といえるでしょう。
YouTuber
YouTubeにはさまざまなコンテンツがあり、日々子どもたちを楽しませてくれる身近な存在といえます。一般の中高生でも一躍人気者になれる可能性があり、YouTuberには「自分にもできるかも」と身近に感じられるところがあるのでしょう。また、ゲーム配信など、好きなことを仕事にできるのも魅力です。動画配信も、スマートフォン一つでもできる時代になったため、始めるためのハードルが低く感じられるところもあります。
ゲームクリエイター
ゲームが好きな子どもの中には、いつか自分も人を楽しませるゲームを作りたいと考える子どももいます。ゲームクリエイターの中には、シナリオライター、デザイナー、プログラマーなど、さまざまな職種があります。
タレント・歌手・モデルなどの芸能人
見ていて楽しそう、おもしろそう、かわいい、かっこいいと感じさせてくれるのが芸能人です。テレビやインターネットで活躍するタレントや歌手、モデルなどは、子どもたちのあこがれです。SNSの流行により、インフルエンサーにあこがれる子どももいるようです。
保育士・幼稚園や学校の先生
子どもたちが、日常的に接してきた保育士・幼稚園や学校の先生の姿は、成長途中の子どもに大きな影響を与えます。年下の子の面倒を見るのが好きな子どもは保育士や幼稚園の先生に、また、学校の先生が自分の知識をもとに、さまざまなことを教えてくれる姿にあこがれることもあるのでしょう。
医師・看護師・薬剤師
子どものうちは医療機関を受診する機会が多く、医師・看護師・薬剤師などの医療従事者に接する機会も多いものです。自分が体調不良のときに優しくしてもらったり、治療のおかげで体調が回復したりすると、自分もそんな仕事がしたいという志が芽生えるのかもしれません。また、医療系のドラマや映画を見て、あこがれるというケースもあります。
パティシエ・ケーキ屋・パン屋
子どもは、華やかに飾られたケーキ、おいしいお菓子やパンなどが大好きです。そんなケーキやパンを作ったり売ったりすることにあこがれる子どももいます。時代を問わず、人気の職業といえます。
会社員・公務員
保護者が会社員の場合、将来の生活がイメージしやすいものです。また、経済的な安定を目指すという意味で、公務員を希望する子どももいます。
同じ公務員でも、警察官や消防官など安全を守る仕事にあこがれる子どもは、男の子に多く見られるようです。
子どもの夢を応援するために、家庭でサポートできること

子どもの夢を応援するために、保護者はどのような形でサポートしたらよいのでしょうか。
どのような夢であっても否定しない
子どもが将来なりたい夢を見つけたとき、なじみのないものや一見無謀なものだったとしても、否定しないことが大切です。「そんなの無理」「できるわけないでしょ」などと言うと、子どもはせっかく見つけた将来の夢に希望を持てなくなってしまいます。大人の目から見てとても無理だと感じても、生きていく中では何があるかわかりません。
また、子どもの言うことを否定していると「保護者に話しても無駄だ」と感じて、話をしてくれなくなることもあり、注意が必要です。
さまざまな経験をさせる
子どもには、できるだけたくさんの経験をさせるのがおすすめです。多くの経験の中から、自分の好きなことや得意なことを見つけられるからです。キャンプや山登りなどの自然体験、子ども向けのイベント、地域のお祭り、旅行など、さまざまな体験が子どもの刺激となります。
保護者が張り切り過ぎない
子どもの夢を応援したくて、ついつい保護者が張り切り過ぎてしまうケースも見られます。ただ、保護者が張り切り過ぎると子どもがプレッシャーを感じることもあります。また、先回りして保護者が何でもやってしまうと、子どもの主体性を奪うことにもつながります。子どもの夢は子どものものです。保護者はあくまでサポートにとどめることを意識するとよいでしょう。
自己肯定感をはぐくむ
夢を実現するには、多少失敗をしてもそれを乗り越えてがんばり続ける力が必要です。そのためには、自分に自信を持つことが大切です。子どもの話を真剣に聞いて認める、他の子どもと比較しない、子どもの主体性を尊重するといったことを心がけ、自己肯定感をはぐくんでいきましょう。
子どもを励まし、温かく見守りながらその夢を応援する
子どもの将来は無限に広がっています。夢を見つけたときには、それに向かって日々どのような努力をしたらよいのか一緒に考え、サポートすることが大切です。どのような夢も、簡単に達成できるものではありません。子どもがあきらめそうになったときには、励ましたり温かく見守ったりしながら応援していけるとよいでしょう。
学研教室では、お子さまとの対話の中で、夢に向かって挑戦し続けるための自己肯定感をはぐくんでいきます。お子さまの夢を応援する一助として、学研教室をぜひご活用ください。