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2025年3月28日

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子どもとの信頼関係を築くには? 信頼関係の大切さと家庭で心がけたいポイントとは

家庭の中でしっかり信頼関係ができている子どもは、社会に出てからも周囲とスムーズな人間関係を築きやすい傾向にあります。今回は、子どもとの信頼関係を築くため、家庭で心がけておきたいポイントについてご紹介していきます。

信頼関係ができていないと、子どもの成長にも影響が生じる

信頼関係ができていないと、子どもの成長にも影響が生じる

子どもは保護者の言動に敏感で、ちょっとしたことで保護者を信頼できなくなってしまうことがあります。信頼関係ができていないと、どのようなことが生じやすいのか見ていきましょう。

孤独を感じやすい

保護者のことを信頼できないと、子どもは寂しさや孤独を感じやすくなります。孤独感は不安な気持ちを高め、日々の生活や学校での活動に影響が現れてしまうこともあります。

子どもが愛情不足を感じる

子どもは保護者の愛情に包まれることで気持ちが安定し、健やかに成長していくことができます。しかし、信頼関係が築けていないと「自分は愛されていない」と感じ、精神的に不安定になってしまいます。

子どもの自己肯定感が下がる

保護者の愛情が感じられないと、子どもは「愛されていない自分には価値がない」と思ってしまいます。すると、何ごとに対しても自信を持って取り組むことが難しくなり、徐々に自己肯定感が下がってしまう可能性が高まります。

困ったとき保護者に助けを求められない

信頼関係ができていないと、何か困ったことが起きても保護者に助けを求めることができないでしょう。「どうせ自分の話は聞いてもらえないだろう」「助けてもらえないだろう」と考えて、1人で悩みを抱え込んでしまいます。家庭の中で助けが求められない子どもは、学校の先生など外の人にも相談しづらい傾向があります。

子どもとの信頼関係を築くポイント6選

子どもとの信頼関係を築くポイント6選

子どもと信頼関係を築いていくためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。そのポイントをまとめます。

子どもの話をきちんと聞く

自分の話をしっかり聞いてもらえると、相手のことを信頼する気持ちになるものです。子どもが何か話をしてきたときには、きちんと聞く姿勢を持つようにしましょう。家事をしながらやスマートフォンを見ながらではなく、子どもの目を見てしっかり聞くことが大切です。どうしても手が離せないときは「少し待ってね」や「これが終わるまで待ってね」と声をかけ、必ず時間をとるようにするとよいでしょう。

まずは子どもの気持ちに寄り添う

子どもの話を聞いていると「それはちょっと違うな」「考え方が間違っているな」などと感じることもあるものです。ただ、まずは子どもの気持ちに寄り添うことを心がけるとよいでしょう。大人でも、何か相談したときにいきなり「あなたの方が間違っている」と言われたら、相手を信頼したくなくなるのではないでしょうか。子どもが怒りや悔しさなどを感じているときには「嫌だったんだね」と、その気持ちを受け止めてから話を聞くことが大切です。

きちんと「ことば」にして伝える

毎日一緒にいると、言わなくてもわかるだろうと思うかもしれません。しかし、発達途中の子どもには、暗黙の了解が伝わりにくく、誤解から不信感が生じてしまうこともあります。伝えたいことはきちんとことばにして伝えると、誤解を生むことが減り、信頼関係が深まります。

がんばっていることを褒める

子どもが取り組んでいることについて、がんばっていたことや努力していたことを褒めるようにしましょう。結果だけではなく、がんばっている自分を見てくれていることがわかると、子どもは保護者の愛情を感じ、より信頼感が高まります。

日々のあいさつを大切にする

「おはよう」「いってきます」「おかえりなさい」「おやすみなさい」など、日々のあいさつを大切にしましょう。黙ったまま出かけたり帰ってきても無関心でいたりすると、「不機嫌なのかな」「何か怒っているのかな」などと考えてしまうものです。あいさつをするだけでお互いの存在を身近に感じることができ、何かあったときも気軽に相談しやすくなります。

「ありがとう」「ごめんね」を言う

子どもに対して「ありがとう」「ごめんね」を言わない大人は意外と多いものです。子どものすることに対して「やって当たり前」と思ってしまうと、なかなか「ありがとう」ということばは出てこないでしょう。また、子どもに対して「ごめんね」というのは、プライドが許さないと考える人もいるようです。しかし、きちんとお礼を言う、間違えたときは素直に謝るという大人には、子どもも信頼を寄せるものです。

丁寧なコミュニケーションを心がけながら、子どもとの信頼関係を築いていく

子どもとの信頼関係ができていると、きつく叱らなければならないことがあっても、元通り仲のよい関係に戻りやすいものです。子どもが成長していくうえでも社会生活をおくるうえでも、信頼関係が築けていることはとても大切なことといえます。子どもの気持ちを想像しながら丁寧なコミュニケーションを心がけ、信頼関係を構築していけるとよいでしょう。

学研教室では、信頼できる先生との関わりの中で、お子さまの自己肯定感を高めるサポートを行っています。お子さまの非認知能力を高めたいとお考えの際は、学研教室をご活用ください。

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